あなたはどれに当てはまる?髪型の失敗例
カットの失敗例は主に6つ
カットの失敗でよくある事例は以下の6つ。
切りすぎてイメージより短くなってしまった
長さを戻すことはできないので、カットラインをそろえてもらったり、短くてもより自分の顔に似合いやすいヘアスタイルを提案してもらうとよいかもしれません。
思っていたよりも切ってもらえず、イメージより長くなってしまった
もっと切ってほしい場合は、もう一度カットしてもらい理想の長さにしてもらいましょう。
髪をすきすぎてボリュームがなくなってしまった
髪が短くなってもいい場合は、髪の厚みが出せるところまでカットするのが有効と言われています。短くしたくない場合は、スタイリングで厚みを出すのがおすすめされています。
毛量調整が足りず、髪の重さが気になる
毛量が多すぎると感じる場合は、具体的にどの部分をすいてほしいのかを美容師に明確に伝え、再度毛量調整してもらいましょう。
髪の長さが左右非対称な感じがする
短いほうに合わせてそろえる修正が必要になります。
自分のイメージと違う髪型になってしまった
理想のイメージを具体的に伝え、可能な限り修正してもらうことを推奨します。ハンサム系がよかったのか、フェミニン系がよかったのか、理想の髪型の写真を探して提示するのもよいでしょう。
パーマの失敗例もある
髪型で失敗が起こる原因はカットだけではありません。パーマがしっくりこないこともあります。
髪がチリチリに傷んでしまった
強いパーマの薬剤によって髪がチリチリになってしまうことがあります。
髪がどのくらいダメージを受けているのかなど事前のカウンセリングが不十分だったり、施術工程にミスがあったりしてチリチリになってしまうことも。
この場合はダメージが進行しているので、パーマをかけ直したり、ストレートをかけたり、アイロンで無理やり伸ばしたりすることはおすすめされていません。
チリチリ部分をカットしてもらうか、技術や知識のある美容師さんに専用の薬剤でパーマだけを落としてもらうことがベストだと言われています。
左右非対称になってしまった、ウェーブの大きさが理想と違う、パーマが弱すぎてすぐに取れてしまった
これらの失敗はまず完全にパーマを落としてから、パーマをかけ直す必要があるとされています。もしダメージを強く受けている場合は、パーマを落とした後ダメージケアを挟む必要もあるかもしれません。
過度にダメージを受けている場合は再度パーマをかけることが難しい場合もあるため、美容師さんによく相談したうえで決めるのがよいでしょう。
髪型を失敗したときの対処法
カットの失敗:別の担当者か別の美容院で修正してもらう
髪型がしっくりこなかったら、別の美容院でその旨を伝え、可能な限り修正してもらうことをまず優先的に考えてみましょう。切りすぎた髪を戻すことはできませんが、毛先を合わせてもらったり整えてもらったりすることはできるはず。
本来なら必要なかった出費になってしまいますが、セルフで修正しようとするよりも、プロに任せた方が安心ではないでしょうか。
ここで大切なのは「別の担当者または別の美容院で修正してもらう」ということ。
同じ美容師さんに無料で修正してもらう選択肢もあるかもしれませんが、一度うまくいかなかった事実は変えられません。思った髪型と違う…というようなイメージの相違による失敗なら修正可能かもしれませんが、もし美容師さんの技術に問題があったのなら、修正依頼をしてもまた別の問題が起きる可能性があります。
パーマの失敗:別の美容院で修正してもらう
パーマの失敗の場合も、可能なら別の美容院で修正してもらうのがよいかもしれません。事前に問い合わせを行い、修正対応している美容院を探すとよいでしょう。
もし、同じ美容師さんにお願いするのなら、失敗と感じた部分の修正は本当に可能なのか、どのような対処を行ってくれるのかを聞き、納得できたら修正してもらう、という形でオーダーを。
疑問点や不安点が解消できないようなら、修正をしてもらえる美容院を探して施術してもらうのをおすすめします。
カット・パーマを失敗したときの対処法:ヘアアレンジでごまかす
出費が増えてしまう可能性はありますが、まずは可能な限り修正を試みることをおすすめします。 どうしても修正ができない、または修正しても納得できる髪型でなかった場合は、ヘアアレンジでごまかす方法を使いましょう。 短い髪でもできるヘアアレンジは多くあります。 例えば写真のような「横くるりんぱ」アレンジなら、後頭部や襟足部分の髪をアレンジするので、失敗した髪型を隠すことができるかもしれません。 前髪を失敗したら、前髪アレンジをしたり、ヘアバンドなどの小物を使ったり。分け目を変えたり後ろから髪を持ってくるのもひとつの手です。
立体感が華やかなトリプルくるりんぱ
ぶきっちょさんでも必ずできて、アレンジで大活躍間違いなしなのが「くるりんぱ」。結び目の上に隙間を作って、そこに結んだ毛束を通すアレンジは、簡単なのにそれなりに見えるのがうれしい。今回は、そのくるりんぱを上から3回繰り返して後頭部に凸凹の立体感を加え、後ろ姿美人に♡
\How to/ 1.前髪をジグザグに分ける コームの柄など尖ったものを使って、分け目をジグザグにする。直線で分けるより根元がふっくらして小顔に見え、さらにこなれ感も出る。
2.左右のこめかみあたりの毛束を取って後ろでひとつに結び、くるりんぱ ここで注意したいのが、ハーフアップではなく、サイドの一部の毛束を使ったくるりんぱにすること。毛束がねじられるので、ハーフアップで作るより立体感が出る。ゴムは、細いシリコンゴムを使うこと。さらに、くるりんぱしたあとは、毛束を左右に分けて結び目をキュッと締めることで、ゴムが見えなくなる。
3.その下の毛束も同様に後ろで結んでくるりんぱ 両サイドの耳後ろの毛束を取り、先ほどと同様に後ろで結んでくるりんぱ。最後のキュッと締めは、毛束がいい感じに凸凹になる効果もある。
4.さらにその下の毛束も後ろで結んでくるりんぱ 両サイドの耳下の毛束を取り、今までと同じように後ろで結んでくるりんぱし、キュッと締める。襟足の髪は残しておくこと。
5.上から毛束をつまみ出してこなれ感をプラスする 結び目を押さえながら、指で毛束をランダムにつまみ出してくずしていく。まずはいちばん上の結び目を押さえその上部分の髪をつまみ出し、次は真ん中の結び目を押さえてくるりんぱ部分の毛束をつまみ出して、最後にいちばん下の結び目を押さえて結び目の左右の髪をたゆませるようにつまみ出す。最後は、フォルムが丸くなるように、足りないところの毛束を少しずつつまみ出しながら全体のバランスを整える。
ねじって留めるだけのバンスクリップアレンジ
バンスクリップは、無造作にまとめた感じがお洒落に見えるポイントですが「無造作イコール雑にまとめる」というわけではありません。「毛先は出さずにキュッとまとめる」「クリップは耳より下の位置でつける」が“上品こなれ見え”のポイント。
\How to/ 1.髪をひとつにまとめてからねじる 手のひらにヘアバームをなじませます。髪全体を手ぐしでまとめたら襟足近くでひと束にし、毛先5cm程度を残して1回転半くらいねじります。襟足近くがゆるまないようしっかりとねじるのがコツ。
2.毛束を後頭部につける ねじった毛束を持ち上げ、後頭部に沿わせます。この時も襟足がゆるまないようにします。
3.毛先を折り返してねじった部分に差し込む 毛先を掴んでいる手とは反対の手で毛先をつかみ、折り曲げて毛束と後頭部の間に入るように差し込みます。その状態でバンスクリップを留めます。留める時はまとめた髪の下のほうからクリップをあて、差し込んだ毛先部分もしっかりかませるようにすると崩れません。最後に後頭部全体から毛束を引き出して立体感をつけます。顔まわりの後れ毛はヘアバームがついた指先でつまみ、束感をつくります。
ターバンを使ったアレンジ
ストンと落ちたワンピースと、ターバンをしたバランス感も◎。 下の方で1つに結んでお団子にしてターバンをしても、スッキリしておしゃれ見え。なかなか決まらないヘアスタイルも、ターバンがあると簡単にオシャレがキープできます。しっかりしているので、崩れる心配もないですよ。
前髪を失敗したときにおすすめのデコ出しアレンジ
マットな質感のブラックが大人向き。約1cmくらいの小ぶりなヘアクリップですが、毛束をしっかりと掴めます。
\How to/ 前髪をざっくりとセンター分けにする。その分け目から3cm幅程度の毛束をとり、くるくるとねじりながら後ろに持っていき、ヘアアクリップで留める。反対側も同様にヘアクリップで留めて完成。
前髪を失敗したときにおすすめのセンター分けアレンジ
センター分けのポイントは、顔まわりを外巻きにしてほぐし横幅をつくること。スタイリング剤はオイルでサラッと仕上げて。
\How to/ 1.前髪を分ける 前髪を真ん中2cm幅とサイドの3つに分ける。
2.真ん中の毛束を内巻きにする 温度160℃の32mmのコテで真ん中の毛束を根元からしっかりと内巻きにする。少し持ち上げるようにして巻くのがポイント。
3.サイドの前髪を外ハネに巻く サイドの前髪は、ハの字になるように通して軽く毛先を外ハネに。その後、真ん中の毛束をひっくり返し、根元にドライヤーの温風・冷風を交互に当てて立ち上げる。
4.立ち上げた真ん中の毛束を散らす センターで分け、32mmのコテで外ハネにしてなじませる。
5.耳前の毛束を巻く 耳前の毛束をとり、32mmのコテで挟んで外側に2回転程度巻き上げる。落ちてきた前髪や後れ毛も外ハネにして。
6.オイルをなじませる オイルを500円玉大とり、手のひらに広げてから手ぐしを前から後ろに通すようにして全体によくなじませる。目の横あたりのサイドの毛束を押さえ、顔まわりの毛束をほぐして完成!