フレッシュな垢抜け感! くびれをつけたメリハリボブ
レイヤーを上手に取り入れ、動きを感じるくびれシルエットにしたりふわっとエアリーな質感を加えたりした、大人っぽさとかわいらしさを兼ね備えたスタイル。レイヤーが入っていると、トップがペタンとしがちな場合でもスタイリングでふんわり感がつくりやすくなるのもうれしい。
カット
ベースは鎖骨ラインのボブ。ハチ上の表面にレイヤーを入れ、ふんわり感とくびれを出しやすくする。注意したいのは、裾の重みは残したいので必ず〝表面のみ〟にレイヤーを入れること。前髪は、あご下からレイヤーでサイドにつなげて。
カラー
ツヤとやわらかさを重視したシフォンブラウンカラー。ダークトーンで落ち着いた雰囲気に。
スタイリング
まず、38mmのマジックカーラーで前髪を後ろに向けて巻いておく。32mmのカールアイロンを使い、裾はすべて外ハネに。こめかみから上の表面の髪の毛先は内巻きにすると、ちょうどいいくびれができる。マジックカーラーを外し、毛流れが自然になるように整えながら手ぐしでバームをなじませる。
このモデルの顔型や髪質
大人のひし形ボブヘア
ひし形シルエットのボブでフェイスラインをスッキリ見せ。
カット
レイヤーカットでひし形シルエットをつくるのがカギ。耳横あたりに横幅をつくることで錯視効果が生まれ、小顔に見せることが可能。目にかかるギリギリの長さでカットした前髪、頬にはらりとかかる後れ毛で顔の幅も小さく見せられます。おでこが見えるシースルーバングで抜け感を演出。
カラー
ツヤのあるパールベージュ。透明感のある印象も手に入ります。
スタイリング
全体を濡らした後、ヘアセラム1プッシュを毛先になじませておく。毛先が内側にながれるようにドライヤーを当てる。このとき下を向いて根元から乾かすときれいにまとまりやすい。しっかりと乾かしたら、ストレートアイロンで毛先を内巻きにワンカールさせて。
モデルの顔型&髪質
ほんのりレイヤーのシャープなボブ
毛先の外ハネ+束感でこなれたニュアンスを加えたスタイル。ボブにレイヤーを入れ、あごラインにくびれをつくることでフェイスラインをシャープに見せてくれる効果が。おすすめのポイントは、なんと言ってもスタイリングが楽なところ。巻くのが苦手な場合、パーマをかけてしまえば、朝にスタイリング剤をつけるだけで〝ちゃんとやっている感〟のあるヘアができちゃいます。
カット
あごラインより少し長めで、やや前下がりにカットして動きを出しやすくする。顔周りから表面に、リップラインからレイヤーを入れる。スカスカになりすぎないように、控えめに入れるのがコツ。
カラー
暗髪アッシュ。落ち着いた色味だけど、光に当たると透明感が出てやわらかさが感じられる。
パーマ
基本はノンパーマ。直毛の場合、毛先にワンカールパーマをかけておくとスタイリングがグンと楽になる。
スタイリング
アイロンで巻くときは、毛先は外ハネ、表面は内巻きに。スタイリングオイルを2プッシュ手に広げ、中間から毛先になじませる。
似合う顔型や髪質
【ミディアム】大人っぽい髪型おすすめ6選
- 切りっぱなしな毛先が今どきなミディアム
- ワンカールでこなれるカジュアルフェミニンミディ
- 2段のパーマでくびれフォルムに! 爽やかメリハリミディアム
- かき上げ+レイヤーのくびれミディアム
- かき上げアンニュイミディ
- ワンカールのナチュラルレイヤーミディ
切りっぱなしな毛先が今どきなミディアム
どんな顔型の人にも似合うオールマイティなスタイルですが、顔型を補正してくれる効果もあるカットなので面長さんや小顔効果を狙いたい人におすすめです。定番のミディアムスタイルにトレンド感を加える切りっぱなしの毛先も◎。いつものミディアムレングスを今っぽく見せたい人にもピッタリ!
カット
トレンド感のあるバッサリ切りそろえられた毛先に、中間はレイヤーを入れてくびれつくることで小顔効果もバッチリなスタイルです。 前髪はシースルーバングにすることで奥行きも生まれます。
スタイリング
38mmのカールアイロンでべースを外ハネにし、レイヤー部分を持ち上げて内巻きにすることで簡単にくびれヘアが完成します。顔周りを外巻きにすることが、今っぽく仕上げるコツ。仕上げはふんわり感を残せるライトタイプのオイルを髪全体になじませて。
このモデルの顔型や髪質
ワンカールでこなれるカジュアルフェミニンミディ
表面にレイヤーを入れると、ワンカール巻くだけでスタイルにちょうどいい空気感をもたらしてくれます。軽くしすぎるとスカスカしたり、逆にふくらんだりしてしまうため、ベースにはある程度重さを残しておくことが大事。
カット
鎖骨下5cmのミディアムベース。ハチ上にレイヤーを入れ、前髪は、サイドには厚みと長さを残しながらも真ん中は眉下の長さで薄くつくり、カットラインの生きたシースルーバングにする。
カラー
明るめのショコラブラウンでワンカラー。肌なじみがよくやわらかさの出る色。
パーマ
基本的にはノンパーマ。髪がベタッとしやすい人は、中間〜毛先にデジタルパーマをかけるとしなやかさが出る。
スタイリング
32mmのアイロンで毛先はワンカールの外巻きに。顔周りの髪はリバース(後ろ向き)巻きにし、しっかり手に広げたバームを中間〜毛先になじませてスタイリング。ひし形をイメージして整えて。
このモデルの顔型や髪質
2段のパーマでくびれフォルムに! 爽やかメリハリミディアム
どうしてもハネやすいミディアムでも、そのクセを生かすことで洒落たシルエットに。表面にレイヤーを入れているため自分で巻いてもつくりやすいスタイルですが、パーマをかけておくとより簡単。パーマでベースができているため、ほんの少し巻き足すだけで、くずれにくく形もキレイなくびれスタイルができあがります。
カット
ボブより長めでミディアムより短めの、肩あたりでカット。前髪から顔周りはややラウンド気味にし、表面のみ低めのレイヤーを入れる。
カラー
グレーを加えてほんのりくすみを感じさせるベージュカラーに。落ち着いたトーンで、上品さを演出。
パーマ
表面と内側を分け、表面は内巻き、内側は外ハネのワンカールパーマをゆるくかけておく。
スタイリング
パーマをかけた部分はパーマをサポートするように、内巻きや外ハネのクセを指でつくりながら乾かし、少量のワックスをなじませて形を整える。ペタッとしやすい人は、カールアイロンやストレートアイロンで、表面は内巻き、襟足は外巻きにすると形が長続きする。
このモデルの顔型や髪質
かき上げ+レイヤーのくびれミディアム
くびれのあるミディアムスタイルは前髪をかき上げてアップバングにすると、甘さを抑えたクールな雰囲気に。顔周りにレイヤーが入っているため、流して後れ毛ぽく見せたり、顔に沿わせてモードなウルフスタイルに見せたりと、スタイリング次第で楽しむことができます。
カット
全体の長さは胸と鎖骨の間くらいにして、トップのみレイヤーを入れる。もみあげの長さを決め、サイドバングからもみあげにかけてローレイヤーでつなげる。
カラー
やや明るめのグレージュのワンカラー。赤みを打ち消し、透け感を見せられるカラーでこなれた雰囲気に。
パーマ
基本はノンパーマ。巻くのが苦手な人は、デジタルパーマなどを使い、ベースの毛先は逆巻き、トップのみウエーブのパーマをかけておくと再現しやすい。
スタイリング
太め(32〜38mm)のアイロンで毛先を外ハネにする。トップの毛束を持ち上げて毛先から外巻きにしてからふわっと下ろすと、リバースの毛流れに。スタイリングオイルを手に広げ、カールをほぐしながらつける。
このモデルの顔型や髪質
かき上げアンニュイミディ
芯の強さとしなやかさを感じる女性をイメージ。長めの前髪からサイドバング(前髪の両端)に自然につなげることで顔周りにほのかな動きを出し、ひし形シルエットがつくりやすくなります。毛先にゆるっとした動きがつく程度の毛流れで、生っぽく抜け感のある雰囲気に。
カット
全体は鎖骨下でワンレングスにカット。前髪は鼻下〜リップラインに設定し、サイドバングから顔周りにかけ流れるようにつないで。顔周りを中心にレイヤーを入れ、軽やかな質感に。
カラー
落ち着いたトーンのモノトーンのワンカラー。黒に近いダークカラーながら透け感も出る、大人にぴったりな色味。
パーマ
基本的にはノンパーマ。直毛すぎる場合、太めのロッドで毛先1回転半巻き、ハネるような動きをつけるといい。
スタイリング
ハチ下は毛先だけを外ハネにし、ハチ上の表面は中間に動きがつくように1回転のリバース(後ろ方向)巻きに。バームやオイルなど濡れ感が出るスタイリング剤を選んでしっかり手に広げ、髪の内側からなじませて表面は手ぐしで塗布。ひし形シルエットになるように整えて。
このモデルの顔型や髪質
ワンカールのナチュラルレイヤーミディ
複雑な巻きスタイリングが苦手な人、ナチュラル感が好きな人におすすめのスタイル。レイヤーが入っているため、髪がペタンとしやすい場合でもふんわり見せることができますよ。
カット
全体は鎖骨ラインでカットし、表面に軽めにレイヤーを入れる。面長さんの場合、前髪は眉下あたりでややワイドめにしながらサイドにつながるようにラウンド気味にカットする。
カラー
7トーンのフォギーページュで全体をカラー。ツヤとやわらかさを底上げする効果があり、色持ちもいい。
スタイリング
32mmのカールアイロンで、全体の毛先を外ハネに、表面に入れたレイヤーの毛先は内巻きのワンカールに。前髪も毛先が外に流れるようにほんの少しだけ巻く。バームをよーく手のひらに広げ、下から手を入れて内側をメインになじませてカールをほぐす。表面や前髪は指先でつまみながら、ひし形のシルエットになるように形を整える。
似合う顔型や髪質
【ロング】大人っぽい髪型おすすめ7選
- レイヤー+ワンカールで作る大人の余裕セミロング
- 大人かわいいゆるウェーブロング
- トップに動きをつけたふんわりロング
- 韓国風爽やかセミロング
- ナチュラルニュートラルなクセ毛風ロング
- ふわっとレイヤー+顔周りハイライトのこなれロング
- 流した前髪が印象的なハイレイヤーロング
レイヤー+ワンカールで作る大人の余裕セミロング
レイヤーをより生かすようにスタイリングした時短スタイル。前髪をフロントで分けて根元を立ち上げながら外に流すと、人気の韓国風テイストになります。くびれたシルエットはバランスよく見えるだけでなく、色っぽい雰囲気も出しやすいので、ぜひ取り入れたいもの。
カット
全体は鎖骨下5cm、前髪は頬あたりでカットし、顔周りを中心にレイヤーを入れる。
カラー
明るめのヌーディベージュカラーをセレクト。髪の赤みを消しながらもくすみすぎず、オークルの肌に合わせやすい。
スタイリング
前髪は大きめのカーラーで内巻きにしておく。ハチラインで上下に分け、32mmのカールアイロンで下の毛先をワンカールの外巻きに。上は内巻きのワンカールにしてから、前髪のカーラーを外してザッとなじませる。少量のバームを手のひらに広げてから、髪の内側からしっかりもみ込んで形を整える。
このモデルの顔型や髪質
大人かわいいゆるウェーブロング
ゆるやかに巻いた毛先が華やかなロングスタイル。全体をゆるめに巻けば華やかさも加わります。顔周りの髪は残して、バックをクリップなどでざっくりまとめても横顔がサマになるスタイルなので、忙しい日や髪をまとめたい日にも便利。
カット
顔周りに自然なレイヤーを仕込んだゆるウェーブスタイル。顔周りにレイヤーが入ったセミロングスタイルは韓国ヘアを意識した大人かわいい仕上がりに。レイヤーの効果で顔周りをすっきり見せられ、小顔効果が期待できるのもいいところ!
スタイリング
32mmのカールアイロンで顔周りの毛を外巻きに巻いて、全体は毛先内巻きに。太めのカールアイロンでゆるめのカールをつくるのがポイント! カールの毛束をほぐしながら、全体にヘアオイルをなじませてツヤをプラスして。
このモデルの顔型や髪質
トップに動きをつけたふんわりロング
顔周りの動きがフェミニンなロングヘア。ロングにしたものの、普段は簡単に結ぶだけ、ストンと下ろすだけという人や、久しぶりにロングヘアを楽しみたい人にもおすすめです。
カット
レイヤーでつくる、動きのあるロングヘア。レイヤースタイルのロングヘアは軽やかな動きがお悩みを解消しながら、顔周りと胸元に毛先の動きがあることでよりやわらかさを引き立ててくれるのがポイントです。広がりやすい部分の毛量をカットで調節すれば収まりもよくなり、ペタンとしがちなトップも表面にレイヤーを入れることでふんわり感が生まれます。
スタイリング
軽やかな動きが特徴のレイヤースタイルはスタイリングでひと手間加えると、より華やかさが加わります。38mmのカールアイロンで顔周りはリバース巻き(外巻き)、中間から下はかたい髪質でもやわらかくナチュラルな印象を与えられるフォーワード巻きにします。
このモデルの顔型や髪質
韓国風爽やかセミロング
薄めの前髪やほんのり外ハネになった顔周りの動きなど、今どきの韓国っぽいニュアンスを取り入れたセミロング。顔周りに入れたレイヤーは骨格を補正して小顔に見せてくれるだけでなく、髪をまとめたときには後れ毛として生かすことができます。
カット
ベースは鎖骨下の長さで平行にカット。前髪は目に少しかかる長さで薄くつくり、前髪の横には独立したレイヤーを入れる。レイヤーは、あごあたりの長さでハの字にカット。
カラー
くすみを感じさせるオリーブブラウン。ほのかな透け感が出るよう、少し明るめのトーンに。
パーマ
前髪にふわっとなるようなパーマをかける。ゆるいクセがあるので、それを生かす。
スタイリング
基本的には、形が決まるように乾かしてヘアオイルをなじませるだけでOK。広がりが気になる場合だけ、ストレートアイロンを根元からスルーさせつつ毛先は軽く外ハネに。
このモデルの顔型や髪質
ナチュラルニュートラルなクセ毛風ロング
しっかりカールだとキマりすぎてちょっと近寄り難い印象になることもありますが、ゆる巻きだと隙があってこなれ感が生まれます。クセ毛程度の動きがあるからロングでも重すぎず、適度な抜け感も。
カット
バストラインの前上がりロングをベースに、顔周りを中心にレイヤーを入れる。全体には低めのレイヤーを入れ、軽やかに見せつつ巻いたときに動きが出やすいようなサポートを。前髪は薄めに下ろしてシースルーにし、目の上ギリギリでカット。
カラー
明るすぎないトーンのナチュラルベージュに。やわらかさときちんと感を兼ねそなえたカラー。
スタイリング
38mmの太めのカールアイロンで、毛先をすべて内巻きに。強く巻きすぎず、ワンカールにして時間をおかずにスルーさせるようにすると程よい曲線に。顔周りはバランスを見ながら、中間部分はうちに入れつつ毛先は外ハネ風に。ここも「巻く」と意識せず「曲線をつける」程度のニュアンスに。スプレーワックスを吹きつけながら手ぐしでなじませ、軽やかに仕上げる。
このモデルの顔型や髪質
ふわっとレイヤー+顔周りハイライトのこなれロング
ロングだけどコンサバに寄りすぎず、ちょっと抜け感を出すのが今っぽく見せる秘訣。毛先はスカスカにならないようにきちんと厚みを残し、顔周りにレイヤーを入れて華やかな動きを加えて。トップにもレイヤーを入れているのでぺたんとならず、ふんわり見せることができます。
カット
ベースはバスト上のロングで、前髪はあごラインに設定。前髪からフェイスラインにしっかりとレイヤーを入れて動きをサポートし、華やかさをアップ。トップにもレイヤーを入れ、頭の形をキレイに見せる。髪がぺたんとしやすい人にはマスト!
カラー
ブリーチで全体にハイライトを入れ白髪をハイライトと同化させてから、カッパーブラウンでカラー。顔周りをやや明るくすると肌がトーンアップして見える。
パーマ
直毛の人、髪が硬くて多くて太い人、巻くのに手間取る人はパーマをかけておくと朝が楽ちん。ハチ下は毛先にワンカール、ハチ上は大きなロッドで根元までしっかり巻き込んでふんわり感を底上げ。
スタイリング
タオルドライ後に洗い流さないトリートメントをなじませ、分け目をつけずに360度さまざまな方向からドライヤーの風を当てて根元から乾かす。パーマをかけていない人は、ヒートプロテクトできるオイルを中間〜毛先になじませてから38mmのヘアアイロンで毛先だけワンカールの内巻きに。前髪とトップはリバース(後ろ方向)のワンカールにして、オイルを手ぐしでなじませてくずす。カールを強くつけすぎないのがポイント。
似合う顔型や髪質
流した前髪が印象的なハイレイヤーロング
重めに見えるロングスタイルはレイヤーで抜け感をプラスするのが、今っぽく見せるコツです。ハイレイヤーは軽やかな印象を与え、トレンド感もありながら、毛先をワンカールするだけで簡単におしゃれにセットできるのもうれしいところ。
カット
ロングのハイレイヤーストレートスタイル。全体的にレイヤーをしっかり入れることで、ロングでもすっきり感を演出できます。前髪は流すことで、よりフェミニンに仕上げるのがポイント。
スタイリング
全体をストレートアイロンで真っ直ぐにしたら、前髪は外側に流す。適度に重みのあるオイルをつけてツヤ髪を演出するのもポイントです。女性らしくキレイな髪に見せるため、前髪の根本はふんわりと仕上げます。根元付近にワックスを少量つけてかき上げると、立ち上がりやすくなります。
このモデルの顔型や髪質
【長さ別】大人っぽいおしゃれなヘアアレンジ
- 【ボブ】大人フェミニンなふっくらひとつ結び
- 【ミディアム】大人に似合うカチューシャアレンジ
- 【ミディアム】抜け感と色っぽさのあるバンスクリップアレンジ
- 【ロング】ねじるだけの上品華やかお団子
- 【ロング】タイト前髪×細めカチューシャで子供っぽさを払拭
【ボブ】大人フェミニンなふっくらひとつ結び
ひとつ結びは、誰でもできるくらい手軽で清潔感もあるから、多忙なワーママがもっとも使うアレンジ。ただ、シンプルすぎて、フォーマルな場では華やかさが足りなかったり、手抜きして見えてしまうことも……そこでたった3分でできるテクニックを組み込んで、アクセントをプラス。
How to
1.前髪を8:2の横分けに
あらかじめランダムに巻いてスタイリング剤をつけておく。コームの柄など、先が尖ったものを使って前髪の分け目をチェンジ。8:2の横分けにする。
2.後頭部のハチ上をV字に取ってねじってピン留め
後頭部の上の部分の髪をV字に取ってひとねじりし、ピンで留める。ピンは下から挿し込んでUターンさせながら押し込むと、しっかり留まってピンも見えない。
3.全体の髪を下位置でひとつに結ぶ
横分けにした少ない方のサイドは耳にかけ、逆サイドは丸みをつけて、下位置でひとつに結ぶ。結び目を手で押さえながら、後頭部がふっくらするように毛束をところどころつまみ出す。結び目にヘアアクセをあしらう。
【ミディアム】大人に似合うカチューシャアレンジ
大人に似合うカチューシャのつけ方は、やわらかなオールバックスタイルがおすすめ。オールバックでおでこを出すことで、カチューシャをつけていても甘くなりすぎません。
How to
ベースづくりは32mmの毛先全体を外側にワンカールさせる。『mm(ミリ) クリームバター』をパール1粒分とり、手ぐしを通しながら全体によくなじませておく。前髪を軽くなでつけるように流し、耳周りは耳かけしてからカチューシャをつける。太めのカチューシャをつける位置は、前髪の根元から3cm程度を離しておくこと。ただし、カチューシャの幅によってつける位置が変わるため調整してみてください。
【ミディアム】抜け感と色っぽさのあるバンスクリップアレンジ
クリップに収める毛束はできるだけコンパクトにし、毛先も隠すことでメリハリ感がでて大人らしいきちんとした仕上がりになります。さらに、耳より下に留めて重心を下げることで抜け感と色っぽさのあるスタイルに。
How to
1.髪をひとつにまとめてからねじる
手のひらにヘアバームをなじませます。髪全体を手ぐしでまとめたら襟足近くでひと束にし、毛先5cm程度を残して1回転半くらいねじります。襟足近くがゆるまないようしっかりとねじるのがコツ。
2.毛束を後頭部につける
ねじった毛束を持ち上げ、後頭部に沿わせます。このときも襟足がゆるまないようにします。
3.毛束を折り返してねじった部分に差し込む
毛束を掴んでいる手とは反対の手で毛先をつまみ、折り曲げて毛束と後頭部の間に入るように差し込みます。その状態でバンスクリップを留めます。留めるときはまとめた髪の下のほうからクリップをあて、差し込んだ毛先部分もしっかりかませるようにするとくずれません。最後に後頭部全体から毛束を引き出して立体感をつけます。顔周りの後れ毛はヘアバームがついた指先でつまみ、束感をつくります。
【ロング】ねじるだけの上品華やかお団子
低めのお団子で、かつ〝くずし〟を加えないタイトなベースなので、きちんとしたシーンにふさわしい上品さがあり、編み込み風のニュアンスと高さのあるトップで華やかな雰囲気も演出できます。
How to
1.ハーフアップをつくり、くるりんぱをする
耳上で分けとったサイドの髪を後ろでゴムで結びハーフアップをつくります。ハーフアップ以外の髪をダッカールなどでまとめると、くるりんぱがしやすくなります。
ハーフアップの毛束(赤枠部分)をつかみ、ゴムの上から後頭部との間に毛束を通してくるりんぱをします。
2.青枠部分の髪をねじってハーフアップに入れる
青枠部分の髪(下ろした髪の左半分程度。ハーフアップの毛束は除く)を時計回りできつめに、髪の中間くらいの長さまでねじります。
ねじった髪をハーフアップのゴムと後頭部の間に入れ、ハーフアップにひっかけるような形にします。
3.黄枠部分の髪を時計回りにねじる
ここでねじるのは、黄枠の部分(下ろした髪の右半分。ハーフアップの毛束は除く)。
黄枠部分の毛束を肩の前に出し、時計回りで中間くらいまできつめにねじり、手で固定しておきます。
4.緑枠部分の髪を時計回りにねじる
ここでねじるのは緑枠の部分(ステップ3でねじった以外の髪)。
(ステップ3でねじった髪を片手で固定したまま)緑枠部分の髪を時計回りにきつめにねじります。緑枠部分を髪の中間までねじったら、ステップ3(黄枠部分)でねじった髪とねじり合わせて1本の毛束にします。「2本の毛束それぞれを時計回りにねじり、1本にねじりあわせる」を毛先近くまで行います。
5.ねじった毛束の先を輪っかにしてゴムで結ぶ
毛先までねじりあわせたら細めの黒ゴムで結びます。このとき、結んだ毛先を通し切らずに輪っか状にするのがポイントで、こうするとお団子にしたときに毛がパラパラと散らずに見た目がキレイになります。
6.毛束をまきつけてお団子をつくる
毛束のゴム部分を持ち、襟足から頭の左側を通ってハーフアップの中心にぐるっと巻きつけます。最後に輪っか部分をハーフアップの内側に差し込みます。
7.アメピンで2〜3か所固定する
輪っかを差し込んだ部分は真横に向けて、お団子の左下は真上に向けてそれぞれピンを差して固定します。不安定な部分がほかにもあれば、ピンで固定します。最後に、頭頂部から毛束を細く上に引き出して高さを出します。
【ロング】タイト前髪×細めカチューシャで子供っぽさを払拭
カチューシャにもさまざまなデザインがありますが、40代が日常でさりげなくつけるなら、細めのタイプで黒やネイビーといったダークカラーがおすすめです。また、カチューシャをつけたときは前髪をタイトにすることも子供っぽさを解消するコツなんです。髪をすっきりまとめることで甘さが軽減され、大人っぽく仕上がります。
How to
1.前髪の分け目を6:4でつける
生え際からカチューシャまでの間に分け目をつけると、きちんとした印象になるのでおすすめ。カチューシャを置く位置は生え際から4〜5cm程度にするとバランスがよく、5cm以上だと間伸びして見えますし、4cm以下だと窮屈に見えてしまいます。分け目をつけるときは、センターよりも少しずらした位置の6:4にすると好バランスに。(小鼻の外側の延長線上が目安です) コームでぴっちりとなでつけるようにします。髪が浮きがちな場合は、先にヘアバームなどをつけて少しウェットにしておくとセットしやすくなります。
2.ひとつ結びにしてカチューシャをセット
分け目をつけたら、髪全体をひとつにまとめて後頭部の襟足近くでゴムで結びます。このときもコームを使い、タイトにまとめておきます。分け目の端にカチューシャがくるようにセットします。カチューシャの上面が少し生え際に向くようにしてセットすると頭が小さく見える効果も! ひとつ結びにしたゴムの上からヘアワイヤーを巻きつけると後ろ姿もおしゃれになります。
3.前髪のうぶ毛を出して束感をつける
前髪のうぶ毛を出すと今っぽく仕上がるだけでなく、キュッと小顔に見える効果もあります。ヘアバームを指先につけ、分け目の6のほうの前髪からうぶ毛を引き出します。1cm幅から3〜4本の毛束をつくって細めにします。もみあげのおくれ毛もヘアバームをつけた指で束感をつけます。
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