スロースタートを切った、私の保活エピソード
早い人は妊娠がわかったらすぐ始める、保育園探し=保活。保活激戦区在住なのに、産後半年以上経ってから、超スロースタートを切った保活について記します。
産休・育休取得者の前例がなかった設計事務所勤務の私。社会保険や年金、手当の請求書類など、すべて自分で調べて申請するのは大変でしたが、産後は頭がボーっとする!という先輩ママからのアドバイスを元に、産後に記入する書類にはすべて付箋で注意書きをつけて準備し、無事産休に入りました。育休は0歳の4月での保育園入園は申請せずにひとまず1年とり、待機児童が多い激戦区なので、入園待機になってしまったら育休延長しよう、そう思っていたのですが…これが甘すぎる考えでした。
まずは役所に保育園申し込みに関する話を聞きに行き、書類をいただきました。そこで区役所の方からお聞きしたポイントは、激戦区なのでとにかくたくさんの園に希望を出す人がいるが、入園内定したら確実に入園したいと思える園にだけ希望を出してほしい、内定辞退した場合、マイナス点がついてしまうため再度の内定が難しくなる、ということ。それを踏まえて、家から徒歩2分の公立園、徒歩30秒の私立園、駅前の私立園を見学し、希望順位を決めました。
各園でもらった資料は、クリアポケットファイルで整理。
ところが、見学を始めた時には1人か2人程度は空きがあった園も、息子が1歳を迎え入園する頃には定員が埋まってしまい、学年が上がる時にも定員が増えるわけではないため、0歳の子が持ち上がりで進級し、追加の募集はないとのことでした。
希望した園は国際教育に力を入れていたり、園舎が明るく綺麗だったりと、人気の園ばかりだったので、そもそも0歳の4月以降での入園はほぼ難しいというのが現実だったのです。ということは、1歳ぎりぎりまで子供と過ごしたいけど保育園もなるべく希望の園に入れたい!という場合は、4月か5月生まれでないと無理。9月という思いきり年度途中生まれにも関わらず、1歳までは息子と過ごそう、保育園は入れたらでいいやと楽観的に考えていた、いやむしろ何も考えていなかった私の保活はここで一旦つまづいてしまいました。
この時点で浮かんだ選択肢は、
1:育休延長して希望の園に入れるまで待機する(ずっと入れないままの可能性大)
2: 妥協して他の園を希望して仕事復帰する(かといって空いている園はあるのか)
どうなる保育園、どうなる仕事復帰。
保活のモチベーションを上げるため、園で着せたい洋服を買い足しました。
最終的にどんな園に決めたのか、次回に続きます。 (保育関連の制度は自治体により大きく異なるため、ここでは私の経験を記しています。保育園申し込み、仕事復帰に関しては自治体やご自身の勤務先の制度をよくご確認ください)
Domanist
石井ゆか
双子の妹をもち、染めたことのない黒髪ロングヘアがトレードマーク。美大を卒業後、ハウスメーカーに就職、その後設計事務所に勤める。ママが少ない建設業界にワーママを増やすことが目標。
IG:https://www.instagram.com/yucca_0908/