お酒を飲むと太る原因は?
お酒はカロリーゼロじゃない!
お酒は原料によって変わりますが、しっかりカロリーがあります。
例えばビールなら100gあたり約40kcal、ワインなら約75kcal、梅酒なら約155kcalもあります。お店で提供されるような量なら、ビールは中ジョッキで約145kcal、ワインはワイングラス1杯で約90kcal、レモンサワーでも約110kcalほどあります。
よく、アルコールは【エンプティカロリー(空のカロリー)】と言われますが、これは「カロリーがない」という意味ではなく、「カロリーが高いのに、ほとんど栄養素がない」という意味で使われます。
お酒は糖質が高いものが多く、体に必要な栄養素をほとんど含まないだけでなく、アルコールが分解されるときに中性脂肪の合成が高まってしまうという話も。
多量摂取は当然太りやすくなりますよね。
糖質が含まれている
糖質は消費されないと脂肪として体に蓄積されてしまうので、糖質を多く含むお酒の過度な摂取はダイエットに大敵。
お米から作られる日本酒、麦から作られるビールなどは糖質が高い傾向にあり、果実酒やリキュールなども、糖分を加えて作られることが多いので注意が必要です。
おつまみが原因かも
お酒そのものではなく、お酒と一緒に食べるおつまみが原因で太る可能性も高いです。
お店で出されるおつまみには、唐揚げやフライドポテトなどの脂質たっぷりのメニューが多く、味も濃いめでさらにお酒が進みます。
また体はアルコールのエネルギーを優先して消費するため、食べたもののカロリーや体内の脂肪分が燃焼されづらくなり、いつもより体内に残ってしまう可能性が。
太らないためには、飲み方や一緒に食べるおつまみの工夫が必要なのです。
太りにくいお酒はあるの?
焼酎
焼酎は原料が炭水化物ですが、蒸留している過程で糖分が除かれます。ビールでは気になるプリン体も、焼酎にはほとんど含まれていません。
ウイスキー
ウイスキーも蒸留酒のため、蒸留する過程で糖質は取り除かれます。そのため糖質はゼロ。
カロリーは高いですがアルコール度数も高いため、少量を水や炭酸水で割ったりすることが多いですよね。また、ロックで飲んでもビールと違って何杯も飲むことはありません。少量で済むならビールを何杯も飲むよりも低カロリーになります。もちろんガブガブ飲んでしまってはもちろん意味がありません。