働きながらスキルアップを図る
仕事がマンネリ化している状態のとき、自分のスキルや経験を見直してみるのも有効な方法です。現在の職場で経験した業務や失敗したこと、成功したことなどを書き出し、得意な分野と苦手な分野を把握します。
その上で向上させたいスキルが見つかれば、自身を高めるチャンスです。まずは現在の仕事の中でできるスキルアップにチャレンジしましょう。今まで避けていた方法で業務に取り組んでみる、使ったことがないツールも活用してみるなどが挙げられます。
働きながら自分を高められている実感を持てれば、マンネリ化を解消しやすくなるでしょう。
主体的な考え方を身に付ける
長年同じ職場で働いていると、どうしても受け身の姿勢になりがちです。仕事のマンネリから脱却するには、自ら行動するマインドを身に付けることが大切です。
業務に対してはまず、自分がすべきことに真剣に向き合い、会社に貢献しているのだと考えて取り組みましょう。組織の利益につながる提案を考えてみるのもおすすめです。
人間関係を良好にするためにも、主体性が欠かせません。職場の人間関係を円滑にするため、できることがないか積極的に考えてみましょう。
プライベートを充実させる
仕事のマンネリ化に悩む人の中には、充実感の不足や現状への不安から、気付かないうちにストレスをためてしまっている人もいます。精神が疲れていると、やる気も起きにくくなるでしょう。このような状態で解決策を考えても、なかなかはかどりません。
精神的なストレスに気付いたら、思い切って休みを取るのがおすすめです。一度仕事から離れて自然や家族と触れあう時間を作る、思い切り好きなことに打ち込むなどして心をリフレッシュしましょう。
有給休暇が取れるのであれば、まとまった休みを取るのもよいでしょう。仕事の悩みから一時的にでも解放されることで、新鮮な気持ちがよみがえる可能性もあります。
【目次】
転職すべきか悩んだら
マンネリ化を感じると「このままでよいのか」という思いから、転職を視野に入れる人もいるでしょう。しかし安易に辞めてしまうと、後悔することにもなりかねません。現在の職場で働き続けた方がよいのか、転職がよいのか判断する目安を紹介します。
職場の環境や待遇を見直す
マンネリ状態になるとマイナス面ばかりに気を取られ、プラスの面に目が向きにくくなります。一度気持ちをフラットにして、今いる職場の環境や福利厚生といった待遇面を見直すことが重要です。待遇面で特に不満がなく、環境も改善の余地があるなら継続する方がよいでしょう。
現在いる部署の仕事にやりがいを感じられなくても、部署異動や配置転換などで仕事が変わる可能性もあります。人間関係も一新され、新鮮な気持ちを取り戻せるかもしれません。
ただし会社の経営が不安定、トップの考えとどうしても合わないなど、自身の努力ではどうにもならないマイナス要素がある場合、転職も視野に入れましょう。
自分のやりたいことに向き合う
転職すべきか悩んだら「自分のやりたいことは何か」に向き合いましょう。ビジョンが不明確なまま動くのはリスクがあり、失敗する可能性も高くなります。
やりたいことが見つかったら、まずは現職を続けながら副業として取り組んでみるのがおすすめです。普段の仕事とは違ったチャレンジができるため、成長する機会にもなるでしょう。オンライン秘書・ライター・翻訳など、近年は周りに知られても問題のない副業が多くあります。
やりたい仕事に副業として取り組むうちに、キャリア計画を立てられるようになるのもメリットです。副業で十分なスキルが付いたと感じたら、キャリアチェンジのための転職も視野に入れましょう。
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