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WOMENその後の女妻母たちアフターストーリー

2019.12.09

子どもの“やり抜く力”は、親が自分の人生を頑張る姿から引き出される【ワーキングマザーの仕事術】

何かに迷ったとき、指針となったり心に栄養を与えてくれるのは一冊の本。教育事業を扱う(株)FCEエデュケーション・グローバルアカデミー事業部部長の松本真実さんの“もち前の負けず嫌い”を触発したのは、アンジェラ・ダックワースの『やり抜く力 GRIT』でした。

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私の負けず嫌いを磨いてくれた啓発本

「うちの会社には、社員全員で課題図書を読む習慣があるんです。その一環として、アンジェラ・ダックワースの『やり抜く力 GRIT―人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』(ダイヤモンド社)を読んだことがありました。

やり抜く力とはいったい何か。どうすれば身につくのかが書かれていて、ものごとを最後までやりきることの大切さを再認識しました。

特にガツンときたのは下記の一節です。

もしあなたが自分の子どもの「やり抜く力」を引き出したいなら、まず、「自分が人生の目標に対してどれくらいの情熱と粘り強さをもって取り組んでいるか」、つぎに、「子どもが自分を手本にしたくなるような育て方をしていると思うか」、考えてみよう。もし前者の質問に対する答えが「大きな情熱と粘り強さをもっている」、後者に対する答えが「とてもそう思う」であれば、あなたはすでに「やり抜く力」を伸ばす育て方をしている証拠だ。(Angela Duckworth (2016) 『やり抜く力 GRIT―人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』(ダイヤモンド社)より)

大人が目標達成に向けて努力する姿を子どもに見せることによって、子どものやり抜く力が醸成される可能性があることが示唆されています。

私は子どものころから一度始めたら最後までやり抜くタイプで、そのことに自信をもっていました。でも、言われてみれば私にも本に書かれたような記憶がありました。自分の“やり抜く力”は実は両親が与えてくれたギフトだったのだと、改めて感謝の気持ちがこみあげてきたのです。

振り返ればこれまで任されたり自分で手を上げたプロジェクトには全力を尽くしてきました。東京インターナショナルスクール 勝ちどきキンダーガーテン・アフタースクールの立ち上げ時も、入園者の説明会から外国人教師の採用まですべて自分でやりとげた経験が大きな財産となっています。

プライベートでも、子どもとのキャンプや旅行の予定を守るためにとにかく全力でやり抜きます。週末のスケジュールはかなり先までパンパンですが、週末が終わるたびに“よし、今週もやり抜いた”と自分で自分をほめながらヘロヘロになって寝てしまいます(笑)。

この本を読んだおかげでもちまえの“始めたらやり抜かずにはいられない性分”がより強く意識されて、負けず嫌いに磨きをかけてくれたような気がしています。私が情熱をもって仕事や家庭に向き合う姿が、子どもたちの“やり抜く力”を育んでくれる。そう信じて、この先もGRIT(やり抜く力)を発揮していきたいですね」(松本さん)

「“子ども時代のほめられ方が一生を左右する”“フィードバックで意欲が激変する”という内容も強く印象に残りました。子どもたちに“自信”と“支援”を与えられるように、またこちらの“期待”が伝わるように、成長志向を伸ばすような表現でフィードバックすることを心がけています」(松本さん)

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▶︎「子どもたちの可能性を広げて、未来がよりよいものになれば」株式会社FCEエデュケーション グローバルアカデミー事業部事業部長 松本真実さんの場合

谷畑まゆみ

フリーエディター・ライター。『Domani』「女の時間割。」連載担当。パラサポWEBマガジン連載「パラアスリートを支える女性たち」では、車いすラグビー日本代表チームのトレーナー岩倉 瞳さんの記事が公開中。

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