【目次】
・会話が続かない人の特徴
・会話が続かないのはなぜ?
・自然に会話を続ける方法
・初対面の人とも盛り上がる会話のネタも紹介
会話が続かない人の特徴
あなたの周りにも、会話が続かない人は意外に多いのではないでしょうか。会話が続かない人の特徴を知り、対策に役立てましょう。
表情から感情が読み取りにくい
会話が続かない人は表情があまり変わらず、感情が読み取りにくい傾向があります。面白いことを言ってもニコリともしなかったり、驚かせようとしているのに無反応だったりすると、相手も「聞いているのかな」と不安に感じます。
たとえ本人が心の中では面白いと感じていても、表情に出なければ相手には伝わりません。熱心に話をしていた相手が、それ以上会話を続けたいと思わなくなるのも当然です。このため無表情な人や不愛想な人は、会話が続かないばかりか周りから話しかけられることも少なくなります。
空気が読めない
空気が読めないのも、会話が続かない人の特徴です。以下に当てはまる人は、無意識のうちに自分から会話を終わらせている可能性があります。
・相手の話をいきなり否定する
・話を最後まで聞かず、結論を先に出してしまう
・自分が話したいことだけを一方的に話す
・相手が言おうとしていることを的確に読み取れない
同意を求めているのにあからさまに否定されたり、全部を話し終えていないのにさっさと結論を言われたりすると、相手も面白くありません。また、言いたいことだけ言って去ろうとする人や、話が全然かみ合わない人とも、会話は続けにくいものです。
人見知りな性格
人見知りな性格の人は、人との会話自体に不慣れです。このため初対面の人はもちろん、いつも一緒にいる人との会話にも苦手意識を感じています。
人見知りな人は会話をするときに緊張して、相手から目をそらしたり下を向いたりしがちです。表情が分かりにくく、反応も薄いため会話が盛り上がらず、ぎこちない雰囲気になってしまいます。ただし人見知りだからといって、絶対に会話が続かないわけではありません。無愛想でさえなければ、相手によっては普通に会話できるケースもたくさんあります。
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会話が続かないのはなぜ?
会話が続かない原因が何なのかは、当の本人には分かりにくいかもしれません。あなたがいつも、人との会話が続かない原因を具体的に見ていきましょう。
相手に興味がない
「相手のことを知りたい」「もっと詳しく話を聞きたい」といった欲求があれば、自分からも積極的に質問するようになり、会話は自然に盛り上がるものです。
しかし、そもそも相手に対して興味や関心がなければ、話しかけられても当たり障りのない返事しかできず、会話が続かなくなります。また、どんなに聞いているフリをしようとしても、相手の話に興味がない様子は表情に表れます。無表情で生返事ばかりの会話では、相手もつまらなくなり、会話が終わってしまうのです。
会話に対して身構えている
会話に対して身構えてしまうのも、会話が続かない原因の一つです。例えば場を盛り上げようとして必要以上に気負っていると、気の利いた言葉が見つからずに、気持ちだけが空回りすることになります。また、相手の反応を気にし過ぎて、返事の前にいちいち考えこんでしまうようでは続く会話も続きません。コミュニケーションをうまく取ろうと身構えるあまりに、かえって相手を困らせてしまいます。
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自然に会話を続ける方法
では相手の話に共感し、身構えずに会話を続けるには、どうしたらよいのでしょうか。自然に会話を続けるコツを紹介します。
端的な言葉で終わらせない
相手の質問に正確に素早く答えるだけでは、会話は続きません。仕事上のメールのやり取りであれば十分ですが、会話を続けたいのなら、端的な言葉で終わらせるのは避けるべきです。
相手の問いかけにたった一言で返事をするのではなく、他の情報を盛り込んでみましょう。例えば誕生日を聞かれたときに「〇月〇日ですよ」とだけ答えても、相手はそれ以上聞くことがなくなり「そうなんだ」と終わってしまいます。しかし「〇月〇日ですよ。実は芸能人の〇〇さんと同じ誕生日なんです」のように、誰でも知っている人の情報を盛り込むだけで、相手は興味を持ち会話も盛り上がります。
自分が相手に質問するときも同じです。趣味を聞いて答えてくれた相手に「じゃあ出身は?」などと全く違う質問をすると、趣味の話題を続けようと準備していた相手は興ざめします。「なぜその趣味を始めたのか」「どこが好きなのか」など、深く掘り下げるように質問を続ければ、相手も喜びたくさん話をしてくれます。会話は「知りたいことだけ分かればいい」というわけにはいかないことを、覚えておきましょう。
聞き上手を目指す
会話は、相手があって初めて成り立ちます。このため会話を続けるには、聞き上手になることがとても大切です。途中で否定したりつまらなそうな態度を見せたりせず、相手の話を最後まできちんと聞く姿勢を身に付けましょう。驚いたときには目を見開き、共感したら大きくうなずくなど、豊かな表情と相槌で、自分の気持ちを相手にしっかり伝えます。あなたが話を理解し共感していることが伝われば、相手も安心し会話が長続きします。
共通点を探す
相手のことをよく知らないうちは「こんなこと話しても大丈夫かな」などと警戒してしまい、何を話せばいいのか悩むかもしれません。しかし共通点が見つかれば親しみが増し、話題にも困らなくなります。
会話が続かない相手には、意識的に「どこ出身か」「スポーツはやっているか」など、共通点を探せそうな話題を振ってみましょう。首尾よく共通点が見つかったら、素直に喜びあうことも大切です。もし共通点が見つからなくても、それはそれでお互いのことを詳しく知るチャンスです。共通点探しは、会話を続けるよい口実ともいえます。
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初対面の人とも盛り上がる会話のネタも紹介
誰でも初対面の人や、あまり話したことがない人と会話するときは、話題を見つけるのに苦労するものです。会話が続かないと悩んでいる人は、いつでも使えるようなネタをいくつか用意しておきましょう。あらかじめ話題が決まっていれば、初対面の人と会話するときも緊張せず、自然に盛り上がれます。
趣味や好きなこと
趣味や好きな食べ物などは、質問のハードルが低い上に盛り上がりやすいおすすめのネタです。特に毎日口にする食べ物の話題は、老若男女誰にでも使えます。好きな料理のジャンルから食材、おすすめのレストランまで、食べ物をきっかけにさまざまな話題へ広げていくことも可能です。
一方、趣味の話題は、相手のことを知りたいときに有効です。自分と好みが似ていれば一緒に盛り上がれますし、似ていなくてもいろいろな話を教えてもらうことで、会話が楽しく続きます。
出身地や住まい
出身地や住まいについての質問も、初対面の人と会話する際によく登場するネタです。もし出身地が同じだったり、訪れたことがある場所だったりすると、それだけで親近感が湧いて会話が弾みます。
有名な観光地であれば、地元の人しか知らない穴場スポットを聞いてみるのもおすすめです。住まいについても同じことがいえます。もしかすると相手の家の近所に住んでいたり、以前の職場の近くだったり、通勤に同じ電車を利用していたりすることもあるかもしれません。
全く知らない場所に住んでいる場合は、街の雰囲気や住み心地を聞くことで会話を続けられます。自分の出身地や住まいについても積極的に話すようにすれば、相手もあなたとの会話を楽しんでくれるはずです。
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