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2020.03.16

【ままごとキッチン】を手作りしよう!ダンボール・カラーボックス・すのこを使ったアイデア集

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ままごとは子どもの想像力を伸ばしてくれる遊びです。本格的に楽しんでもらうために、ままごとキッチンを用意してあげると良いでしょう。既製品もありますが、手作りすれば自由度も高く、アイデアと工夫次第でとことんこだわることもできますよ。

【目次】
ままごとキッチンを手作りしよう!
ままごとキッチンをダンボールで作ろう
ままごとキッチンをカラーボックスで作ろう
ままごとキッチンをすのこで作ろう
シンクや蛇口、コンロの簡単手作りアイデア

ままごとキッチンを手作りしよう!

子どもは好奇心旺盛で、大人の行動にもすぐに興味を持ちます。何かになりきる「ごっこ遊び」に夢中になるのも子どもらしい成長の過程と言えます。

中でも「ままごと」は子どもが大好きなごっこ遊びです。料理や盛り付けをしているつもりになっている子どもをみて、より楽しませてあげるために、ままごとキッチンを用意してあげたくなります。ままごとキッチンは既製品も販売されていますが、手作りもできます。購入するよりも手間のかかる手作りですが、世界に一つだけのオリジナルままごとキッチンで遊ぶ子どもを見ると、幸せな気持ちになれますね。

ままごと遊びは子どもの成長発達におすすめ!

ままごとは、大人の炊事を子どもなりに真似た遊びです。おもちゃの野菜や魚のほか、拾ったどんぐりや泥団子など、身近にあるものを本物に見立てて使うため、アイデア想像力が養われます。

1人で没頭する子もいますが、周りの大人や友達と複数でおままごとをすることもあります。思い通りにいかず喧嘩をしたり、おままごとを通じて新しい友達を作ることで協調性も身に付いてきます。ままごとは、子どもの心の成長にピッタリの遊びなのです。

キッチンを手作りするメリット

ままごとキッチンは、玩具メーカーからクオリティの高い既製品が多数販売されています。本格的に楽しめるという良さはあるものの、子どもの好みに合うかどうかコスト面などが気になるものです。その点、手作りのままごとキッチンは、子どもの要望を聞きながら自由に作れるメリットがあります。体に合わせて大きさを調整し、子どもの好きな色で仕上げられるので、好みに合わせたカスタムが可能です。既製品を買うよりも価格も抑えられます。

何より、心を込めた大きなプレゼントは子どもにとっての宝物になります。成長していつか使わなくなる時が来ても、手作りキッチンは家族の思い出に残ります。

手作りキッチンに必要な材料

手作りと聞くとつい身構えてしまいがちですが、材料はすぐに手に入るものばかりなので、基本的な作り方を把握すれば気軽に作れます。ポイントは「身近にあるものからアイデアを出すこと」です。

キッチンの本体にはカラーボックスダンボール、戸棚の扉にはすのこを使います。シンクは余っている金属のボウルを使ったり、CDディスクをIHコンロに見立てて配置することもできます。組立用の道具も忘れないようにしましょう。素材が紙なら両面テープ、木製ならボンド・ネジ・電動ドリルで接着します。

ままごとキッチンをダンボールで作ろう

ままごとキッチンを一番簡単かつ気軽に作れる素材はダンボールです。手に入りやすく、軽くて耐久性があるため、子供が安全に遊ぶのに適しています。ハサミで切ったりテープでくっ付けたりと組み立てがしやすいので、あまりDIYに馴染みがないという人でも扱いやすいという点もメリットです。ゆくゆく処分することになっても、解体しやすく、分別も破棄も簡単です。

ダンボール製のままごとキッチンを作る際に必要なものと、作り方を紹介します。

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使いやすいダンボールとカッターを準備

まずはメインの材料になるダンボールを準備しましょう。スーパーやコンビニなどの店舗に行けば、処分用のダンボールを自由に持ち帰ることは可能ですが、子どもが使うことを考えると新品を用意したほうが衛生的です。通販サイトで買い物をしたときに梱包に使われている、大きめのダンボールでも十分です。

カッターもダンボール専用を用意するのがおすすめです。普通のカッターでは刃が耐えられず、折れて怪我をする可能性があります。100均にも売られているため、簡単に手に入ります。

簡単なダンボールキッチンの作り方

ダンボールキッチンは、本来の箱の形をそのまま生かします。まずはキッチンの表面になる部分に丸い穴をあけて、ボウルをはめ込みシンクを作りましょう。

また、ダンボールのままだとキッチン感が出ないため、100均のアルミガス台シートを全面に貼り付けてステンレス代わりにすると、よりリアルな仕上がりです。側面にボトルキャップでつまみやスイッチをつけるのもおすすめです。最後は不要になったCDディスクや、丸いコースターを貼り付けてコンロに見立て貼り付けます。小さなまな板やおもちゃの包丁、おもちゃのフライパンを用意すれば完成です。

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キットはDIYでオリジナルアレンジ

「一から材料を揃えるのが大変そう…」「自分で工夫しようにもアレンジアイデアが浮かばない…」そんな人は、既製品のダンボールキッチンセットを購入してしまうのはいかがでしょうか。必要な材料はすべて揃えられており、手順もきちんと示されています。何より見た目のクオリティも高く満足度の高い仕上がりです。

材料は購入したものばかりでも、組み立ては自分の手で行います。手作りならではのカスタムもしやすいので、好みに合わせてキッチンシートを貼り付けたりなど、アレンジしながら作れます。

【おすすめダンボールキッチンキット】

ブラウン調で大人風のダンボールキッチンキット。ガスレンジのつまみや蛇口は、くるくる回せる仕様になっているので、よりリアルなキッチンおままごとを楽しめます。

商品名:森井紙器 段ボール工作シリーズ おままごとダンボールキッチン

ホワイトのまま使っても、色をつけたりデコレートをしてオリジナルのマイキッチンが作れます。柔らかい素材なので安心して遊べて、使用後はリサイクル可能。ギフトにも最適です。

商品名:ダンボールままごとキッチン(白色)

ままごとキッチンをカラーボックスで作ろう

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ダンボールよりはもっと丈夫な素材で作りたいという人は、カラーボックスを選びましょう。加工と組み立てに手間はかかりますが、作り込むほど本格的なままごとキッチンができます。完成品を見た子どもの驚く顔を想像し、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ままごとキッチンをカラーボックスで作る場合に用意する材料と、具体的な作り方を紹介します。

カラーボックスなどの材料を準備

本体となるカラーボックスは、加工と見た目のことを考えると木製がおすすめです。板の内部が空洞になっているカラーボックスの場合、釘・ネジは使えないので注意しましょう。

戸棚用にはすのこがおすすめですが、カラーボックスの板を解体し、再度組み立てることで、好みの形に作り変えることもできます。使用するカラーボックスの仕様に合わせて、必要なものを揃えると失敗がありません。木製のカラーボックスであれば、木工用ボンドや釘・ネジ・取付金具を用意しましょう。シンクや蛇口、ガスコンロ用に使う小物や雑貨もあると、よりリアルに仕上がります。

お洒落なカラーボックスキッチンの作り方

一般的な縦長のカラーボックスを使うなら、横に倒して側面をキッチンの表面にしましょう。ダンボールキッチンの時と同じく、板の表面に穴をあけて、シンクになるボウルをはめ込みます。収納部分にはすのこを取り付け、取っ手を付ければ戸棚になりますが、もともとカラーボックスに付いている棚板を活用することもできます。あとはこだわり次第で、雑貨や余っている調理器具を並べて、キッチンらしさを整えていきます。

終始大変なのは、厚めの板をのこぎりで切ったり、ドリルで穴をあけたり、釘やネジで固定することです。普段あまりDIYをする機会がない人は、誰かに協力してもらうのが安心です。怪我に十分注意しながら作業しましょう。

ままごとキッチンをすのこで作ろう

ままごとキッチンの材料の一つとして紹介したすのこですが、すのこそのものを組み合わせて箱型にすることで、ままごとキッチンの本体を作れます。軽くて加工しやすいので、DIYが苦手な人や初めての方は扱いやすいアイテムです。

100均ですのこや材料を準備

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すのこ製ままごとキッチンの大きなメリットは、すのこ自体を100均で購入できることです。他の材料や組み立て用の道具集めと一緒に、準備が完了します。

すのこが6~8枚あれば、キッチンの本体は出来上がります。サイズを変更したいときには、のこぎりを使いましょう。組み立てにはネジだと強度に安心感がありますが、薄めのすのこであれば、ボンドグルーガンでも対応できます。アルミホイルやキッチン用品を吊るすフックなどの小物があると、アレンジの幅が広がります。

ナチュラルなすのこキッチンの作り方

まずは、他のままごとキッチンと同じく、すのこ1枚に穴をあけてシンク替わりのボウルをはめ込みます。次は他のすのこを固定して棚を作ります。最初に穴をあけていたすのこをキッチンの表面に使いましょう。

すのこを多めに用意しているのであれば、棚の収納部分を増やしたり、背面にすのこを付けて壁にして、フックを取り付けることもできます。おもちゃの調理器具を収納したり、フックに吊るしたりすることで、より本格的な仕上がりになります。

シンクや蛇口、コンロの簡単手作りアイデア

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ままごとキッチンの面白さは、細かい部分まで凝るほど見栄えのいい本格的な出来になることです。子どもにとっても、よりリアルで色々な機能がついているキッチンであるほど魅力的に感じられ、ままごとにのめり込めます。

シンクや蛇口、コンロ部分は既製品を用意することもできますが、身近なものを上手につかえば手作りすることも可能です。

鍋敷きやコルクボードをコンロに

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CDディスクや、丸いコースターをコンロに見立てる例は紹介しましたが、それではリアル感が足りないと感じる場合には、鍋敷きコルクボードを使用してみましょう。

丸い鍋敷きやコルクボードを、ままごとキッチンに貼り付ければ即席コンロの完成です。そのままではなかなかコンロ感が出ないという場合は、少し加工してくぼみ部分を作れば、よりリアルに近づきます。自宅にある本物のキッチンに合わせた個数を用意し、2口コンロや3口コンロにするのも楽しいですよ。


キッチンシンク作りのアイデア

ままごとキッチンのシンクにボウルを使う方法はご紹介しましたが、子どもによっては本当のキッチンシンクと見比べて、形が違うことに不満を感じるかもしれません。シンクはやっぱり長方形にしたいという場合は、100均で購入できる調理用バットを使うのがおすすめです。白いバットもありますが、店によってはステンレス風の銀色のものもあります。

作り方は今までのボウルシンク同様、バットをはめ込める程度の大きさの穴をままごとキッチンの表面に空けるだけです。バットによっては縁に引っかかりにくいものもあるため、形状を確認しましょう。


蛇口やハンドル作りのアイデア

せっかく蛇口やハンドルを取り付けるなら、実際に回せたり動かせたりする方が子どもも喜びます。木材で作るなら、蛇口を模した角材とハンドルを模した円柱の木材を用意しましょう。円柱の裏側に穴をあけ、軸となるダボを差し込みます。土台にも穴をあけて差し込めば、円柱の木材が回転する仕組みの完成です。仕上げに、蛇口部分をシンクに向けて取り付けましょう。

また、ホームセンターに行くと、本物の蛇口が購入できるため、利用するのも良いでしょう。シンプルな作りのものであれば、比較的安価で手に入り、さらにリアルさが増すのでおすすめです。

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写真・イラスト/(C)Shutterstock.com

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