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式典を意識しすぎるだけでなく「お祝いムード」を大切に!
第一子で初セレモニーを迎えるママも、お久しぶりなママも…。ファッションは決まったけれど、どんな髪型が正解なのか分からず悩んでいる方も多いのでは?
主役はあくまで子どもなので、ママが目立ちすぎるのは避けたいところ。とはいえせっかくのハレの日ですから控え目になり過ぎず、子どもの門出を祝う気持ちを込めたファッションに合う髪型や簡単アレンジで、いつもとは違う雰囲気のママにトライしてみるのも良いかもしれません。
【ボブヘア】ママにおすすめの簡単アレンジ
ボブの長さにぴったり!格段にランクアップする【ひとつ結び】
ひとつ結びは、誰でもできるくらい手軽で清潔感もあるから、多忙なワーママがもっとも使うアレンジ。ただシンプルすぎて、フォーマルな場では華やかさが足りなかったり、手抜きに見えてしまうことも…。そこで、たった3分でできるテクニックを組み込んで、女性らしいアクセントをプラスしましょう。
あらかじめランダムに巻いてスタイリング剤をつけておくことがポイントです。
《アレンジ方法》
1. 前髪を8:2の横分けに。コームの柄など、先が尖ったものを使って前髪の分け目をチェンジ。
2. 後頭部の上の部分の髪をV字に取ってひとねじりし、ピンで留める。ピンは下から挿し込んでUターンさせながら押し込むと、しっかり留まってピンも見えない。
3. 横分けにした少ない方のサイドは耳にかけ、逆サイドは丸みをつけて、下の位置でひとつに結ぶ。結び目を手で押さえながら、後頭部がふっくらするように毛束をところどころつまみ出す。結び目にヘアアクセをあしらう。
完成!
おしゃれなアクセントがあるひとつ結びなら、寂しく見えず、こなれ感とエレガントさが絶妙。後頭部のねじって留めるのが難しければ、くるりんぱに置き替えてしまっても素敵に仕上がります。
きちんと見えておしゃれな【ねじねじハーフアップ】
手早くできてそれなりに見えから、作る頻度が高いハーフアップ。サイドの毛束を後ろ向きにねじって、後ろでひとつに結ぶだけ。ねじった毛束の凸凹で、立体感とメリハリが加わりランクアップした印象に。
サイドに後ろで結べるだけの長さがあれば、全体はどんな長さでもOK。裾は下ろしておくので、あらかじめ巻いておくのが正解!
《アレンジ方法》
1. 顔周りに後れ毛をひと束のこして、耳の付け根より前の毛束を手ぐしで取って後ろ向きにきつくねじる。後までねじったらクリップなどで仮留めしておく。逆サイドも同様に。
2. ねじった毛束の仮留めを外し、後ろでひとつにして結ぶ。上からヘアクセをつけても結び目がジャマにならないよう、細いシリコンゴムを使うといい。
3. 結び目を押さえながら、後頭部の毛束やねじった部分の毛束を少しずつ引き出して、こなれ感と立体感を加える。
4. 顔周りの後れ毛をアイロンで巻く残しておいた後れ毛は、ヘアアイロンで毛束の中間から巻く。アイロンを縦に使い、リバース(後ろ方向へ)巻きにして、バームをつけながら毛束をほぐす。
完成!
マッシュショート風の【まとめ髪】
髪を伸ばした仲だったり、長さをキープしておきたいけど、短いヘアスタイルにしてみたいと思うことはありませんか? そんな人に髪を切らなくても、あか抜けて見えるマッシュショート風に見える方法をご紹介します。
《アレンジ方法》
1.後れ毛を残して下位置でひとつ結びに
顔周りの後れ毛を残し、後ろの髪は手ぐして下位置にまとめてひとつに結ぶ。シリコンゴムを使うと、後々目立ちにくい。髪がまとまりにくい人は、ワックスやバームなどのスタイリングを多めになじませておくといい。
2.下からのくるりんぱにして毛先は引き抜かずに残す
結び目の上を左右に割いて隙間を作り、その隙間に毛束を下から入れる。毛先は引き抜かずそのままに。さらに表面を整えてからピン留めし、毛束を引き出して凸凹させる。
3.後れ毛はリバース巻きに
残しておいた顔周りの後れ毛は、26mmアイロンでリバース巻き(後ろ方向への巻き方)にする。毛束の中間からアイロンで挟んでから巻き、毛束が顔に沿う仕上がりになるようにアイロンは下向きに引き抜く。指先にほんの少しのバームを取って広げ、後れ毛になじませながら巻きをほぐしたら完成!
完成!
【ミディアムヘア】ママにおすすめの簡単アレンジ
ヘアアイロン要らずでハンサム見え【ストレートダウンヘア】
手抜きに見せないカギはツヤと毛束感にあり!ツヤのある髪は、きちんと感や清潔感を印象づけます。けれど、40代になると髪のパサつきや広がりなどが増えてツヤが出にくくなりがちに。そこで使いたいのが「ヘアオイル」です。髪をコーティングしてキューティクルを整えるのでキレイなツヤが出ますし、髪の中まで潤いが浸透して日中も乾燥しにくくなります。
《アレンジ方法》
1. ヘアオイルでウェットなツヤ感をつける
ドライヤーでサッとブローして寝癖を整えたら、手のひらにヘアオイルを1円玉大くらい(セミロングの場合)とります。ヘアオイルを手のひら全体に伸ばし広げたら、髪の中間から毛先まで、両手で手ぐしを通すようにして揉み込みます。左右、後頭部それぞれ中間〜毛先までをしっかりつけた後、髪の根元〜中間にも手ぐしで軽くつけます。
2. サイドの髪をタイトに抑え、毛束感を出す
サイドの髪をぴたっとタイトにすることでハンサム度がアップします。ここで使いたいのが「硬めのヘアワックス」。タイトにした髪をキープしつつ毛束感が出せるので、髪がのっぺりするのを防いで立体感のある仕上がりになります。
手のひらにヘアワックスを直径7〜8mm程度大(セミロングの場合)とり、手のひら全体に伸ばし広げます。こめかみから手ぐしを入れ、髪をぴたっとなでつけるようにして後頭部へ。トップ部分のボリュームは残しておきたいので、ハチまわり(側頭部の出っ張っている部分)より上は抑えつけないようにします。
3. 後頭部にもヘアワックスをつけて毛束感を出す
自分では見えづらいけれど、人からはよく見えるのが後頭部。ここもヘアワックスで毛束感をしっかり出しておくと、無造作なストレートでもきちんとした印象になります。
こめかみから入れた手ぐしをそのまま毛先まで通してヘアワックスをつけながら整えます。後頭部全体に上から手ぐしを通したら、内側からも手ぐしを通してヘアワックスがまんべんなくつくようにします。
4. もみあげと前髪もヘアワックスで毛束感をプラス
もみあげや前髪の毛がパラパラ散らばっていると髪が乱れて見えがちです。ワックスでしっかり束にして整えましょう。こなれ感も演出できます。
米粒大のヘアワックスを親指の先にとり、ひとさし指とこすり合わせてなじませます。こめかみの髪を根本からつまみ、ひと束にしながら毛先までヘアワックスをつけます。前髪も同様に。
軽やかな【外ハネ×巻き髪ダウンヘア】
外ハネを多めにしたゆるやかなニュアンス巻き。軽やかな外ハネが加わることで女性らしさを程よくセーブでき、ゆるやかなニュアンス巻きで垢抜けて見えます。
《アレンジ方法》
1.毛先を「外ハネ」にする
カールキープの持ちをよくするスタイリング剤を髪の中間から毛先になじませます。32mmのヘアアイロンで毛先を外ハネにします。ブロッキングはせず、ひと束(約5cm程度)とったら髪の中間からヘアアイロンをあて、毛先に向かってすべらせながら半回転して。これを髪全体で行います。
2.顔まわりのみミックス巻きにする
顔まわりの髪を上下にブロッキングし、下の髪から巻きます。下の髪の中間からヘアアイロンをあて、毛先が外巻きになるように1回転半ほど巻きます。上の髪も中間からヘアアイロンをあてるのは同じですが、毛先が内巻きになるように1回転半ほど巻きます。
3.手ぐしで巻きをほぐす
こめかみから手ぐしをいれ、小刻みに上下にゆらして髪に空気をいれながらほぐします。後頭部まで全体的にほぐします。
4.バームワックスをつける
バームワックスを直径7〜8mm程度大(セミロングの場合)とったら手のひら全体に伸ばし広げます。後頭部で髪をざっくりと左右に分け、それぞれ髪の中間から毛先に手ぐしを入れ髪をギュッギュッと揉み込むようにしてバームワックスをよくなじませます。その後、後頭部の上の方の髪も手ぐしを入れながら揉み込んだ後、さらに指で細い毛束を1本1本つまみとってバームワックスをつけてニュアンス感をしっかり出します。最後に髪全体を手ぐしで整えたら完成!