上司に相談
・前々から相談という形で会社に話し、退社まで時間をかけました （40代・愛知県・子ども1人）
・上司から来年度の方針や活動内容について話があり、この方針だと給与が大幅に減ることを伝えられました。私がこの方針だとモチベーションが下がるであろうことも上司は予想していて、進退について考える時間を事前にくれたため、継続するかどうかを考えることができた。その結果、辞める決断をしたときもスムーズに了承してもらった （40代・北海道・子ども1人）
・よく話し合いました （30代・神奈川県・子ども1人）
人間関係の構築
・日ごろから職場の人間関係を良好にしておく。 日ごろの人間関係をよくしておくこと （40代・東京都・子ども1人）
・日頃から職場の人との仲がよかったから、スムーズに辞めることができました （40代・千葉県・子ども2人）
明確な理由（転勤など）を伝える
・数年務めた後、「夫の転勤で海外に住む」という理由で退職しました （40代・茨城県・子ども1人）
・理由をわかりやすく伝え、それが納得性のあることが大事だと思います （40代・東京都・子ども2人）
病気など引き止められない理由にする
・病気とストレスなど、引き止められない理由にする （40代・北海道・子ども2人）
・体調を崩して仕方なくやめた （30代・佐賀県・子ども2人）
・周囲の影響や他人への迷惑を顧みることができないくらい、病気が悪化し切迫した状況でした… （40代・東京都・子ども2人）
引き継ぎをしっかりやる
・最後の最後まできちんと仕事して、引き継ぎも手を抜かない！（30代・神奈川県・子ども1人）
・退職希望時期を早めに上司に伝え引き継ぎをスムーズにしたこと （40代・長野県・子ども2人）
揺るがない気持ちを見せる
・引き止められても揺るがない気持ちをもつ （40代・神奈川県・子ども2人）
・辞める意思が固まってる“ふう”に見せる （30代・東京都・子ども2人）
・引き止められても、自分の意思は強く貫く！ （30代・京都府・子ども1人）
丁寧に伝える
・段階を踏んで前もって丁寧に話しておく （40代・新潟県・子ども2人）
・長く根回し （40代・東京都・子ども2人）
・とにかくコミュニケーション （30代・大阪府・子ども1人）
嘘をつく
・嘘をついて辞めました。そうでもしないと、ずるずると引き延ばされそうだったから （30代・兵庫県・子ども2人）
・日本にいない設定にする （30代・東京都・子ども3人）
結婚を機に退職
・結婚したので、その年度内でキリよく退職した （30代・北海道・子ども2人）
・寿退社だったから （40代・栃木県・子ども1人）
産休のまま退職
・産休のまま退職しました （40代・神奈川県・子ども1人）
ありのままいう （40代・北海道・子ども2人）
・退職の日、理由を明確に伝えたから （40代・福岡県・子ども2人）
次の仕事を決めてから辞める
・次の仕事が決まったと伝えた （40代・埼玉県・子ども3人）
時期を考える
・人員や仕事のタイミングなど、言い出しやすい時期を選ぶ （30代・群馬県・子ども3人）
・後任の人が入ってきて、引き継ぎ期間を2カ月とって、それから辞めました （30代・大阪府・子ども2人）
自己都合であることを伝える
・会社の文句は言わずにあくまでこちらの都合ということを伝える （30代・埼玉県・子ども2人）
進学
・子どもの進学のためだと伝えました （30代・東京都・子ども2人）
震災後でやめやすかった
・ちょうど東日本大震災で仕事が少ない時期だったから辞めやすかった （30代・東京都・子ども2人）
上司の気持ちも考えて動くのが円満退社のコツ
ここまでアドバイスをしてくれた前出の新井千晶さん（キャリアコンサルタント）は、これまで多くの転職者を見てきた経験から、3つのコツを教えてくれました。
1、上司に引き止められても、「気持ちは決まっている」ことを伝え、貫く。
2、「やりたい仕事が（転職先に）ある」ことを伝える。ただし企業名は伝えない。
3、上司に育ててもらったことに、感謝の気持ちを伝える。
退職というと自分のことで手一杯になりがちだけれど、学んできた部署や上司・会社へほんの少しでも感謝の気持ちを。そのひと手間だけでも、双方にとってハッピーな転職になるのではないでしょうか。
写真／（C）Shutterstock.com
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