【目次】
・割れたときの対処法
・リメイクする方法
・復活後に使うときの注意点
ファンデーションが割れたときの対処法
メイクの必須アイテム、ファンデーションは、持ち歩きによるダメージを受けやすいものです。もし、ファンデーションが割れてしまったら、どう対処すればよいのでしょうか。自宅にあるものだけで、簡単にできる対処法を紹介します。
1:軽いひび割れの場合は少量の化粧水で
「割れた」といっても、それほどひどい状態ではなく、軽いひび割れというケースもあるでしょう。しかし、軽いひび割れだからとそのままにしておくと、更にひどくなってしまう可能性もあります。そんなときは、少量の化粧水で応急処置をするのがおすすめです。
ひび割れた部分に、少量の化粧水をたらし、その上からラップをかぶせます。そしてひび割れた箇所をほかとなじませるように、指でならしていきましょう。軽く押したり、撫でたりすることで、ひび割れが気にならなくなります。ひびが気にならなくなり、ファンデーションの表面が乾いたら完成です。化粧水とラップがあれば、数分程度で修復できます。あくまで、優しく撫でるようにすることと、化粧水を使い過ぎないことがポイントです。
2:ラップと爪楊枝で固めて修復
ひび割れが大きい場合は、いったん砕いて修復する方法もあります。使用するのは、爪楊枝、ラップ、そしてキッチンペーパーです。
まず、爪楊枝を使ってファンデーションを細かく砕きましょう。このとき、周囲が汚れないようキッチンペーパーを敷いて作業するのがおすすめです。しっかり砕いて細かくなったら、上からラップをかぶせます。ラップがシワになっていると、修復後のファンデーションにもシワの跡がついてしまうため、ピンと張った状態になるように注意しましょう。ラップの上から、親指で押さえ、ファンデーションを固めていきます。このとき一部分だけに力がかからないようまんべんなく力をかけるのがポイントです。最初は弱めにし、最後は力を入れて押し固めます。固まったら2~3時間冷蔵庫に入れて、なじませましょう。綿棒などで周りをきれいに拭うと仕上がりが良くなります。
粉々のファンデーションをリメイクする方法
たとえ粉々になっていても、ファンデーションの修復はできますが、完全に元通りにするのは難しいもの。これまで紹介してきた方法で、うまく修復できない場合は、リメイクして使用するのがおすすめです。粉々になったファンデーションのリメイク方法を紹介します。
1:ルースファンデーションに変身
簡単なリメイクの一つが、ルースファンデーションに変身させる方法です。ルースファンデーションはブラシなどで使用するファンデーションのことで、パウダーファンデーションよりもナチュラルに仕上がります。
用意するものは、出来上がったルースファンデーションを入れる容器・スプーン・ラップです。容器は100均などのもので十分ですが、最終的に粉になったものを保管するため、フタがしっかり閉まるものを選びましょう。ファンデーションをラップの上に出し、スプーンで丁寧に砕いていきます。粉々になったら、容器に入れるだけで、ルースファンデーションへのリメイクが完成です。
2:乳液でクリームファンデーションに
乳液を使えば、クリームファンデーションへのリメイクも可能です。
クリームファンデーションを入れる容器・スプーン・乳液(またはクリーム・ワセリンなど)を用意します。容器の中にファンデーションを入れ、大きなかたまりがあるようならスプーンで砕いていきましょう。ルースファンデーションのときほど細かくしなくてもOKです。ある程度細かくなったら、乳液を加えて混ぜます。乳液の量はファンデーションの3分の1程度から始めて、様子を見ながら増やしていきましょう。粉っぽさがなくなるまで、しっかりと混ぜたら、クリームファンデーションの完成です。
なお、クリームファンデーションを作る場合は、なるべく使う分だけを作りましょう。手作りのクリームファンデーションは、作り置きすると雑菌が繁殖しやすくなるため、注意が必要です。
復活後に使うときの注意点
ファンデーションは割れてしまっても、復活させて使用する方法はいろいろあります。しかし、復活させたファンデーションは、見た目は元通りでも、使い始めのようには固まっていないため、使うときには注意が必要です。使っている最中に、また崩れてしまわないよう、次のようなポイントに注意しましょう。
1:ブラシで撫でるように
復活したファンデーションは崩れやすいため、スポンジよりもフェイスブラシを使うのがおすすめです。スポンジを使うと力加減が難しく、割れる可能性があるため、ブラシを使いましょう。ブラシでファンデーションの表面を撫でるようにして、使用しましょう。力を入れず、優しく扱うのがポイントです。
2:持ち歩くときはチャック付き袋に入れる
一度崩れてしまったファンデーションは、再度壊れてしまうことを防ぐため、家の中で使うのがおすすめです。または会社に置いておく予備用にするなど、なるべく持ち運びの機会は減らしましょう。
もし持ち歩くときには、チャック付きの袋などに入れるのがおすすめです。チャック付きの袋であれば、使うときに取り出しやすく、割れてしまっても粉が漏れることがありません。もしものときにカバンやポーチの中を汚すことがないよう、あらかじめ準備しておきましょう。
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