【弁】って訓読みもあるの知っていましたか?
「お弁当」や「弁護士」に使われている【弁】ですが、音読み以外に訓読みがあるのをご存じでしょうか?
ヒントは「場所を弁えて行動する」などと言った使い方をします。
普段、漢字で使わなくても会話の中ではよく聞く言葉です。
さて【弁える】の読み方とは…??
正解は…
【わきまえる】
でした!
【弁える:わきま・える】
1.物事の違いを見分ける。弁別する。区別する。
2.物事の道理をよく知っている。心得ている。
3.つぐなう。弁償する。
〈小学館 デジタル大辞泉〉より
【弁える】には、同じような意味を持つ言葉がたくさんあります。その中から場面に応じて使えるさまざまな表現を確認してみましょう!
類語その1【聞き分け】
【聞(き)分け:きき‐わけ】
人の言うことを納得してそれに従うこと。多く、子供についていう。分別。
(例)
「―のよい子」
「―のないことを言う」
類語その2【飲み込み】
【飲(み)込み:のみ‐こみ】
1.飲み込むこと。
2.物事を理解すること。納得すること。
(例)
「―が早い」
「早―」
類語その3【認識】
【認識:にん‐しき】
1.ある物事を知り、その本質・意義などを理解すること。また、そういう心の働き。
(例)
「―が甘い」
「―を新たにする」
「―を深める」
「対象を―する」
2.哲学で、意欲・情緒とともに意識の基本的なはたらきの一で、事物・事柄の何であるかを知ること。また、知られた内容。
(類語3つすべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
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