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2021.01.29

節分の本当の意味を知ってる?豆まきのやり方や縁起の良い食べ物

節分には意味や歴史があり、豆まきをする理由や縁起の良いとされる食べ物もあります。節分に関する基礎知識や、豆まき、食べ物について紹介します。

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【目次】
節分とは
節分でなぜ豆まきをするの?
節分で食べたい縁起の良い食べ物

節分とは

節分は、実は毎年同じ日にちではないというのをご存知でしたか?節分の本来の意味や歴史を知っておきましょう。

節分 豆まき 食べ物 由来 歴史

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本来の意味は?

暦の上では、1年の間に、立春・立夏・立秋・立冬と呼ばれる季節の変わり目があります。それぞれの前日が「節分」であり、本来「節分」は季節の分かれ目を意味する言葉です。

現在、節分といえば立春の前日の節分をさすのは、年に4回ある節分の中でも特別な日とされているからです。

また、節分の日は2月3日のイメージがありますが、立春の日付は年によって変わることがあるため、2月3日とは限らず日付が変動します。

参考:暦Wiki/季節/雑節とは? – 国立天文台暦計算室

節分の歴史を知ろう

節分の起源は、平安時代に宮中行事として行われていた「追儺(ついな)」だとされています。中国由来の追儺は、日本では大晦日に開催されていた行事です。江戸時代になると追儺は節分の大衆行事として盛んになり、大晦日に開催されていた宮中行事としての追儺はやがて消失しました。

節分の際に行われる豆まきは、平安時代ごろに「魔を払うもの」として中国から伝来しました。室町時代には、年男が「鬼は外、福は内」と言いながら「節分に豆をまく」ことが行われていたとされます。その頃には形骸化していた宮中行事の追儺が次第に民衆に広まり、節分の豆まきに落ち着いたとされています。

節分でなぜ豆まきをするの?

節分の豆まきは、邪気払いや厄除けのために行う儀式です。福豆として炒った大豆を使う理由や、豆まきの方法も紹介します。

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邪気払いの儀式

かつての豆まきは、病気や災害をひき起こすとされる邪気を鬼に見立てて追い払う儀式として執り行われていました。平安時代に追儺で行われていた鬼払いや厄払いが、室町時代に豆まきの行事へと変わり、江戸時代に大晦日から節分の習慣へと移行し、現在の形に至ったとされています。

古来、果実や穀物には精霊が宿っていると信じられていました。また、豆という言葉には「魔(ま)を滅(め)する」という漢字もあてられていました。

精霊が宿る豆を投げて鬼(邪気)を追い払い、代わりに福を呼び込むという意味で、一般的に「鬼は外、福は内」の掛け声が定着しています。

使うのは炒った大豆

豆まきに使う豆は、始めは魔除けに使用される小豆や米・麦・ヒエ・アワなどが使用されていました。しかし、貴重な穀物は値段も高かったため、次第に庶民でも入手しやすい大豆が使われるようになったとされています。

また、豆まきで使用した豆から芽が出ると縁起が悪いとされたため、炒った大豆を使うようになりました。現在でもこの考え方は引き継がれており、節分用に販売されている福豆には炒った大豆が使われています。

豆まきのやり方

節分の前日までに福豆を用意し、枡や三方など神様に供えるための器に入れ、神棚に供えておきます。豆まきを行うのは、鬼が来る時刻とされている真夜中がよいとされています。節分の夜、家中の窓や戸を開け、一家の主人または年男が掛け声をかけながら家の外や内に豆をまき、福を逃がさないようすぐに閉めます。

その後、1年の厄除けを願いながら、自分の年齢に1を足した数だけ豆を食べます。地域によっては豆の数が異なり、年齢と同じ数だけ食べる場合もあります。

節分で食べたい縁起の良い食べ物

節分に食べると縁起が良いとされる、代表的な食べ物を紹介します。定番の恵方巻以外に、イワシやそばがあることも覚えておきましょう。

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恵方巻

節分の夜に恵方を向いて「恵方巻」を食べれば、1年間健康に過ごせるとされています。恵方巻は1人1本用意し、包丁などで切らずに、無言で一気に食べ切るのがよいといわれています。

恵方巻は関西発祥ですが、1980年代に大手コンビニでの取り扱いをきっかけに全国へ知れ渡り、現在は節分に食べると縁起の良い食べ物として定着しています。

恵方の方角は4種類あり、同じ方角は連続しないため、毎年確認する必要があります。

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イワシ

古くから伝わる節分の風習として、魔除けの意味で玄関に飾る「柊鰯(ひいらぎいわし)」と呼ばれるものがあります。

柊鰯は、焼いたイワシの頭に、葉の付いた柊の小枝を突き刺したものです。焼いたイワシから出るにおいや煙に魔除けの意味があるとされ、主に西日本では、節分にイワシを食べる習慣があります。

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そば

立春前の節分は大晦日に並んで大切な行事とされてきました。昔は春から年が始まると考えられていたこともあり、節分にも大晦日にも「年越しそば」を食べる風習があったとされます。

しかし、次第に大晦日に食べるそばが重要視されるようになったため、節分に食べるそばは「節分そば」として区別されるようになりました。節分そばを食べる習慣が残っている地域もあります。

年を越す前に食べる年越しそばと違い、節分そばは節分の日中に食べればよいとされています。具材も特に決まりはないため、好みに合わせて楽しみましょう。

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『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)

季節の行事を親子でいっしょに学べる絵本形式の実用書です。ものごとの由来やしきたり、遊び方、箸の持ち方、衣服のたたみ方など、行事を子育てに役立てるコツを豊富なイラストで楽しく紹介。文化と愛情を伝える「行事育」が手軽に実践できます。

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和文化研究家

三浦康子

古を紐解きながら今の暮らしを楽しむ方法をテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、Web、講演などで提案しており、「行事育」提唱者としても注目されている。連載、レギュラー多数。All About「暮らしの歳時記」、私の根っこプロジェクト「暮らし歳時記」などを立ち上げ、大学で教鞭もとっている。著書『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店) ほか多数。

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