ダイエッターの強い味方、「糖質ゼロ麺」
ダイエット中、我慢しなきゃと思うほどに無性に食べたくなってしまうもの…それは「麺」。しかし、そんな罪悪感を解消してくれる、なんともありがたいアイテム「糖質0g麺」シリーズをご存知でしょうか! ぜひスーパーの生麺売り場をチェックしてみてください(私の近所ではこの紀文の「丸麺」「平麺」が売っているのですが、「細麺」もあるそうです。紀文のオンラインショップでも入手できますよ)。
なんと1袋あたりのカロリーは13〜15kcal! この糖質ゼロ麺をもっと美味しく、健康的に食べるレシピをご紹介していきます。
糖質ゼロ麺を美味しく食べるポイント
いつもの麺を置き換える、それだけでも美味しくいただけるのですが、やはり糖質ゼロゆえちょっと物足りないヘルシー食になりがち。そこで私は以下をポイントに置きながら調理しています。
✔︎食べごたえをアップさせるための工夫をする
✔︎野菜をたっぷり入れる
✔︎油はカットせず、ある程度は使う
もちろん総カロリーと栄養バランスには気を使いながら、美味しく健康的に活用しましょう!
「旬野菜のにんにく炒め麺」
春の野菜をたっぷり使った糖質ゼロ麺レシピです。にんにくの香りで満足感を高め、食材の切り方をひと工夫するのがポイント!
材料(2人前)と切り方
・糖質ゼロ麺【丸麺】… 2袋
・筍(水煮)…150g
・菜の花(今回は花が咲いちゃってますが「かき菜」を使いました)…ひと束
・にんにく…1〜2かけ
・鶏がらスープのもと…小さじ1
・オイスターソース…小さじ1
・酒…大さじ1
・塩こしょう…少々
・片栗粉…小さじ1
・(お好みで鷹の爪の小口切り1本分)
・サラダ油…小さじ1
・ごま油…小さじ2
にんにくは歯ごたえが残るようごく粗いみじん切りに。筍と菜の花は根の方それぞれ1/3は細かく切って、それ以外は大きめに切ります。細かく切ると麺に絡みやすくなりますが、大きく切ると食べごたえが出るので、今回は大きめに。
1. にんにくの香り(と辛み)を引き出す
まずサラダ油を熱して、弱〜中火でにんにくを焦げないように炒めます。辛いのが好きな人は鷹の爪も。ここで丁寧に炒めると、油ににんにくの良い香りが移ります。
2. 具材を炒める
筍・菜の花を入れ、塩こしょうを少し振って炒めます。さらに酒・鶏がらスープのもと・オイスターソースを入れて炒め、水80mlで溶かした片栗粉を回し入れ、軽くとろみをつけます。これで餡が完成。
3. 麺をごま油で焼く
次に麺。そのままだと水っぽいので、食べごたえと風味をプラスするためにごま油で焼きます。フライパンで熱したごま油に水切りした糖質ゼロ麺を入れます。油は全体には馴染ませず、片面焼けたら一度ひっくり返すくらいで(固まりはしません)。ところどころちりちりと焼け、水分が飛んで行きます。
こんな感じで、部分的に焼けているくらいがちょうど良いです。(全部水分飛ばすとものすごく少なくなりす…)
4. 野菜の餡をのせて完成!
この1人前で、なんと160kcalほどです…。糖質ゼロ麺よ、ありがとう! ちなみに一食の栄養バランスとしてはたんぱく質が足りていないので、ここに卵・豆腐・肉・魚いずれか使った副菜を添えると◎。
春の野菜の薬膳的効能
春に旬を迎える野菜は、身体の「肝」の機能を養います。具体的には、ストレスやイライラ、目の疲れ、血行不良、体の重だるさなどの不調に対して効果を発揮します。春は芽吹きの季節。気温や気圧の変化に加え、様々な生き物が活動を始め、人間の身体も変化についていくのが忙しい時期です。季節の変わり目の不調に役立つのが旬の野菜。筍には胃腸を整える作用が、菜の花には解毒と血の巡りを良くする作用があり、おできなど赤みがある肌の不調にも役立ちます。
糖質ゼロ麺も、せっかく食べるなら体に良いものを合わせて、ひと工夫で食べごたえもプラス! ぜひお試しください。