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卒園式・卒業式のママの髪型のポイント
第一子で初セレモニーを迎えるママも、お久しぶりなママも…。ファッションは決まったけれど、どんな髪型が正解なのか分からず悩んでいる方も多いのでは?主役はあくまで子どもなので、ママが目立ちすぎるのは避けたいところ。とはいえせっかくのハレの日ですから控え目になり過ぎず、子どもの門出を祝う気持ちを込めたファッションに合う髪型や簡単アレンジで、いつもとは違う雰囲気のママにトライしてみるのも良いかもしれません。
POINT
・式典を意識しすぎるだけでなく「お祝いムード」を大切に
・エアリーな毛束感をつくって地味見えを払拭
・大人のヘアは低めで結び、落ち着きあるムードに
・派手なヘアアクセは避けて控えめなアイテムを選ぶ
【ショート・ボブヘアのママ向け】おすすめの簡単アレンジ3選
クラシカルスタイルのヘアアレンジ
正統派ファッションに合う落ち着いた印象に。毛先は内巻き、前髪は厚めに取り横に流したクラシカルなショートボブスタイル。ヘアアクセはつけず、シンプルに仕上げます。
《アレンジ方法》
1. ヘアアイロンを使って、毛先全体を内巻きに。前髪はあらかじめ太めのカーラーで巻いておいても◎。
2. ヘアワックスを指に取って手のひらにのばしたら、毛先を中心として髪全体になじませる。このとき、前髪にも手に残ったワックスを軽くなじませておくのがポイント。
3. コームを使って前髪の流れを整えたら、前髪を流したい方のおでこに前髪用スタイリンググルーをのせる。コームや手で整えながらグルー塗布部分に前髪を重ねて、スタイリングをキープ。
4. Uピンを〝ひ〟のような形に折り曲げるとズレにくく、外れにくくなります。耳に近い位置に留めれば完成!トップがまとまらなかったり乱れてしまったりしたときは、まとめ髪スタイリングスティックを使うのがおすすめです。
ショートボブから長めボブまで!大人の【ハーフアップアレンジ】
デイリーにはもちろん、ハレの日にもマッチするハーフアップ。ボブヘアの人におすすめしたい、きちんと感がありながら今っぽいニュアンスもあるハーフアップアレンジ。
《アレンジ方法》
顔まわりをリバース巻き、毛先を外巻きにした状態からはじめます。基本の巻き方はこちらの記事をチェック!
1. 手ぐしでざっくりまとめながら、ハチ上の髪をとって結ぶ。ヘアゴムが床と水平になるようなイメージで結ぶと、きれいめなダウンスタイルに。耳前の髪は少し残し、数束を耳にかけて透け感を出してもおしゃれ。
2. トップを中心に、髪を数本ずつ引き出す。結び目を押さえながら引き出すのがポイント。
3. バレッタをつけたら完成!小ぶりのアクセサリーをつけるときなどヘアゴムの結び目が気になるときは、数束を結び目に巻きつけ、毛先をまとめた髪に入れ込みつつピンで留める。
きちんと感とこなれ感を両立する【ひとつ結び】
顔まわりをすっきりさせ、きちんとしたシーンやビジネスシーンで好印象に見せてくれるひとつ結び。ボブだとおしゃれに見せるのは難しい? と感じている人にこそチェックしてほしい、ボブスタイルのひとつ結びアレンジを紹介します。
まずは、全体を軽く外巻きした状態からはじめるのがベスト。顔まわりをニュアンス巻きしていることで、短めレングスのひとつ結びでも寂しい印象を回避してくれます。
《アレンジ方法》
1.こめかみ上の髪を結ぶ。横に広くとるというよりは、縦ラインを意識して分けとる感覚で。
2. 頭のラインに沿うように、結び目が床と並行になるイメージで、やや下めの位置に結ぶのがポイント。ニュアンスをつけたい場合は、結んだ部分から数束ずつ引き出す。
3.残りの髪をまとめ、先に結んだ毛束の上で結ぶ。結び目の高さを合わせるのがカギ。ショートボブの場合は結べる分の髪をひとつにまとめ、襟足の短い部分はねじってピンで留めてもOK。
4.結んだ部分にシュシュを重ねて完成! スカーフやリボン、ヘアカフスなどお好みでアレンジを。耳前の髪をねじってまとめたり、ハチ上以外の髪をまとめる際にくるりんぱしたりと、アクセントを加えても◎
【ミディアムヘアのママ向け】おすすめの簡単アレンジ4選
ヘアアイロン要らずでハンサム見え【ストレートダウンヘア】
手抜きに見せないカギはツヤと毛束感にあり!ツヤのある髪は、きちんと感や清潔感を印象づけます。けれど、40代になると髪のパサつきや広がりなどが増えてツヤが出にくくなりがちに。そこで使いたいのが「ヘアオイル」です。髪をコーティングしてキューティクルを整えるのでキレイなツヤが出ますし、髪の中まで潤いが浸透して日中も乾燥しにくくなります。
《アレンジ方法》
1. ヘアオイルでウェットなツヤ感をつける
ドライヤーでサッとブローして寝癖を整えたら、手のひらにヘアオイルを1円玉大くらい(セミロングの場合)とります。ヘアオイルを手のひら全体に伸ばし広げたら、髪の中間から毛先まで、両手で手ぐしを通すようにして揉み込みます。左右、後頭部それぞれ中間〜毛先までをしっかりつけた後、髪の根元〜中間にも手ぐしで軽くつけます。
2. サイドの髪をタイトに抑え、毛束感を出す
サイドの髪をぴたっとタイトにすることでハンサム度がアップします。ここで使いたいのが「硬めのヘアワックス」。タイトにした髪をキープしつつ毛束感が出せるので、髪がのっぺりするのを防いで立体感のある仕上がりになります。
手のひらにヘアワックスを直径7〜8mm程度大(セミロングの場合)とり、手のひら全体に伸ばし広げます。こめかみから手ぐしを入れ、髪をぴたっとなでつけるようにして後頭部へ。トップ部分のボリュームは残しておきたいので、ハチまわり(側頭部の出っ張っている部分)より上は抑えつけないようにします。
3. 後頭部にもヘアワックスをつけて毛束感を出す
自分では見えづらいけれど、人からはよく見えるのが後頭部。ここもヘアワックスで毛束感をしっかり出しておくと、無造作なストレートでもきちんとした印象になります。
こめかみから入れた手ぐしをそのまま毛先まで通してヘアワックスをつけながら整えます。後頭部全体に上から手ぐしを通したら、内側からも手ぐしを通してヘアワックスがまんべんなくつくようにします。
4. もみあげと前髪もヘアワックスで毛束感をプラス
もみあげや前髪の毛がパラパラ散らばっていると髪が乱れて見えがちです。ワックスでしっかり束にして整えましょう。こなれ感も演出できます。
米粒大のヘアワックスを親指の先にとり、ひとさし指とこすり合わせてなじませます。こめかみの髪を根本からつまみ、ひと束にしながら毛先までヘアワックスをつけます。前髪も同様に。
軽やかな【外ハネ×巻き髪ダウンヘア】
外ハネを多めにしたゆるやかなニュアンス巻き。軽やかな外ハネが加わることで女性らしさを程よくセーブでき、ゆるやかなニュアンス巻きで垢抜けて見えます。
《アレンジ方法》
1.毛先を「外ハネ」にする
カールキープの持ちをよくするスタイリング剤を髪の中間から毛先になじませます。32mmのヘアアイロンで毛先を外ハネにします。ブロッキングはせず、ひと束(約5cm程度)とったら髪の中間からヘアアイロンをあて、毛先に向かってすべらせながら半回転して。これを髪全体で行います。
2.顔まわりのみミックス巻きにする
顔まわりの髪を上下にブロッキングし、下の髪から巻きます。下の髪の中間からヘアアイロンをあて、毛先が外巻きになるように1回転半ほど巻きます。上の髪も中間からヘアアイロンをあてるのは同じですが、毛先が内巻きになるように1回転半ほど巻きます。
3.手ぐしで巻きをほぐす
こめかみから手ぐしをいれ、小刻みに上下にゆらして髪に空気をいれながらほぐします。後頭部まで全体的にほぐします。
4.バームワックスをつける
バームワックスを直径7〜8mm程度大(セミロングの場合)とったら手のひら全体に伸ばし広げます。後頭部で髪をざっくりと左右に分け、それぞれ髪の中間から毛先に手ぐしを入れ髪をギュッギュッと揉み込むようにしてバームワックスをよくなじませます。その後、後頭部の上の方の髪も手ぐしを入れながら揉み込んだ後、さらに指で細い毛束を1本1本つまみとってバームワックスをつけてニュアンス感をしっかり出します。最後に髪全体を手ぐしで整えたら完成!