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LIFESTYLE 夫婦

2020.04.26

「片付けられる夫」「片付けられる子ども」が生まれたそのワケは…【モデル牧野紗弥ー夫婦生活ホントのところ6】

 

片付けられない夫、片付けられない子ども、は環境のせいだったのかも?3児の母であるモデル・牧野紗弥の家事がグンとラクになった理由を語ります。

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箪笥はいつもギューギューで私の仕事が増えていく

子どもが乳幼児のうちはスタイや下着、靴下などがどんどん増えるし、保育園に行くようになってからは1日数回の着替えがあるから、どうしても服が増え続ける。おもちゃも本も、年齢と性別に合わせた3人分。箪笥もおもちゃ置き場も本棚もギューギュー。色々なものが入り乱れて錯乱状態の我が家。

子どもがひとりで着替えをしようとしても、服を一枚出すと2、3枚一緒に飛び出てきちゃう。見兼ねて「あ〜、ママ一緒にやる〜」っていちいち飛んで行っていました。おもちゃや本も、子ども達がある程度片付けたら「あとはもう大丈夫だよ。ママやっておくからもう寝ようか」って。ただでさえバタバタな毎日がどんどんバタバタに…。

「どこにしまうかわかんない」と言っていた夫

夫はと言えば「どこにしまうかわかんないから手伝えない。だって、紗弥が自分で決めた場所と違うところに入れると嫌がるじゃん」と。
確かに、錯乱状態だとしても私の中には、あれはここ、これはここ、と物に定位置がありました。いくら伝えたつもりでも、私ルールが夫に全て理解できるわけもないですよね。しかもせっかく好意で片付けてるのに不機嫌になられるって…まぁ、その気持ちもわからないではありません。

ライフオーガナイザーの力を借りて家の中を大改造

そんな我が家の状態を誰かが見ていたように(笑)、待っていました!というような仕事が舞い込んできました。雑誌の取材でライフオーガナイザーの鈴木尚子さんに片付け方法を学び、うちの大改造をしていただくことになったんです。

尚子さんは、夫も子どもも片付けに参加できる収納づくりを提案してくれました。

衣類に関しては、引き出しの中に仕切りを作って、パンツ、靴下、シャツなどアイテムごとに場所を区切ること。収納場所にしまえる以上に増えた衣類を処分すること。

おもちゃ置場は、それまでより大きなおもちゃボックスを、レゴ用、娘用、息子用などに分けて作りました。もちろんおもちゃの数は、そこに入るだけに減らします。それまでは使った後は買った時のおもちゃの箱にいちいち入れるようにしていたんですが、箱は全部捨てました。

要は場所をつくって、モノを減らしてわかりやすくする、ということ。それだけで、子どもがひとりで着替えや片付けができるようになり、夫が手伝えるようになり、いいことづくし。

今や洗濯物の片付けはほぼ夫の仕事です。子ども達も小学生になってからは自分の洗濯物は自分で片づける機会が増えました。

昨年、戸建に引っ越したのですが、その時の子ども部屋作りのコンセプトは片付けやすさ。家具選びも、片付けやすさを第一に考えたら、今のところスッキリと暮らせています。

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牧野紗弥

モデル

牧野紗弥

愛知県出身。小学館『Domani』を始め、数々のファッション誌で人気モデルとして抜群のセンスを発揮しながら、多方面で活躍中。キャンプやスキー、シュノーケリングなど、季節に合わせたイベントを企画し、3人の子供とアクティブに楽しむ一面も。今年は登山に挑戦する予定。自身の育児の経験や周囲の女性との交流の中で、どうしても女性の負担が大きくなってしまう状況について考えを深めつつ、家庭におけるジェンダー意識の改革のため、身を持って夫婦の在り方を模索中。

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