子どもにSDGsって何って聞かれたら?
最近、街中でSDGsマークを見る機会が増えましたね。SDGs(エスディージーズ)とは、国連の作った『持続可能な開発目標』のことで、世界で解決したい17のゴールと169の具体的な目標から成り立ちます。世界の環境や飢餓、食料などの問題は全世界中の人たちが共通認識をもって取り組んでいきたいこと。
ただ、実際に私たちが何から取り組めばいいのか分からないことが多く、かと言ってこの手の話題で子どもから質問を受けた時には、しっかりと答えたいものですよね。
実は、そんな方におすすめの美術展があります。それが、外苑前・伊藤忠青山アートスクエアで現在開催中の『SDGs ユーモアイラスト原画展』。SDGsのゴールに関連するイラストを、明るく楽しいユーモアを交えて表現している展覧会です。
それぞれの作品の下には、イラストと関わるSDGsの目標が書いてあるので、この目標のメッセージはこんな意味なんだと視覚的にSDGsを理解することができます。
美術展に行くと、大体お気に入りの作品ばかりをみてしまう私も、今回は各作品を一つずつじっくりと観察してしまいました。そして幸運にも、訪問した際に本原画展の作者である本田亮さんがいらっしゃいました。思わず、ツーショットを撮らせていただきました。(余談ですが、本田さんは多方面で活躍されているマルチクリエイターです。環境問題や国際社会などの難解な社会問題を楽しくユーモアに紐解く作品を世に届けてくださっています。)
そして、この原画展に行けない方におすすめなのが、『エコかるた 楽しく学べる環境絵本』(フレーベル館刊)です。
▲エコかるた 楽しく学べる環境絵本 本田亮 著 フレーベル館刊 ¥1,300(+税)
こちらは、環境問題をイラストとユーモアたっぷりの標語で構成しているカルタ風絵本です。50音順に掲載されているイラストには、本原画展で使用されているものも含まれていて、私たちの周りで起きている環境問題をイラストと短い文でわかりやすく解説してくれます。
この絵本、子どもの読み聞かせにぴったりなんです。我が家では、娘がこの可愛いイラストを気に入って眺めたり、時々難しい字があったときには、親子でどんなことが書いているんだろうとおしゃべりをしながら、学んでいます。
持続可能な未来のために、親子でSDGsを学んでみませんか。こちらの原画展は、12/13(日)までの開催(好評につき会期延長になったそうです!)となります。
※伊藤忠青山アートスクエアは東京都の方針に準じた対応を基本として、新型コロナウイルス感染症の拡大防止および、予防の対策をして開館しています。
Domanist
石本さや香
2児(共に女児)の母。IT企業で環境に関わる企画、運営を担当。私生活でも清掃ボランティアや食などを通じてサステナブルを体現している。フルマラソンを5度完走するほどの体力の持ち主。
インスタグラム:https://www.instagram.com/sayaka_ssss/
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