【目次】
・アイブロウパウダーの種類
・アイブロウパウダーの選び方
・アイブロウパウダーの使い方
・美しい眉をつくるコツ
・眉メイクの悩み別の対処法
・アイブロウパウダー~デパコス編~
・アイブロウパウダー~プチプラ編~
・一緒に使いたいグッズ
【目次】
アイブロウパウダーの種類
アイブロウパウダーは、おおまかに、平らなケースに入った「パレットタイプ」とカートリッジ状の「チップタイプ」に分けられます。それぞれの特徴を具体的に見ていきましょう。
パレットタイプ
数色のパウダーがケースにセットにされている「パレットタイプ」。パウダーを混ぜれば色の濃淡やニュアンスを自分の好きなように調整できるため、髪色や洋服・メイクのイメージに合わせやすいのがメリットです。
パレットタイプはブラシでパウダーを取る量を加減しやすく少しずつ眉にのせていけるので、仕上がりが濃過ぎたり、色が足りないなどの失敗が少ない点もポイントです。ノーズシャドウや涙袋のハイライトとして使えるものもあり、一つ持っておくと便利なアイテム。眉がしっかりと生えている人や、ナチュラルなイメージに仕上げたい人も使いやすいアイブロウパウダーの一つです。
チップタイプ
チップタイプは、リップグロスやマスカラのような形状のカートリッジ式のアイブロウパウダー。チップとパウダーが1本になっていて手間が省け、手軽にメイクができます。
ただし1色しか入っていない場合はパレットタイプのように仕上がりに強弱をつけたり複数の色を混ぜたりすることはできません。このためチップタイプのみで立体感のある眉をつくるにはハードルが高いかもしれません。メインで使うよりも、メイク直し用として持ち歩きたいときなどにサッと取り出して使いたいアイテムです。
アイブロウパウダーの選び方
ひと口にアイブロウパウダーといっても、さまざまな商品が販売されています。同じパレットタイプやチップタイプでも、メーカーによって微妙に色合いや付属ブラシの形状などが違うため、選ぶのが難しいかもしれません。あなたにぴったりなアイブロウパウダーを選ぶポイントを見ていきましょう。
髪色に合わせたカラーを選ぶ
髪の毛と眉毛の色が違うと、全体的にちぐはぐな印象になってしまいます。アイブロウパウダーの色は、髪色に合わせて選ぶと自然な仕上がりになります。ただし髪色は、明るさによって違って見えることもあります。自然光に当たっているときの色を基準に選びましょう。
髪色が赤やオレンジがかった暖色系なら、ライトブラウンやレッドブラウン、青や緑がかった寒色系ならアッシュブラウンやカーキなどがおすすめです。黒髪の人は、眉をほんの少し明るい色にするとあか抜けた印象に仕上がります。マスカラや眉マスカラのカラーも統一すると、さらにバランスがよくなります。
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チップやブラシで選ぶ
アイブロウパウダーを買うとたいてい付いてくる、チップやブラシの状態もしっかりとチェックしましょう。チェックポイントは、太さや硬さ、形状です。眉毛の輪郭を描くときは、細くて硬めのものを使うとスムーズです。先端が斜めにカットされている平筆なら、一層キリリとした細いラインを引けます。ふんわりとぼかしたいときには、太めの丸筆が便利です。柔らか過ぎず、適度なコシのあるタイプを選びましょう。
一般的なパレットタイプの場合は、平筆と丸筆が一つずつセットされていることがあります。商品によっては、それぞれ細めと太めが用意されていたり、スクリューブラシが入っていたりすることもあります。ただしセットのブラシは柄が短くて持ちにくいため、使いにくいのも事実です。使い勝手や仕上がりにこだわりたい場合は、別途アイブロウパウダー専用のブラシを検討してみましょう。
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アイブロウパウダーの使い方
アイブロウパウダーでの仕上がりが思うようにできないときは、正しい使い方ができていない可能性があります。パレットタイプの場合は、色の混ぜ方やのせる順番も重要です。眉毛のどこからどのように描けばよいのか、一般的に描きやすい使い方を見ていきましょう。ライトブラウン系の濃淡3色がセットになったパレットタイプのアイブロウを例に説明します。
眉の中央からのせる
最初に一番薄い色をブラシに取り、眉全体を往復させて地肌にもしっかりと色をのせます。次に濃い色と中間色を混ぜ、眉の中央にブラシをのせて、眉尻に向けて上下のラインを描いていきます。色は髪色やメイクの雰囲気に合うように、適宜調整しましょう。眉尻を描いたら、中央から眉頭の手前まで同様に上下のラインを描いてください。続いて、ブラシを寝かせるようにしてラインの真ん中を埋めましょう。
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眉の形を整える
ラインを描くときのポイントとなるのが、眉山の位置です。眉山は額の骨がこめかみに向かってカーブしているところにあります。場所が分からない場合は、眉の上に手のひらを当てて骨を触ってみましょう。眉山から眉尻にかけては、細めのブラシやチップでくっきりと長めにラインを描くとメリハリがつきます。眉頭は中間色を使い、太めのブラシで下から上に、毛流れに沿ってふんわりと整えましょう。
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全体をなじませる
最後はブラシに残ったパウダーを眉全体になじませます。眉の上下のラインもブラシでぼかして、目立たなくしましょう。仕上げにスクリューブラシで毛流れに沿ってとかすと、粉っぽい感じが消えて自然な印象になります。
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美しい眉をつくるコツ
アイブロウパウダーの正しい使い方をマスターしたら、より美しい眉になるように、カラーやブラシの使い方を工夫してみましょう。美眉づくりのコツを紹介します。
複数のカラーを使って立体感を
複数の色が入ったパレットタイプを持っているのに、1色しか使っていないという人もいるのではないでしょうか。しかし1色だけでは陰影をつけにくく、平面的な印象になりがちです。使っている色が髪色に対して濃過ぎたり、薄過ぎてしまわないようバランスを意識してみましょう。
また、眉は場所によって毛の密度や太さが違います。このため眉全体に同じ色を同じようにのせると、不自然な仕上がりになってしまいます。毛が密集している眉の中心部は濃い色を、眉頭や眉尻の毛がまばらな部分には少し明るめの色をのせることで、ナチュラルな立体感のある眉になります。
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チップ・ブラシの使い方もチェック
アイブロウパウダーは粉状なので、眉にのせたときにムラになりがちです。特に注意したいのが、毛が集まっている眉の中心部です。毛流れに沿ってパウダーをのせるだけでは、毛と毛の間にしっかりと色が付かないため、横から見るとムラになっていたり、色が付いていないように見えたりすることがあります。ラインの間を埋めるときは、ブラシを小刻みにジグザグと動かすように意識しましょう。眉毛の表面だけでなく、裏側にもまんべんなく色が付き、どこから見ても美しい眉になります。
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眉メイクの悩み別の対処法
眉メイクを頑張っているのにきれいに色がのらなかったり、色落ちしたりすることがあります。アイブロウパウダー使用時にありがちな悩みの原因と対処方法を見ていきましょう。
色がのらない
アイブロウパウダーの色が眉毛にうまくのらない時に考えられるのは、主に以下の3点です。
・リキッドファンデーションを使っている
・汗や皮脂が付いている
・ブラシが汚れている
眉毛の地肌にリキッドファンデーションが残っていたり、汗で湿っていたりすると、ベタつきによって色がうまくのりません。ファンデーションを塗った後は、透明のフェイスパウダーなどを使って地肌をサラサラにしておきましょう。汗や皮脂はティッシュなどでオフします。このとき、ブラシで眉を根元から起こしておくと、地肌に残ったべたつきをしっかりと拭えます。
また、毎日肌に触れるブラシやチップには、ファンデーション・皮脂・ホコリなどの汚れがたまりがちです。汚れがたまると毛先がゴワゴワして、パウダーを均一にのせにくくなります。ブラシ類は、月に1度程度は洗って汚れを落としておきましょう。
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すぐに落ちてしまう
汗をかきやすい季節やスポーツの後などはメイクが崩れ、アイブロウパウダーも落ちやすくなります。アイブロウで眉の形を成形している場合は、特に注意したいところです。色落ちの悩みには、リキッドタイプのアイブロウペンシルやコート剤の併用をおすすめします。
汗や皮脂に強い仕様になっているリキッドタイプのペンシルで眉を描くことによって、アイブロウパウダーが流れ落ちた場合でも眉の形を残しやすくなります。色落ちが気になるところなどに仕込んでおきましょう。コート剤は眉全体を色落ちから守り、メイクしたての状態をキープしてくれます。メイク崩れが気になるシーンや、化粧直しの時間がない日などにおすすめです。
おすすめアイブロウパウダー~デパコス編~
デパコスブランドのアイブロウパウダーには、落ちにくい工夫がされたものや、セットのブラシが充実しているものなど、初心者でも使いやすいアイテムがたくさんあります。簡単に美眉をつくれるおすすめ商品を見ていきましょう。
イメージ通りの眉になれる?5色のパウダー「イプサ アイブロウ クリエイティブパレット」
イプサの「クリエイティブパレット」はその名の通り、髪色やメイクのイメージに合う色を好きなように創り出せるアイブロウパウダーです。ベーシックなブラウン系3色に、赤とオレンジの計5色がパレットにセットされています。4種類のブラシが付いているので、ラインを描くのもぼかすのも自由自在です。普段の髪色に合わせて、自分用の定番カラーをブレンドしてみましょう。パウダーはオイルコーティングされており、崩れにくいのもポイントです。
商品名:イプサ アイブロウ クリエイティブパレット
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抜け感のある眉に「スック 3D コントロール アイブロウ」
ダーク・ミドル・ライトの3色を使って立体感を演出できる、パレットタイプのアイブロウパウダーです。ダークカラーで眉のラインを描き、ミドルカラーを全体にふんわりとぼかしたら、ライトカラーで目頭や鼻筋にハイライトを入れます。
カラーは「カーキ」と「ブラウン」の2色展開です。特にカーキは、黒髪の人も使いやすいおすすめカラーです。黒やグレーに比べてキツい印象を与えることがなく、ブラウン系よりもシックな印象に仕上がります。カジュアルにもスーツスタイルにもなじむので、オンオフ問わず使える点も魅力です。ブラシは丸筆と斜めカットの平筆のダブルタイプで、細いラインにもぼかしにも対応できます。汗や皮脂に強く、崩れにくい処方です。
商品名:スック 3D コントロール アイブロウ
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細かい粒子が肌にしっかりフィット「ボビイ ブラウン ブローキット」
初心者でも迷わずに使える、濃淡2色のシンプルなアイブロウパウダーです。パウダーの粒子がとても細かく、地肌や眉毛のすき間にしっかりとフィットします。カラーは髪色に合わせてライト・ミディアム・ダークの3パターン。斜めカットの専用ブラシ付きで、携帯にも便利です。
商品名:ボビイ ブラウン ブローキット
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日本人に合うカラー「スリー プレスド アイブラウ デュオ」
ミラー付きのスリムなパッケージで持ち運びにも便利なアイブロウパウダーです。日本人の髪色に合う2色があらかじめセットされており、どこでも簡単に眉メイクが完了します。ゴマ種子やホホバ種子、月見草などのオイルを配合。カラーバリエーションは全部で3パターンあります。
商品名:スリー プレスド アイブラウ デュオ
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おすすめアイブロウパウダー~プチプラ編~
続いてドラッグストアなどで手軽に入手できる、プチプラのアイブロウパウダーを2点紹介します。チップタイプとパレットタイプ、お好みで選んでみましょう。
なめらかな描き味「資生堂 マキアージュ ラスティングフォギーブロウ EX」
携帯に便利なチップタイプのアイブロウパウダー。別売の「マキアージュアイブロー用ホルダー」の上部にセットして使います。チップはスリムなペンシル状で、なめらかなタッチ。細いラインをかきたい時に活躍するアイブロウです。ホルダーの下部に別途ブラシをセットすることで、ぼかしなど、仕上げに変化を付けられる仕様に。汗や皮脂、こすれに強いスマッジプルーフ処方(皮脂に強い処方)のため、きれいな発色が最大13時間ほど続きます。カラーはダークブラウンとライトブラウンの2色展開。
商品名:資生堂 マキアージュ ラスティングフォギーブロウ EX
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自然な仕上がり「ヴィセ アイブロウパウダー」
美容液成分「ヒアルロン酸」と「ミネラルオイル」を配合した、アイブロウパウダー。しっとりとしたテクスチャーで、粉っぽさを抑えた自然な仕上がりに。3色を組み合わせて、自在にバランスを調整できる他、明るめの2色はノーズシャドウとしても使えます。スリムなケースにミラーと大小のブラシも付いているコンパクトサイズ。
商品名:ヴィセ アイブロウパウダー
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アイブロウパウダーと一緒に使いたいグッズ
一つで眉メイクが完成するアイブロウパウダーですが、専用のブラシやコート剤を併用すれば、より美しい眉に近付けます。アイブロウパウダーと一緒にそろえておきたいグッズを2点紹介します。
絶妙なバランスの1本「アディクション アイブロウ ブラシ」
ブラシ付きのパレットは携帯性に優れているものの、柄が短いため繊細なタッチが難しいという点があります。また、商品によってはブラシが硬めのものや、柔らかめのタイプなどさまざまなものがあるため、使いにくさを感じることもあるかもしれません。専用のブラシを購入するにしても、それぞれ眉部分に適した太さの丸筆と平筆をそろえるのは大変です。アディクションの「アイブロウブラシ」なら、1本で眉メイクの全てに対応できます。
斜めにカットされた筆の角度、幅、そして弾力のバランスが絶妙で、細いラインを描くのもふんわりとぼかすのも、自在です。複数のブラシを使い分ける必要がなく、朝の慌ただしい時間でも手軽にメイクができます。
商品名:アディクション アイブロウ ブラシ
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トリートメント成分配合「DHC アイブロー&マスカラコート」
アイブロウパウダーやマスカラの上に重ねるだけで、色落ちを防ぐアイメイク用のコート剤です。透明なジェルが眉毛をおおって、皮脂や汗、涙などを徹底的にガードし、仕上げたメイクを長持ちさせます。
毛が固まって見えない「ソフトキープ」処方で、コート剤を付けていることを忘れてしまうほどの自然な仕上がりもうれしいポイント。柔らかなブラシが眉毛やまつ毛をしっかりとキャッチするため、塗り残しに悩んでいる方におすすめです。トリートメント成分「センブリエキス」と「パンテノール」を配合しており、メイクしながらスキンケアもしてくれる優れもの。
商品名:DHC アイブロー&マスカラコート
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