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【目次】
なぜ食欲を抑えられないの?
食べすぎたり、遅い時間に食べたりするのが良くないとわかっていても、なぜか食欲が抑えられないときがあります。空腹のときはもちろんのこと、特にお腹がすいているわけでもないのに食欲が抑えられない、という経験をした人もいるかもしれません。
ホルモンの一種が関係している?
食欲が抑えられない現象に関係性があるとされるのが、「レプチン」というホルモンの一種です。レプチンは食欲をつかさどる摂食中枢に作用するホルモンで、このホルモンの作用によって食欲が抑制されると言われています。
レプチンは脂肪細胞から生み出されるホルモンで、基本的に脂肪が増えるに従って分泌量も増加する仕組みです。血中のレプチンの量が多くなると食欲が抑制されますが、脂肪が少なすぎるとレプチンの分泌量が少なくなり、食欲が増加します。ホルモンの働きだけが食欲に関係するわけではありませんが、影響するものの一つとして覚えておきましょう。
読者に聞いた!食欲を抑えられないとき、どうしてる?
食事後すぐ歯磨きをする
「歯磨きをすると食欲を抑えられるような気がしています。〝歯を磨いた〟という事実によって、その後すぐに何かを食べようという気をなくす効果を狙った方法です。特に歯磨き粉を使うと、口の中に歯磨き粉の味が残るため、食欲が湧きづらくなる気が。毎日歯磨きセットを持ち歩き、食事に限らず、何か食べた後にはすぐ歯磨きをするようにしています」(A・Kさん)
「どうしてもお腹が空いてしまったときは、マウスウォッシュを使って、口の中をすっきりさせます」(T・Yさん)
水やお茶など飲み物を飲む
常温の水や炭酸水、お茶などを飲みます。冷えた飲み物は胃腸を冷やし、働きを悪くする可能性があるので、避けるのがベター。炭酸水はより満腹感を感じる作用が期待できます。(A・Eさん)
カフェインには食欲を抑制する効果があると聞いたので、コーヒーや紅茶などで食べたい気持ちを抑えることも。(O・Hさん)
手や耳のツボを刺激する
手や耳には食欲を抑えるツボがあると聞き、食欲を抑えたいときにツボをぎゅっと押したりもんだりしています。耳のツボは「飢点(きてん)」と呼ばれるツボで、場所は耳の穴の前にある耳順と呼ばれる突起の付け根部分。手のツボは、親指の付け根の生命線に沿った場所です。「胃・脾・大腸区(い・ひ・だいちょうく)」と呼ばれる場所で、ここを指でつねるように強い刺激を与えます。(O・Kさん)
ウォーキングなど運動をする
空腹を感じたときには、ウォーキングなどの軽めの運動でよいので、体を動かるのが効果的だと思います。しかし、運動した直後の食欲は抑えられますが、その後しばらく経つと、たくさん食べたくなることも。通常の食事以上に食べすぎないように、注意が必要です。(R・Oさん)
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低カロリーの食べ物をひと口
どうしても食欲がおさまらない場合には、低カロリーの食べ物を少しだけ食べるようにしています。脂肪の少ない肉や無脂肪・無糖のヨーグルトなどは、タンパク質も多く含まれているので、特におすすめ。りんご・オレンジなども、ひと口サイズであれば、甘さのわりにカロリーはそれほど高くありません。(O・Aさん)
ダイエット中におすすめのおやつは、アーモンド。塩やチョコのついていない、素焼きのアーモンドを用意しておくと便利!(F・Eさん)