【目次】
・収納場所別の考え方やアイデア
・タオルのたたみ方
・収納方法を考えましょう
・100均や無印アイテムの活用
・DIYのアイデア
収納場所別の考え方やアイデア
タオルをどこに収納すると効率が良いのかをイメージすると、洗濯機や洗面所の周りにあると使い勝手が格段にアップします。バスタオルやフェイスタオルをスッキリきれいに収納する方法を見ていきましょう。

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洗濯機横のスペース活用
かさばるタオルをスッキリ収納するには、まずは洗濯機横のデッドスペースを活用するのがおすすめです。洗濯機横の細いスペースには、スリムなラックやシェルフを設置しましょう。
棚の数が多くなるということは、棚別にフェイスタオルやバスタオルを分けて収納しやすいというメリットにもつながります。加えて、洗濯機周りは横方向だけでなく縦方向にもデッドスペースが生まれやすいことにも注目しましょう。

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洗濯機の幅と高さに合わせたランドリーラックを設置すれば、上部にタオルや洗剤を収納できるスペースが生まれます。これは、横方向のスペースが狭くてラックやシェルフを直置きできない場合にもおすすめの収納方法です。少し幅広なタイプのものを選んで、洗濯機が揺れても脚に触れないように設置するのがおすすめです。
洗面所周りに有効なアイデア
洗面所周りはスペースが狭く、収納を考えにくいエリアですよね。もし、横方向に余裕があるなら、洗濯機周りと同じくラックやシェルフを設置しましょう。

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縦方向は鏡がない壁側にランドリーメッシュラックや浴室用の突っ張りラックを設置するのがおすすめです。これはスペースの広さにかかわらずに収納スペースを確保できる方法で、フェイスタオルや手洗い用のタオルをかけておくためにも便利に使えます。
「ラックやシェルフは設置できないけれど収納スペースをもう少し確保したい」という場合には、床置きのバスケットやフラップボックスがおすすめです。バスケットは上方向のカバーがないものが一般的ですが、フラップボックスなら蓋を開閉できて衛生的に使えます。
タオルのたたみ方
「ハンドタオルは小さくて整理しにくいし、バスタオルは大きくて目立つし置き場に困る」という悩みはないでしょうか。タオルはたたみ方を変えることでスッキリまとめられます。
どのようなタオルも収納しやすい「くるくる丸める」方法と、タオルの端を見せずにきれいにたためる「フレンチ折り」について見ていきましょう。

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くるくる丸めてたたんじゃう
タオルは二つ折りや三つ折りでの収納もできますが、たたむ手間をかけたくない場合もあります。そんなときには、くるくる丸めて収納するのがおすすめです。
たたむとタオルに折り目をつけたり潰したりして、タオルのフワフワ感がなくなって寿命も縮んでしまいます。くるっと丸めるだけで、いつでもフワフワなタオルが使える便利なアイデアです。

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小さなハンドタオルなら折らずにそのままくるくる、フェイスタオルなら二つ折りにして、バスタオルなら三つ折りにしてくるくる丸めましょう。
丸めて収納しておくと、色違いのタオルの見分けがつきやすく、取り出すときにも他のタオルを崩しにくいというメリットもあります。
フレンチ折りってご存知ですか?
タオルの端を見せずにきれいにたためる「フレンチ折り」に挑戦してみてはいかがでしょうか。普通の二つ折りや三つ折りでは、どうしてもタオルの端がどこかに見えてしまって、スッキリ感がでないかもしれません。

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フレンチ折りは、まず裏面を上にして短い方の辺を3分の1だけ折り、反対側も折り重ねて、細長い状態にします。次に両端から半分ずつたたんで、最後にパタンと閉じます。これでどこから見ても表面で、どこにも端が見えないタオルの完成です。
ホテルのタオルによく見られるたたみ方で、「ホテル折り」とも呼ばれます。スッキリきれいにたためるだけでなく、出先でフェイスタオルを部分的に使っていきたいときにもおすすめです。
サイズを統一しておくと楽ちん
タオルはたたんでしまうとサイズがわかりにくくなるアイテムです。開いてみて思っていたサイズ感ではなかったという経験はないでしょうか。たくさんのタオルを揃えていくほど、サイズを考えた収納が大切になってきます。
タオルを収納するときには、棚ごとやラックごとに、サイズを統一して収納するのがおすすめです。フェイスタオルやハンドタオルは、サッと取り出しやすいように収納スペースを区別しておきましょう。

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タオルのサイズを統一しておくと、見た目がきれいになるというメリットもあります。使いやすさだけでなく、インテリアの一部にもなるような収納を心がけましょう。
収納方法を考えましょう
タオルを普通のたたみ方で重ねて収納すると、上に置いたものばかり使ってしまうことはないでしょうか。収納術には大きく分けて「隠す収納」と「見せる収納」の2種類があります。
タオルを隠して整理する「隠す収納」と、タオルのふわっとしたやわらかい印象をインテリアに活かす「見せる収納」について見ていきましょう。

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「隠してしまう」という発想
収納するタオルでインテリアを邪魔したくない、という場合には隠してしまうことがおすすめです。隠す収納というのは、扉や引き出し付きの収納アイテムのなかに収納物をしまっておく方法を指します。

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特に小さなハンドタオルではデザインの統一が難しいため、隠す収納が向いているといえるでしょう。引き出しのなかに仕分け用のボックスを収納して、くるっと丸めたハンドタオルを差し込んでおけば取り出すのも楽ちんです。
フェイスタオルやバスタオルも、色の統一が難しいならいっそ隠してしまいましょう。隠す収納では、扉や引き出しにタグをつけておくと開け閉めの回数を減らせます。ほこりやにおい、水はねからタオルをカバーしたいという点をみても隠す収納が向いています。
あえて「オープンにする」収納
フェイスタオルやバスタオルは、たたんでもふわっとボリュームがあるため、見せる収納に向いています。インテリアの一部としてタオルをアクセントに使うなら、隠さず見せる収納を考えてみましょう。

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ふわっとたたんで棚に収納するだけでも、タオルのボリューム感が際立ちます。ランドリーラックを設置するなら、洗濯機周りで自然とオープンにタオルを収納できます。
タオルの量が多いなら、部分的に隠すことを意識してみるのもおすすめです。また、洗濯機周りだけでなく壁際の棚にタオル収納スペースを作ることで、部屋のインテリアのアクセントになります。
100均や無印アイテムの活用
収納は「引き出し」を意識することで取り出しやすさが大きく変わります。100均や無印良品などのアイテムを活用して、丸めたタオルや収納ボックスを引き出すことを考えてみましょう。
100均アイテムの活用
100均のボックス型の収納アイテムを使うと、取り出しやすくコンパクトにタオルを収納できます。引き出しのなかに小さなボックスを複数収納して、くるっと丸めたハンドタオルを入れておけば、サッと取り出しやすい隠す収納の完成です。
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幅広のバスケットにフェイスタオルやバスタオルを入れておいて、高さのあるランドリーラックの上に収納するという方法もあります。

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扉付きの収納アイテムの中なら、取っ手付きのバスケットを活用すると便利です。バスケットに差し込むように収納することで高さを無駄にせず、バスケットごと引き出して目的のタオルをサッと取り出せます。
無印良品アイテムの活用
無印良品の収納アイテムは、持ち運びしやすいタオル収納を考えるときにおすすめです。
無印良品の「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス」や「やわらかポリエチレンケース・中」は、取っ手付きでボックスごと持ち運びしやすくなっています。タオルの繊維が引っかかりにくい素材感で、タオルの寿命を長くするという意味でもおすすめです。
取っ手付きの軽いボックスを使うと、洗濯してたたんで収納棚に戻すという流れがスムーズになります。無印良品のボックスはサイズ展開が豊富で、やわらかい印象でタオル収納を統一したいときにもおすすめです。
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ニトリアイテムの活用
ニトリの収納アイテムは、衣装ケースや突っ張り棒と相性のよい「吊り収納ボックス3点セット」がおすすめです。これは、ポールにマジックテープで吊るすタイプの収納棚と、引き出しにもなる収納ボックス2点のセットになっています。
衣装ケースを活用して隠す収納にしたり、デッドスペースになっている場所で見せる収納にしたりできるので、ひとつあれば便利な収納アイテムです。
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DIYのアイデア
タオル収納にもっとオリジナリティを出したい人のために、DIYのアイデアを紹介します。

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ウォールシェルフで収納ケースやかごを収納
板と棚受け金具を用意すれば、収納ケースに合わせた高さの棚がDIYできます。IKEAや100均などで手に入るアイテムでも、少し発想を変えてみるとさまざまなウォールシェルフのDIYが可能です。
たとえば、IKEAのディッシュスタンドを壁に取り付ければ、それだけでバスタオルを収納する棚のように使うことができます。棚にタオルを縦置きする収納方法もDIYで試してみましょう。棚の高さの中間あたりに突っ張り棒を通すだけで落ち止めができるので、くるっと丸めたタオルを差して縦置きできます。

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ワイヤーネットやトレイで壁掛けに
ウォールシェルフのDIYは少しハードルが高いという女性が多いかもしれません。ここで、100均のワイヤーネットやトレイを使った壁掛けを考えてみましょう。
たとえばワイヤーネットを2回折り曲げて、横から見たら「7」を逆さまにしたような形にすれば、カゴ状のワイヤーネットができます。背面と底面、折り返しの3面がある形状です。背面から折り返しまでをチェーンでつなげば、タオルを収納しても曲がらないカゴができます。
底が深めのトレイを額縁のように使うのも、簡単なDIYとしておすすめです。背面にリメイクシートを貼って、落ち止めのワイヤーを通せば、丸めたタオルの壁掛けボックスができます。
可動タイプの収納棚もおすすめ
壁に備え付けのシェルフだけでなく、可動タイプのものもDIYできます。簡単な方法としては、木製のシェルフの底の四隅にキャスターを取り付けるだけで、動かせる収納棚の完成です。
キャスター付きのワゴンに、取り出しやすい取っ手付きの収納ボックスを置くのもよいでしょう。無印良品のユニットシェルフは、シンプルな引き出し付きの収納棚としておすすめです。
引き出しは、100均の木箱やワイヤーボックスに取っ手をつけてDIYもできます。収納スペースを有効活用した、見た目にも楽しいタオル収納を考えてみましょう。
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