【目次】
・式典を意識しすぎるだけでなく 「お祝いムード」を大切に!
・簡単アレンジならコレ!地味に見えないポニーテールをプロが伝授
・ボブ・ショートヘアのおすすめ
・ミディアムヘアのおすすめ
・ロングヘアのおすすめ
・こなれて見える!おくれ毛アレンジ
・華やかさをプラスするアクセサリー
【目次】
式典を意識しすぎるだけでなく「お祝いムード」を大切に!
第一子で初セレモニーを迎えるママも、お久しぶりなママも…。ファッションは決まったけれど、どんな髪型が正解なのか分からず悩んでいる方も多いのでは?
主役はあくまで子どもなので、ママが目立ちすぎるのは避けたいところ。とはいえせっかくのハレの日ですから控え目になり過ぎず、子どもの門出を祝う気持ちを込めたファッションに合う髪型や簡単アレンジで、いつもとは違う雰囲気のママにトライしてみるのも良いのかもしれません。
簡単アレンジならコレ!地味に見えないポニーテールをプロが伝授
卒園式・卒業式ヘアに!華やかでやわらかな雰囲気のニュアンスウェーブ
いつものポニーテールをセレモニー仕様にチェンジ! ただ結んだだけの“ひっつめ髪”では地味になったり、老けて見えたりするのでニュアンスのあるウェーブを仕込むのがベストです。キュッとまとめたハチまわりと後れ毛のゆるやかなウェーブのコントラストで品よくカジュアルな印象に。後れ毛に動きを出すことで、さりげなく顔の余白を隠して小顔効果も発揮してくれます。
●Styling point
[1]温度160℃のストレートアイロンで中間から毛束を挟み、外と内を交互にカールをつけながら毛先まで巻いてゆるやかなウェーブに。オイルを500円玉大とり、全体にしっかりとなじませた後、好みの高さでタイトなひとつ結びにする。
[2]前髪や後れ毛を少量ずつ引き出す。ボサボサにならないようにトップを押さえてバランスを見ながら行いましょう。
[3]耳まわりの毛束を引き出して丸みのあるシルエットをつくる。
[4]トップ、結び目の周囲も[3]同様に毛束を引き出す。爪先でつまみ出すイメージで行うと◎。
[5]後れ毛を少量ずつ分けとり波巻きにして完成。
完成!
front
side
トップと襟足の毛束を引き出した丸みシルエットで後ろ姿も美しく。トレンドのヘアカフスをプラスしておしゃれをブラッシュアップ。セミウェットな質感も華やぎを演出してくれます。
ボブ・ショートヘアのおすすめ
ふわくしゃ&タイトな【こなれショートヘア】
《アレンジ方法》
細くてクセ毛の人向き。ワックスをパール大とって手のひらにしっかり広げ、髪の中間~毛先にもみ込む。逆サイドはタイトになでつけて耳かけ。
<使用アイテムはこれ!>
硬めのテクスチャーのクレイワックス。軽さのある束感をキープ。アラミック ローランド オーガニックウェイ シャビイ・マッド 100mL
大人な雰囲気の【ショートヘア×パーマ】
《オーダー方法》
前髪は奥からつくり、耳下に向けてマッシュラインに。襟足はショートグラデーションにして、後頭部をふっくらと。トップは根元を内に巻き込み、サイドと襟足は外ハネのパーマをかける。
Side
まるで映画女優!? 【フィンガーウエーブショートヘア】
《アレンジ方法》
1.ジェルは指先にひとすくいして、手に広げて根元近くからなじませつつ横分けにします。特にフロント~サイドにしっかりめに。
2.26mmのヘアアイロンを使い、両サイドに波打つようなウエーブをつくります。巻きなれていない人は、小さめのストレートアイロンを使ってもOK。
表面の毛束を取り、根元は内巻きにクセづけ。
3.下は外巻き、その下はまた内巻き、その下の毛先は外ハネに。この波ウエーブを何か所かつくります。
4.逆サイドも同様の巻き方で波ウエーブに。
5.ヘアクリップで形をつくってから、キレイな毛流れが崩れないようにハードスプレーでしっかりキープします。量の多い左サイドは、根元を立たせながらウエーブをヘアクリップで固定してスプレーを吹きつけます。1か所に固まってつかないように、スプレーの缶を振りながら吹きつけるのがポイント。
6.髪が少ない方の逆サイドは、根元をつぶしながらウエーブを固定。同じようにスプレーを吹きつけて完成。
close up
ミディアムヘアのおすすめ
巻かなくてOK!【きっちりタイト結び】
シンプルで大人っぽいムードにマッチする、濡れたような質感をいかしたタイトなひとつ結び。テクニックいらずでおしゃれ見えがかない、かっこよくキマります。
《アレンジ方法》
1.質感とまとまりを出すスタイリング剤をなじませる。パール粒大のワックスと500円玉大のオイルを手のひらでしっかりと混ぜ、乾燥している毛先からまんべんなくなじませて。
2.コームの細い部分で、分け目をセンターにつくる。ガタガタしていると疲れて見える原因になるので、キチッとコームで分けとるのがポイント。
3.髪を全体的にひとつにまとめたら、結ぶ前に前髪を分けておく。目安は、顔まわりのひと筋を左右それぞれ2~3本程度ずつ。
4.結び目は手で持ったまま、ウエットにした表面をフラットになでつける。毛流れをブラシで整えながら、面を美しく仕上げて。
5.結ぶ位置は、ごく低くして全体のタイトなシルエットとのバランスをとる。目安は、首の後ろ側に沿うようなイメージ。
6.指先にワックスかオイルを少量とり、前髪に束感を出す。細い前髪は、バラバラになると一気に老けて見えるので必ず行って。
ダークカラーコーデにマッチする【ひとつ結び】
Side
Back
《アレンジ方法》
1.まずは土台の髪のボリュームを出すため、トップ〜後頭部の髪を持ち上げ、内側にヘアスプレーをひと吹き。
2.顔まわりにおくれ毛を少し残し、髪全体を襟足に集める。フロントをタイトに抑えるのがコツ。
3.襟足に集めた毛束を黒ゴムで結ぶ。ゴムにゆとりを残さず、タイトに結ぶのがポイント。
4.結んだ毛束の根元を片手で持ち、もう一方の手でトップの毛を引き出して高さを出す。
すぐできる!【うなじ見せかき上げヘア】
Side
《アレンジ方法》
1.表面はランダム、顔周りは外巻きに、くせ毛風に巻いておくと雰囲気がアップする。いつもと違う方向から、ざっくりとした9:1の横分けに。分け目を変えることで印象がガラッと変わるし、トップにボリュームが出て立体感が生まれる。
2.9:1の横分けにした、1の方のサイドを耳にかけながら、生えぎわの髪を襟足に向けてねじり上げていく。
3.首の真ん中までしっかりねじる。ねじり終わりは、ほどけないようにきちんとピンで固定。ねじった方向とは逆方向よりピンを横向きに挿し込み、様子を見ながら何か所か留めておけば安心。ピンを縦向きに挿し込むとがっつり見えてしまうだけでなく、ねじりがゆるんでアレンジが崩れることもあるので注意を! 固定し終わったら、表面の髪を上からふわっとかぶせる。
ロングヘアのおすすめ
後ろから見たときがかわいい【まとめ髪】
Back
《アレンジ方法》
ひとつ結びをし、トップを引き出してからくるりんぱ。その下の毛束は三つ編みにし、表面をくずす。つくった三つ編みをくるりと丸め、かんざしで留めて。
華やかムードな【アップスタイル】
《アレンジ方法》
前髪からサイドへ三つ編み、残りはひとつ結び。「後ろでくるりんぱし、毛先までさらに三つ編みしたものをまとめています」
ナチュラルな大人色っぽ感【くるりんぱ×コーム】
《アレンジ方法》
うなじ付近でひとつ、少し間をあけて、下の位置にもうひとつ、くるりんぱをつくる。つくったくるりんぱの毛流れの表面を引き出し、立体感を出し、左耳の後ろに、コームを挿したら完成!
こなれて見える!おくれ毛アレンジ
頑張ってる感じになり抜け感が出ない→ヘアアイロンを縦に使い、下に落ちるようなカールをつくる
《Before》
《アレンジ方法》
1.おくれ毛を下向きに引き出し、26mmのヘアアイロンを縦にして毛束の中間部分を挟む。そのまま外巻きにして少し時間をおいてから、下に向けてアイロンを引き抜く。
これはNG!!
毛束を前方や横に引き出してアイロンを横に使って平巻き(床と平行の巻き方)にすると、毛束が横に広がるしクルクルになるのでバブリーに見えてしまう。
2.巻いたあとに時間を置いているので、少し強めのカールになっている。髪は熱が冷めるときにクセが固定されるため、まだ温かいうちに毛束を引っ張ってのばし、カールを和らげる。
3.指先にバームをつけ、毛束をずらすようにしながらバームをなじませていく。無造作な散らし感と束っぽさができればOK。
《After》
おくれ毛のおさまりもカール感もちょうどよく、上品な雰囲気に。シルエット全体がコンパクトになるので、キュッと小顔に見えますね。なんだかバランスが悪いなぁと思う人は、アイロンの使い方を見直してみてもいいかもしれません。
なんだか疲れて見える→きちんと巻いてきちんとスタイリング剤をつける
《Before》
《アレンジ方法》
1.シアバターとオイルを1:1。オイルを足すことでのびよく髪になじみ、ツヤも出る。手のひらでよーく混ぜて指の間にも広げてから、髪の内側から手ぐしを通すようにしながら全体にしっかりなじませる。その後ひとつ結びにして、こめかみの上の髪をおくれ毛として出す。
2.ストレートアイロンで毛束の中間部分を挟み、手首をひねって返しながら毛束に曲線をつける。そのまま毛先までスルーさせて。これを2〜3回ほど繰り返し、自然なカールに。
3.指先にシアバターをほんの少しつけて、毛束を細かく取って指先でこすりながらなじませていく。パサつきがちな髪の場合、丁寧につけて。
《After》
見比べると分かりますが、おくれ毛が巻かれると毛先の位置が上がり、全体がリフトアップして見える効果も。これだけで老け見えが回避できます。
バランスがうまく取れない→毛束の中間部分をクセづけて、頰あたりにポイントをつくる
《Before》
《アレンジ方法》
1.ストレートアイロンを使用。前髪を前方に軽く引っ張り、根元を立ち上げるようにアイロンを通す。根元部分だけアイロンを何度かスルーさせ、生えグセを矯正。
2.32mmのカールアイロンを使う。ない場合はストレートアイロンでもOK。顔周りに残したおくれ毛を、3束くらいに分ける。おくれ毛の中間部分をアイロンで挟み、手首を返すようにしながら外巻きに。挟んで巻いたら時間をおかずに毛先までスルー。3束とも同様に巻く。
3.髪を巻いたあとはほぐすのが必須。指先に少量のバームをつけて、毛束をつまんで上から散らしながらなじませていく。こうするとバームがつきすぎることもなく、適度な無造作感と束感が出る。
《After》
こめかみ〜チークラインを隠しつつ、その下はふわっとさせたパーフェクトなひし形に。小顔に見えるだけでなく若々しさも加わり、あか抜けた印象に変わりました!
華やかさをプラスするアクセサリー
【ZARA】パールヘアアクセサリー
▲重たくなりがちなブラックコーデは、ヘアアクセを大胆にトッピングして、顔まわりに輝きをプラスして。
▲シンプルな黒トップスに合わせると一気に華やかな雰囲気に。
【H&M】ヘアピンセット
▲シンプルコーデの時、アクセントにつけるだけで顔まわりの印象がグッと華やかになります。ヘアアレンジが苦手でも、ひとつ結びにこんな華やかなヘアピンをプラスするだけで、ヘアアレンジ上手に見えるかもしれません。