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順番|化粧下地はいつ使う?
化粧下地は通常、スキンケアの後に使用します。
洗顔後、化粧水や美容液、乳液などで肌を整えたら、化粧下地、ファンデーションというようにベースメイクへと移っていくのが一般的です。
日焼け止めをつける場合はスキンケア後、化粧下地の前に塗布しますが、重ねるアイテムが多いほど崩れやすくなってしまうため、UVカット効果がある化粧下地を使用することが推奨されています。
選び方|どんな化粧下地がいい?
スキンタイプに合わせたテクスチャーを選ぶ
化粧下地は、皮脂をコントロールする効果が高い乳液タイプから、高い保湿効果が期待できるクリームタイプまで、そのテクスチャーはさまざま。
一般的にはオイリー肌さんは乳液タイプ、乾燥肌さんはクリームタイプが推奨されています。 自分のスキンタイプに合わせた質感を選ぶのが、肌をきれいに見せたり、美しさを持続させたりするポイントだと言われています。
時間が経っても崩れにくい処方のものを選ぶ
皮脂が多く肌がすぐにテカってしまう人や、鼻周辺の化粧崩れが気になる人も多いでしょう。
こういった人たちは、時間が経過しても崩れにくかったり、崩れてもきれいな見た目をキープしてくれたりする化粧下地を選びましょう。「崩れにくい」といった表記があるアイテム、「皮脂コントロール」といった処方があるアイテムをセレクトしてみて。
乾燥とテカりが混合したタイプの人は、保湿成分入りで皮脂を抑制してくれる化粧下地を選んでみましょう。
塗りやすさや使いやすさもチェックする
塗りやすさや使いやすさは、メイクの仕上がりを大きく左右する重要なポイント。塗りにくいものはダマになってムラができてしまうなど、きれいな仕上がりになりません。
ポイントは「伸びのよさ」です。均一にスーッとなじみよく伸びるアイテムかどうかをチェックしてみて。
また、1回で使用する化粧下地の量はそれほど多くないため、少ない量を出しやすい容器であるかどうかも、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。
量|全顔に使用するのはどれくらい?
基本的にはメーカーが推奨する使用量を守ることが大事ですが、全顔に塗布する場合の下地の量の目安は「パール粒(約8mm)2個分」。
量が多いほうが効果もアップするのでは? と思うかもしれませんが、多すぎる下地の塗布は崩れの原因になります。
塗り方1|マスターしたい基本の塗布方法
指で塗ったあと、スポンジでトントンとなじませるとうまくいく!
\How to/
1. 5mm程度のパール粒量の化粧下地を指にとる。
2. 指の腹(第二関節くらいまで)に広げて顔に直接塗布する。
3. 頬の内側から外側へ向かって塗り伸ばし、その後、額、鼻、あご、目元にも塗る。
4. 最後に乾いたスポンジで顔全体をトントンとなじませたら完了。
指の腹に広げることで、薄膜でムラなく塗ることができます。また、最後に乾いたスポンジでなじませることで余分な油分をオフ。このひと手間で崩れにくいメイクにつながります。
塗り方2|絶対崩したくないときの応用編
余計な油分をティッシュオフ
崩れるからとスキンケアの乳液やクリームを省くのはダメ。乾燥が進んで逆に崩れやすくなります。おすすめはスキンケア後のティッシュオフ!
\How to/
1. スキンケアをハンドプレスでしっかりとなじませたら、ミスト化粧水を顔全体にふきかける。
2. すぐにティッシュを肌に優しく当て、余分な油分をミストとともにオフする。
ミストは直接かけるのではなく、顔の少し上にふきかけて落ちてくる霧を浴びましょう。
濡れスポンジでトントン
崩れを防ぐには下地と肌の密着度が大事。濡れスポンジで下地を定着させる裏技を紹介!
\How to/
1. 下地を指の腹にとり、顔の内側から外側へと塗り広げる。頬や額、あご、鼻、目のまわりへスピーディに広げて。
2. 水を含ませるとふくらむ厚手のスポンジを用意。水気をしっかり絞ったら、スタンプするイメージで肌へ垂直に当て、全顔をトントンする。赤枠の崩れやすいエリアはとくに丁寧に。
力を入れすぎて下地がはがれないよう注意して。下地を塗布後、薄くファンデーションを塗布し、最後はルースパウダーでフィックスさせます。