ヒントは【質】の読み方が普段と違う音読みに
刑事もののドラマなどで、刑事たちが集まり「やっと犯人の証言から【言質】を取った」と言うようなセリフを聞いたことはありませんか?
耳では聞き慣れた言葉でも、漢字にするとわからなくなるものですね。
【言】はストレートに「げん」と読みます。
では、【言質】は…?
正解は…
【げんち】
でした!
《「ち」は人質や抵当の意》
のちの証拠となる言葉。ことばじち。
〔補説〕「げんしち」「げんしつ」は誤読から生じた慣用読み。
〈小学館 デジタル大辞泉 より〉
「げんしち」「げんしつ」は誤読が慣用読みになった読み方だったのですね。
正しい読み方を知らなかった方は、間違った読み方をしていた言質とならないよう、ぜひこの機会に覚えなおしましょう!
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