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LIFESTYLE 睡眠

2021.04.13

新生児に枕は必要? 枕の役割と使うときの注意点

 

吐き戻しを防ぐ

首が座る頃まで、新生児はよく吐き戻しをします。胃が逆流しやすい形になっていることや、常に寝た状態であることなどが主な原因です。成長するにつれて、徐々に吐き戻しの回数は減っていきますが、嘔吐物が喉に詰まるリスクもないわけではありません。ゲップをしないまま寝てしまったときなども、吐き戻しを起こしやすい状態です。

新生児用の枕には、吐き戻しを防ぐために、傾斜がついているものがあります。少し上体を起こすことにより、逆流を抑える働きが期待できます。生まれた直後から使用できるものもあるため、気になる場合は購入を検討してみましょう。

寝ハゲを防止する

いわゆる“絶壁あたま”や向き癖による変形と同様、寝ハゲもママが心配することの一つです。特に、首を動かすようになると、多くの新生児に寝ハゲができます。このまま髪が生えてこないのではないかと不安になるママも多いようですが、ほとんどの場合、しばらくすると自然に目立たなくなります。発育に悪影響を及ぼすこともありません。

しかし、寝ハゲ自体が嫌だというママもいます。ドーナツ型の枕なら、頭への圧力を分散してくれるため、寝ハゲができにくくなる効果も期待できます。寝ハゲは新生児期だけでなく、生後半年ごろまで見られやすい現象です。月齢が進めば、使える枕も増えてくるため、赤ちゃんの様子に合わせて商品を探してみましょう。

商品選びのポイントとは

新生児用の枕を選ぶ際に気を付けるべき点を解説します。購入するときの参考にしましょう。

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ふかふか枕は危険

寝返りを始めたばかりの赤ちゃんは、寝返りをうったあと、自分で体勢を戻せません。寝返りしたときに、枕に顔が埋もれてしまうと、事故につながる可能性があります。特に、ふかふかした枕は、顔が埋もれやすく危険です。赤ちゃんにできるだけ気持ちよく寝てもらいたいとの思いで、やわらかい枕を選ぶのは避けましょう。

0歳児の死亡原因の大半が窒息死という調査データもあります。しかも、顔が埋もれてから数分で死に至るケースもあるようです。販売されている新生児用枕の多くは、事故が起こりにくいように素材も考慮されていますが、購入する際はあらためてチェックするようにしましょう。

(参考:子供の事故防止関連「人口動態調査」 調査票分析 1.子供の死亡事故の現状|消費者庁

丸洗いできるものがおすすめ

赤ちゃんの身の回りで使うものは、寝汗や皮脂、吐き戻しなどで、頻繁に汚れます。常に清潔な状態が保てるよう、お手入れしやすい商品を選びましょう。簡単に外せるタイプの枕カバーなら、楽に洗濯できます。可能ならば、中身まで一緒に丸洗いできるものがおすすめです。毎日洗濯ができるよう、洗った後にすぐ乾く商品を選ぶこともポイントです。

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写真/(C)Shutterstock.com

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