モデル・高山 都さんは“はっとする青”のうつわを集めています。
うつわも洋服みたいに着回したい!
「SML」で民藝に魅せられて以来、気に入った窯元や作家のうつわを集めてきたモデルの高山さん。その料理とうつわの組み合わせは、インスタグラムでも評判です。高山さんがうつわを選ぶルールは「盛る料理が3品以上イメージできる」「同じ形は色違いで対で購入する」こと。
関連記事:モデル・高山都さんも鬼買いした、おしゃれすぎるうつわ【美濃焼】って?

【目が覚めるような沖縄の青】 妹の沖縄みやげをきっかけにハマったという〝大嶺工房〟のペルシャブルーのうつわ。やちむんの巨匠らがつくる美しいオーバル皿は、豆皿とともに色違いで珊瑚色も購入。青と白の模様がきれいな豆皿は〝宮城陶器〟のもの。
「うつわもまるで洋服を着回すように使いたいし、その日の気分で選びたいから、色違いで買うんです。ペアでもバラバラでも使えるので、お得感があります!」
よく使ううつわに白はなく、グレーや茶、ベージュがほとんど。その中にアクセントで〝青〞をコーディネート、というのが、高山さん流。

【記念すべき、はじまりのうつわ!】「SML」の山陰展で出合った島根〝森山窯〟の器。味のある青にひと目惚れして「初めてうつわを爆買い!」。料理を選ばないので日々活躍中。
「青は食材に唯一ない色。青が少し入ると華やぐし、テーブルの茶色とも相性がいい。そういう色合わせも楽しくて」
気分を変えたいときは〝アラビア〞や〝マリメッコ〞のヴィンテージが登場。こうしたうつわも、ベーシックカラーを選ぶそう。

【食卓のメインを引き立てる名脇役】エッジの利いた鉢は久保田由貴さんのもの。大胆な色が気に入って購入。パクチーサラダやうどんに。ブロンズ釉の豆皿は小澤基晴さん。おひたしや和菓子にも。
「料理がカラフルなので、印象がファンシーにならないようにしたくて。いいうつわがあると料理が楽しくなるし、暮らしはもっと楽しくなる。もう、うつわさまさまです 」

【暖色と寒色。ペアでも、バラでも】自然の表情を映したようなボーダー柄が印象的なカップは佐々木康弘さんのもの。コーヒーカップにもスープカップにもなる。「SML」で購入。
モデル
高山 都さん
1982年大阪生まれ。ビューティモデル、女優として幅広く活動。趣味はランニングと料理。「#みやれゴハン」としてインスタグラムで紹介するうつわ使いも人気。著書に『高山都の美食姿』(双葉社)。
この特集のきっかけは…
本誌5月号より。「手抜きごはんも買ってきたおかずも、好きなうつわに盛れば気分が上がる!」という女性たちの声がきっかけに。
【「平日は”考えない晩ご飯”」関連記事】
フライパンひとつで〝○○するだけ〟のだけだけ簡単レシピ【考えない晩ごはん1】
フライパンひとつで〝○○するだけ〟のだけだけ簡単レシピ【考えない晩ごはん2】
〝チンするだけ〟のだけだけ簡単レシピ【考えない晩ごはん3】
チンするだけで“無限ピーマン!”“あんきモッツァレラ!”だけだけ簡単レシピ【考えない晩ごはん4】
のせるだけ!かけるだけ!混ぜるだけ!の〝ちょい足し極旨〟レシピ その1【考えない晩ごはん5】
のせるだけ!かけるだけ!混ぜるだけ!の〝ちょい足し極旨〟レシピ その2【考えない晩ごはん6】
Domani10月号「お気に入りの「うつわ」がある暮らし」より
撮影/sono(bean) レイアウト/mashroom design 構成/松田亜子