太りづらいお菓子の選び方ポイント
ポイント1. 体によいものを小分けにする
ダイエット中、小腹が空いたときに間に合わせのものを口に入れてしまうことを避けるため、お菓子はあらかじめ体によいものを用意しておくとGOOD。選ぶのはナッツや玄米フレーク、チーズなど。小分けにして携帯すると、食べ過ぎも防げます。
ポイント2. 人工甘味料や果糖ブドウ糖液糖を避ける
ダイエット中は摂取カロリーを減らしたいがために、人工甘味料を使ったお菓子に手を出してしまいがちですが、人工甘味料は腎臓に過度な負担をかけ、さらには副作用で頭痛、めまい、むくみなどを引き起こす、体によくないものです。
さらにはこの人工甘味料、依存性が高い上、味覚を狂わせてしまいます。例えばアステルパームは砂糖と比べると100〜200倍もの甘さを感じると言われていて、これを摂り続けると「もっと甘いものが欲しい」という状態に。
甘いものがないと生活できない、お腹がいっぱいなのに甘いものを食べてしまう、など「甘味依存症」になってしまう可能性があるのです。
また、健康食品と認識されがちなドライフルーツも要注意。ドライフルーツは高カロリーで砂糖をそのまま食べているようなものです。ダイエット中はできるだけ避けましょう。
また、お菓子などによく入っている「果糖ブドウ糖液糖」は、最も脂肪を増やす糖と言われています。お菓子だけでなく、身近な食料品にも入っているので、食品購入時はできるだけ事前に食品表示を確認することを癖づけて。
ポイント3. 甘いものがやめられないなら高カカオやクルミにスイッチ
ストレス疲れなどで、どうしても甘いものがやめられないのなら、お菓子を高カカオチョコレートやクルミにスイッチしてみましょう。
同じ甘いものでも、焼き菓子やスナック菓子、グミなどの砂糖菓子を選ぶよりも、高カカオチョコレートやクルミ、ココアなどの抗酸化物質を含むお菓子にスイッチすれば、脳に疲労物質が蓄積するのを防ぐことができます。結果的にお菓子の過剰摂取を抑えられる可能性が。
ポイント4. 食べる時間も意識するとGOOD!
お菓子は食べる時間で脂肪への変わりやすさが変わります。人間の体は、1日の中で14時~16時が一番脂肪を溜めにくい時間。何を食べるかも大事ですが、何時に食べるかも意識するとさらに◎ !
ポイント5. 体にいいお菓子でも食べ過ぎはNG
例えばナッツは植物性の油なので、血糖値を上げにくく、ドライフルーツにも食物繊維が豊富というメリットがあります。しかしそれぞれ脂質や糖質、カロリーが高いのも事実。ヘルシーだからと言って、間食に思う存分食べていては太ってしまいます。お菓子の1日の摂取カロリーは1割を目安にして。
ダイエット中避けたい太りやすいお菓子とは?
カロリーが高いお菓子
通常、摂取カロリーが消費カロリーを超えると、その分が脂肪として体に蓄えられます。
そのためダイエット中は高カロリーなものに注意が必要です。一般的に間食で食べてもよいカロリーは1日の総摂取カロリーの1割ほど。
高カロリーなものがどうしても食べたくなった際は、食べる量を減らしカロリーの摂取量を調整するとよいでしょう。
糖質が多いお菓子
糖質が多いお菓子も、ダイエット中は基本的に推奨されていません。小麦粉や砂糖を多く含むお菓子はできるだけ避けたほうが無難です。
ただし、先にも少しお伝えしたように食べる時間や食べ方に気をつければ、その限りではありません。
もちろん食べ過ぎには注意が必要ですが、医師の工藤孝文先生によると1日の中で午後3時頃がもっとも脂肪がつきにくいということが科学的にわかっているそう。
そのためスイーツを食べるなら午後3時がベスト。これにより夕食まで血糖値が安定し、逆に食事の量が減り効果的にダイエットできる可能性があるそうです。
できればその際、脂肪燃焼を促すコーヒーや、コレステロールを抑える働きのある緑茶と一緒に食べることがおすすめだと言います。