マスクにテレビ会議…メイクの仕方にも変化が？
外出の機会がぐっと減っている今日この頃、メイクをする回数がかなり減ったという人も多いのでは？さらにマスクをしたり日々の生活が変化したことで、「メイクのやり方」自体が変わったという人もいるかもしれません。
そんな中、【伊勢半】が20代〜50代の女性を対象に「新しいライフスタイルとメイク」に関するアンケートを実施。日常が変わる中でみなさんの「メイク」にどんな変化があったのか、気になるその結果をご紹介します！
おうち時間が増える中、メイクの回数は減った？
Q1：自粛期間中はどのくらいの頻度でメイクをしていますか？
はじめに、そもそもこの期間にみなさんどれくらいの頻度でメイクをしているのか、聞いてみました。その結果、少なくとも週に1日以上メイクをしている人の割合が66.6％と、約3人に2人に上ることが判明。自粛モードの中にあってもメイクをする機会のある人が多いようです。
Q2：自粛期間にメイクをする理由はなんですか？
それではみなさんどんなときにメイクをしているのでしょうか？外出自粛期間中にメイクをする理由を尋ねたところ、最も多かった回答が「買い物に行く必要があるから」。その次に多かったのが「仕事で外出の必要があるから」でした。仕事はもちろん、近所への買い物であっても、とにかく外に出るときはメイクをするという人は多いですよね。ちなみに3番目に多かったのが「気持ちが切り替わるから」という回答。たとえテレワーク中であっても、普段通り服を着替えたりメイクをすることで仕事モードに入れるという人もいるようです。
Q3：自粛期間中はどのようなメイクをしていますか？
外出の機会が減ったことで、メイクのやり方自体に変化があったという人もいるのでは？続いて、自粛期間中にどのようなメイクをしているのか尋ねたところ、約半数の人が「普段より薄いメイクをしている」と回答しました。一方で、「普段と同じくらいのメイクをしている」と回答した人も多く、45％に上りました。仕事は自宅でしているけど買い物に出かける場合や、そもそも仕事で外出をしなければいけない場合など、状況によっても大きく違いが出てきそうです。
Q4：自粛期間中のご自身のおしゃれやメイクについて当てはまるものをお答えください
さらに外出自粛期間中のおしゃれやメイクについて聞いてみたところ、6割以上の人が「お洒落やメイクを楽しむ機会が減っている」と感じていることがわかりました。そして、半数以上の人が「自粛期間が終わったらお洒落やメイクを楽しみたい」と思っているよう。わかります…。結局春服の出番がほとんどないまま暑くなってきてしまったという人も多いですよね。思いっきり好きな格好をして遊びに行ける日が、早く来てほしいものです。
テレビ会議用メイク“テレメイク”のコツって？
Q1：テレビ会議のためのメイクで心がけていることはなんですか？
最近の仕事上の変化として、「テレビ会議が増えた」という人も多いのではないでしょうか？ということで、「テレビ会議のためのメイクで心がけていること」について聞いてみました。その結果、最も多く6割にも上ったのが「すっぴんに見えないようなメイクを意識している」という回答。モニター越しであってもきちんとメイクしている顔に見えるよう、気を使っている人が多いようです。その次に多かったのが、「血色良く (顔色を良く) 見えるように意識している」という回答でした。モニターに映るとなぜか顔色が悪い人になってしまう現象、確かにあるあるですよね…。
ここで○×クイズ！“テレメイク” で正しいのはどっち？
突然ですが、テレビ会議用のメイク “テレメイク” のコツがわかっちゃう○×クイズを出題！
クイズ1：PCのカメラではトーンダウンして見えるため、テレビ会議サービスを使う際には「黒のマスカラ」や「アイライン」で目元をクッキリさせた方が良い
（C）Shutterstock.com
正解は…×
※グラフ右側が○、左側が×を選択した割合
※色の濃い方が正解
「PCのカメラではトーンダウンして見える」というのはその通りなのですが、そこで黒マスカラを塗ったりしっかりアイラインを入れてしまっては、さらに重く見えてしまいます。そのため、目元にはブラウン系のアイテムを使うのがおすすめ。柔らかさや抜け感が出て優しげな印象が叶います。
クイズ2：PCのカメラでは「赤み」が増してしまうので、テレビ会議サービスを使う際にはアイシャドウなどは「赤みを抑える色」や「寒色系」が良い
（C）Shutterstock.com
正解は…×
PCのカメラではむしろ暗く見えたり青っぽく見えたりするので、暖色を取り入れるのがおすすめ。
クイズ3：テレビ会議サービスを使う際のメイクでは、「ハイライト」を目の下に入れることで目元を明るく演出できる
（C）Shutterstock.com
正解は…○
目の下にハイライトを入れると、レフ板効果で目元をパッと明るく演出できます。
マスクをするときのメイクのポイントとは
Q1：現在、マスクを着用する機会はどのくらいありますか？
マスクをする人が格段に増えたというのも、最近起きた変化の1つ。マスクを着用する機会はどのくらいあるか質問したところ、2人1人がほぼ毎日マスクをしているということがわかりました。マスクはすっかり出かけるときの必需品になっているようです。
Q2：マスクを着用する際にメイクをしますか？
(単数回答) n=557 ※Q1で「週に0〜1日程度」を選択した人以外
次に、マスクをする際にメイクをするかどうか聞いてみました。その結果、「する」と回答した割合は76％に。マスクをすると顔の大部分が隠れますが、やっぱりメイクをする人の方が多数派のようです。
Q3：マスクを着用する際のメイクに使用するアイテムはどれですか？
(複数回答) n=427 ※Q2で「マスクを着用する際にメイクをする」を選択した人
続いて、マスクをしているときに使用するメイクアイテムについても質問。その結果「化粧下地」(63.7%) や「ファンデーション」(71.0%) など、ベースメイクをしている人が多いことがわかりました。また、「アイブロウ」(65.1%) や「アイシャドウ」(54.3%) が5割以上に上る一方で、「口紅・リップ」(27.9%) は3割未満と、マスクで隠れることのないアイメイクの方に力を入れている人が多いとうかがえる結果に。
Q4：マスクの着用時のメイクで意識していることはありますか？
(複数回答) n=422 ※Q3で「その他」を選択した人以外
みなさんは、マスクをするときのメイクについて気をつけていることはありますか？「マスクの着用時のメイクで意識していること」を聞いたところ、「すっぴんに見えないように意識している」と回答した人が最も多く、続いて「目がパッチリ見えるように意識している」が2位となりました。3つ目の質問ではアイメイクアイテムの割合が比較的高い結果となっていましたが、マスクで隠れる部分が多いからこそ、地味にならないよう気をつけている人が多いのかもしれません。
Q5：マスクの着用で困ることや悩みは何ですか？
(複数回答) n=557 ※Q1で「週に0〜1日程度」を選択した人以外
続いて、「マスクの着用で困ることや悩み」について質問してみました。その結果「マスクの中が蒸れる」と回答した人が6割以上と、最も多い結果になりました。たとえ冬であっても、室内でマスクが暑くて仕方がないということはありがち。これからどんどん暑くなっていくことを考えると、これは切実な悩みです。そして次に多かったのが「メイクが落ちる」という回答で、5割近くに上りました。マスクを取ったらファンデやリップがついてしまっていて…というのも、悲しいあるあるですよね。
ここで○×クイズ！“マスクメイク” で正しいのはどっち？
ということで再び○×クイズタイム！「蒸れる」「落ちる」「地味になる」といった、マスク着用時のメイク悩みを少しでも解消する “マスクメイク” のコツをクイズでご紹介します。
クイズ1：マスクをつけていてメイクが崩れてしまう主な原因のひとつは「湿気」であるため、「アイライナー」や「マスカラ」は耐久性の高いものが良い
（C）Shutterstock.com
正解は…○
※グラフ右側が○、左側が×を選択した割合
※色の濃い方が正解
マスクをつけているときにメイクが崩れてしまう主な原因は、湿気や摩擦。そのためアイライナーやマスカラは、撥水性の高いウォータープルーフタイプや耐久性の高いものを使うのがおすすめです。
ポイント1：マスカラは根元にたっぷり、ダマにならないよう毛先は抜けるように仕上げる。
ポイント2：ウォータープルーフマスカラは専用のリムーバーでしっかりオフを。
ポイント3：下まつ毛はマスクで擦れるため、塗らない方がベター。
ポイント4：アイラインはジェルタイプを使用。まつ毛のキワに沿って埋めるように入れ、最後にぼかすと自然な仕上がりに。
クイズ2：マスクをつけるときのアイシャドウは「パウダータイプ」だと粉飛びすることがあるため、密着度の高い「練り (クリーム) タイプ」のほうが良い
（C）Shutterstock.com
正解は…○
マスクをつけるときの粉飛びを防ぐために、アイシャドウは密着度の高い練り (クリーム) タイプにすると◎。
ポイント1：パールでキラキラに仕上げると、マスクのマットな質感とのコントラストで印象的な目元に。
ポイント2：まぶたの上で濃淡をつけて立体的に。真っ白いマスクに対して淡いアイシャドウを合わせると、のっぺりとした立体感のない印象に見えてしまうので注意！
クイズ3：マスクをつけているときは目元の色が派手に見えてしまうので、落ち着いた色にしたほうが良い
（C）Shutterstock.com
正解は…×
目元しか見えないマスクメイクは、派手になりすぎずに大胆な色を楽しめる良い機会。目尻や目の下に差し色を入れるだけでも、華やかな印象になるのでおすすめです。カラーシャドウ上級者なら、目のキワに差し色をしのばせても◎。
日常生活が変わることで、メイクの回数だけでなく、その方法や気をつけるポイントにも変化が芽生えていることがよくわかるアンケートでした。メイクは奥が深い…。個人的には、マスクだからこそ目元のカラーメイクが楽しめるというのに納得！みなさんもテレビ会議用やマスク着用時のメイクの参考にしてみては。
【調査概要】(伊勢半調べ)
調査対象：20代〜50代の全国の女性601人
集計方法：インターネット調査
調査期間：2020年5月15日〜5月17日
※調査結果の数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
情報提供：KISSME(伊勢半)
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