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LIFESTYLE 雑学

2024.03.09

「胆力」のある人の特徴とは? 「度胸」などの類語や鍛え方を解説

 

行動力につながる

どれだけ頭で前向きな考えを持っていても、行動に移さなければ意味がありません。「胆力」のある人は、ポジティブな考え方や向上心を、目標達成へ向けた行動力につなげます。実行に移すスピードが早いのも特徴です。実行すべきと判断すれば、時期を遅らせることなく直ちに行動します。

ひらめきを得やすい

「胆力」があると、「新しいアイデアを生み出しやすい」というメリットもあります。自分の考えやスキルで、新しいものを作り出す創造性を備えているのも、「胆力」がある人の特徴です。向上心の高さから、「胆力」がある人は豊富な知識やスキルを持っているため、アイデアを生み出すための引き出しが多くあります。

問題解決に役立つ

「トラブルに強い」ことも「胆力」のメリットです。「胆力」があれば、自分や周囲に何らかのトラブルが発生しても、慌てず冷静に行動できます

普段は落ち着いて物事を判断できるような人でも、トラブルに見舞われると心を乱し、十分な能力を発揮できない人も多いものです。しかし、「胆力」のある人はパニックを起こしたりその場から逃げたりするようなことはせず、解決策を見つけようと努力します。仕事やプライベートにかかわらず、胆力があることは、さまざまな問題解決に役立つ大きなメリットといえるでしょう。

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(c) Adobe Stock

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「胆力」のセルフチェック

自分に「胆力」があるのかどうかは、物事の捉え方や、責任に対する考え方などで判断できます。以下の2点を参考に、自分に「胆力」があるかどうかを確認してみてください。

胆力のチェックポイント
  1. 1:物事の捉え方
  2. 2:責任の考え方

1:物事の捉え方

「胆力」のある人は、物事をポジティブに捉えようとします。悪い状況でも、優れた部分を探そうとすることが、「胆力」を持つ人の特徴です。反対に、「胆力」のない人は、何事もネガティブな方向に考えてしまいます。あらゆる物事に対し、自分にとって嫌な部分ばかりが目につき、ポジティブに捉えられません。

日頃から前向きな考え方で過ごしているか、ミスが発生しそうな状況でも積極的に動いているかなどの点は、「胆力」があるかどうかの重要なチェックポイントです。

2:責任の考え方

自分自身の判断や行動に責任を持てることは、「胆力」がある人が持つ特徴の一つです。人のせいにせず、自分で決めたことに対して責任を負う覚悟を持っています。責任を負えることは、積極的な行動にもつながります。責任を追及されるリスクを恐れないため、何事に対しても果敢にチャレンジできることが強みです。

一方、「胆力」のない人は、なかなか自分で責任を負おうとしません。自分に責任が発生した場合も、他人・状況・タイミング・運など、さまざまな理由を持ち出して、責任を回避しようと試みます。責任感があるかどうか、自分自身の日頃の言動から思い返してみましょう。

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「胆力」の鍛え方

「胆力」は、努力によって身に付けることが可能です。以下に挙げる「胆力」の鍛え方を参考に、日頃の行動や考え方を調整していきましょう。

新しいことを始める

「胆力」を鍛えるために有効な方法として、「新しいことにチャレンジする」ことが挙げられます。新しいことへの挑戦は何かと勇気がいるものであり、成功すれば大きな自信につながるものです。新しく始めることが自分にとって未知の分野なら、能動的な学習や、あきらめない気持ち、継続することなどが求められます。これらは「胆力」を鍛えることにつながる要素です。

いきなり高い目標を掲げてしまうと挫折しやすくなるため、初めはハードルを低く設定しましょう。少しずつ目標を高め、常に向上心を持って過ごすことが大切です。

多角的な視点を意識する

より多くの情報や知識を得られると、視野が広がり、どのような場面においても動じない判断力や精神力を身に付けられます。情報や知識を増やす際は、狭い考え方に固執しないことが重要です。多角的な視点を意識し、常にあらゆる可能性や考え方を意識することで、情報や知識を吸収しやすくなります。

視野を広げる方法としては、「読書」がおすすめです。小説やビジネス本を中心に読めば、多くの人が持つ考え方や価値観が分かり、視野を広げることにつながります。自分の考え方や価値観を疑いながら読書をすることで、より多くの知識を素直に吸収できるようになり、物事に動じない「胆力」が鍛えられます。

真似をしてみる

「胆力」がある人の言動を観察して真似をしてみるのも、「胆力」を鍛える良い方法です。周囲に「胆力」のある人がいれば、一緒に過ごす時間を増やしてみましょう。自分にはない考え方や行動が目についたら、それは「胆力」を上げるための大きな要素かもしれません。

「胆力」のある人が近くにいれば、ポジティブな考え方も理解しやすくなります。ミスをした際にどのような行動をとっているかという点も、注視したいポイントです。

最後に

「胆力」とは、「尻ごみしたりしない精神力。ものに動じない気力」のこと。仕事に果敢に挑戦したり、最後までやり抜く姿を見て感心し、「胆力があるね」と褒め言葉として使われることもあるでしょう。物事をポジティブに考え、たとえ失敗しても次こそは成功してみせる」と挑戦し続けることが、「胆力」を鍛える秘訣と言えるかもしれませんね。

TOP画像/(c) Adobe Stock

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