会話が続かない人の特徴
あなたの周りにも、会話が続かない人は意外に多いのではないでしょうか。会話が続かない人の特徴を知り、対策に役立てましょう。
表情から感情が読み取りにくい
会話が続かない人は表情があまり変わらず、感情が読み取りにくい傾向があります。面白いことを言ってもニコリともしなかったり、驚かせようとしているのに無反応だったりすると、相手も「聞いているのかな」と不安に感じます。たとえ本人が心の中では面白いと感じていても、表情に出なければ相手には伝わりません。熱心に話をしていた相手が、それ以上会話を続けたいと思わなくなるのも当然です。このため無表情な人や不愛想な人は、会話が続かないばかりか周りから話しかけられることも少なくなります。
空気が読めない
空気が読めないのも、会話が続かない人の特徴です。以下に当てはまる人は、無意識のうちに自分から会話を終わらせている可能性があります。
・相手の話をいきなり否定する
・話を最後まで聞かず、結論を先に出してしまう
・自分が話したいことだけを一方的に話す
・相手が言おうとしていることを的確に読み取れない
同意を求めているのにあからさまに否定されたり、全部を話し終えていないのにさっさと結論を言われたりすると、相手も面白くありません。また、言いたいことだけ言って去ろうとする人や、話が全然かみ合わない人とも、会話は続けにくいものです。
人見知りな性格
人見知りな性格の人は、人との会話自体に不慣れです。このため初対面の人はもちろん、いつも一緒にいる人との会話にも苦手意識を感じています。
人見知りな人は会話をするときに緊張して、相手から目をそらしたり下を向いたりしがちです。表情が分かりにくく、反応も薄いため会話が盛り上がらず、ぎこちない雰囲気になってしまいます。ただし人見知りだからといって、絶対に会話が続かないわけではありません。無愛想でさえなければ、相手によっては普通に会話できるケースもたくさんあります。
自己固定感が低い
自己固定感が低く、自己主張することが苦手な人も、何を言うべきか考えすぎてしまい会話が止まりがちです。また、会話で劣等感を感じて落ち込んでしまったり、謙遜ばかりしていると話が盛り上がらず、相手も気を遣ってしまうでしょう。
気を使いすぎる
気を使いすぎる人は、これを言っても相手を傷付けないかな? と考えるあまり、返答や話題選びに困って当たり障りのない会話を繰り返してしまい、早々に会話が終わってしまうことがあります。相手がどんな人か知ることで解消できる場合が多いため、まずは相手のことを知るための質問をしてみると良いでしょう。聞いて良いか迷ってしまう時は、「答えをぼかされたらそれ以上踏み込まない」と決めておくと良いでしょう。
自分の話ばかりする
沈黙を恐れるあまり、会話をし続けなければならないという意識が働いて相手の話を最後まで聞かずに自分の話ばかりしてしまう人もいます。この場合会話のキャッチボールが成立していないため、出せる話題が尽きてしまうとそこで会話がストップしてしまいます。話題を提供することよりも、相手の話を広げることを意識してみるのがおすすめです。
会話が続かないのはなぜ?
会話が続かない原因が何なのかは、当の本人には分かりにくいかもしれません。あなたがいつも人との会話が続かない原因を具体的に見ていきましょう。
相手に興味がない
「相手のことを知りたい」「もっと詳しく話を聞きたい」といった欲求があれば、自分からも積極的に質問するようになり、会話は自然に盛り上がるものです。
しかし、そもそも相手に対して興味や関心がなければ、話しかけられても当たり障りのない返事しかできず、会話が続かなくなります。また、どんなに聞いているフリをしようとしても、相手の話に興味がない様子は表情に表れます。無表情で生返事ばかりの会話では、相手もつまらなくなり、会話が終わってしまうのです。