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【目次】
【100人に聞いた】仕事がつまらないと感じたことのある人の割合は
日本全国のワーキングマザーに、仕事がつまらないと思ったことがあるか、アンケートを実施しました。
「よくある」が25.6%、「たまにある」が44.6%という結果に。7割の人が仕事がつまらないと感じたことがあるようです。
※アンケートは30〜49歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数121名。
仕事がつまらないと感じる理由
仕事は常にやりがいを持って取り組めることが理想ですが、現実はなかなかそうもいきません。仕事をしていてもつまらないと感じ、不満を抱えている人も多いのではないでしょうか?
仕事がつまらないと感じる理由として、よくあるものを紹介します。自分に当てはまるものはないか、チェックしてみてはいかがでしょうか。
仕事内容が自分に合わない
今やっている仕事内容が自分の適性に合っていない場合、仕事がつまらないと感じがちです。例えば、じっとしているのが嫌いなのに机に座って事務作業をしていたり、人と話すのが苦手なのに接客業をしていたり。自分の性格や得意分野にあっていなければ、モヤモヤとした気分になってしまうこともあるでしょう。仕事の成果も上がらず、ますます面白みを感じられなくなってしまいかねません。
自分は何が好きなのか、どんな仕事なら成果を上げやすいのかを一度振り返ることをおすすめします。
人間関係に問題がある
仕事そのものにはやりがいを見出だせていたとしても、職場の人間関係に恵まれていないとなると、職場に行くことが苦痛になり、いずれ仕事自体もつまらなくなってしまうケースがあります。
職場の上司からパワハラ・セクハラを受けていたり、周囲からいじめを受けたりしていれば、仕事をすることが大きなストレスとなるでしょう。
職場にパワハラやいじめを告発する窓口がなかったり、相談に乗ってくれる味方がいなかったりすると、問題は解決せず、ますますつらい状況に追い込まれ、最悪の場合は心身に不調をきたすこともあり得ます。
待遇に不満がある
仕事内容にも人間関係にも満足していても、会社からの待遇に不満を感じている場合があります。
仕事量と内容に見合った給料が得られていない場合や、忙しすぎて十分な休みが取れない状況は、不満から心身共に疲弊してしまいがちになり、何のために仕事をしているのかが分からなくなってしまうのではないでしょうか。
自分の仕事が正当に認められない環境も、不満を感じる原因に。「自分はこんなに頑張っているのに、きちんと評価されない」と感じれば、会社への不信感が募ったり、仕事がつまらなくなってやる気を失ったりしてしまいます。
単調な業務ばかり
毎日毎日、単調な業務を繰り返しているだけだと、仕事に対する意欲を失い、つまらないと感じてしまうことも。最初は楽に思えても、続けていくうちに何の変化もない毎日に飽きてしまうということもあるでしょう。
簡単で単調な仕事はルーティン化しやすく、よい刺激が得られないため成長を感じられないという面も。暇を持て余し、仕事にやりがいを持てない状態となり得ます。
【100人に聞いた】仕事がつまらないと感じる理由にはこんな意見も
日本全国のワーキングマザーに仕事がつまらないと感じる理由についても、アンケートを実施しました。みなさんのリアルな意見をチェックしてみましょう。
暇をもてあます
「たまに、暇になるときがある」(40代・佐賀県)
「やることがないとき」(30代・埼玉県)
「繁忙期のある仕事なので、閑散期はモチベーションが下がり、つまらなく感じることがある。接客業で商品知識も必要だが、時給に反映されない」(40代・兵庫県)
やりがいがない
「やりがいがなかったから」(30代・愛知県)
「幹部のため、あるいは定型的な仕事をしていて誰の役に立っているんだろうと思ってしまうとき」(30代・東京都)
「私が今やりたい仕事はこれなのかな?と疑問を感じたとき」(40代・静岡県)
体力や気力
「仕事の内容というよりかは、体力がなくなってきて疲れるようになったから」(40代・東京都)
「疲れがたまっていて、やる気がでないから」(40代・東京都)
嫌なできごと
「お客様相談室の仕事だから、嫌になる」(40代・千葉県)
「接客業。客がワガママ」(40代・神奈川県)
「自分のせいじゃないのに一方的に注意を受けたとき」(30代・岡山県)
【100人に聞いた】仕事がつまらないと感じたときどうした?
仕事がつまらないと感じたらどのような行動を取るのか、こちらもアンケートで意見を集めてみました。
結果、76.0%の人が「現状維持」という選択を取っていることがわかりました。転職や仕事を辞めるという大きな決断をする人は、そう多くはないようです。
続いては、どんな理由で「現状維持」や「転職」を選んだのか、みなさんのコメントをご紹介していきます。
現状維持
「思うところはあるが行動には移せない」(40代・愛知県)
「仕事を探すの手間がかかる」(40代・岐阜県)
「なにをしてもそんなに変わらないと思うから」(30代・東京都)
「転職すると人間関係が一からまた始まるから」(30代・東京都)
転職した
「他の仕事を知りたくて転職しました」(40代・東京都)
「仕事にやりがいを感じて給料アップをしたいから」(40代・群馬県)
「自分の楽しみも成長もないなら、場所を変えるのが手っ取り早い」(40代・東京都)
「小さな会社だったけど、社長のワンマンと傲慢に疲れ、転職した」(40代・佐賀県)
仕事を辞めた
「長く続ける意味がないから」(40代・大阪府)
「面白くない仕事を長く続けても精神的にきついだけだから」(30代・三重県)
「時短にしたのに仕事が増えたため」(40代・熊本県)
社内で相談した
「辞めるよりは簡単だから」(40代・三重県)
「仕方ないとはわかっていても、こちらの気持ちは理解してもらいたい」(30代・鹿児島県)
「上司と策をねった」(30代・群馬県)
その他
「定期的に部署や仕事内容が変わる仕事だったので、その期間だけ我慢すれば済んだ」(40代・兵庫県)
仕事がつまらないままそのまま働き続けると?
たとえ仕事がつまらないと感じていても、事情があり辞めるわけにはいかないという人も多いものです。仕事に面白さややりがいを見出だせないままに働き続けていると、どんなデメリットが生じるのでしょうか。
仕事の質が落ちる
仕事がつまらないと思いながら仕事をしていると、だんだんと仕事の質が落ちていくということも考えられます。
「もっと頑張りたい」「評価されたい」という気持ちがないため、徐々に仕事は適当になり、手抜きをするようになってくるのです。モチベーションが低下し、仕事中の集中力もなくなるでしょう。
当然ですが、会社からの評価は下がってしまい、ますます仕事に対する興味がなくなってしまうという悪循環に陥る可能性も。
職場全体の空気も悪くなる
人間のマイナスな感情は周囲に伝播し、職場全体の雰囲気を悪化させます。
仕事を嫌がっている表情や言動、振る舞いは、本人が思っている以上に周囲の人の目に留まっている可能性があります。仕事がつまらないと感じ、やる気のない状態で仕事をしている人がひとりいると、周囲の人間まで嫌な気分になりかねません。
職場の士気が下がることはもちろんのこと、やる気が出ない人のミスや不十分な仕事のフォローを求められ、周囲は迷惑を被ることに。仕事の生産性は下がり、ますますストレスだらけの職場になってしまうことも考えられます。
やってはいけないNG行動
仕事がつまらないと、何とか現状を変えるために行動したくなります。しかし、一時の感情だけで行動した結果、失敗してしまうこともあるのです。
仕事がつまらないと感じているとき、やってはいけないNG行動を解説します。
すぐに会社を辞める
すぐに会社を辞めることは、一見つまらない仕事を手放すために手っ取り早い方法のように思えますが、結果的に失敗してしまうことが少なくありません。
なぜ今の仕事がつまらないと感じているかを明確にしていないため、転職しても多くの場合、同じことの繰り返しになってしまうことが考えられます。自分はどんな仕事を避けるべきか、何をしたいのかが分かっていないままでは、転職先でも同じ悩みを抱える可能性が高いです。
また、「つまらない仕事から逃げたい」というネガティブな退職理由は、次の転職先に好意的に受け取られません。転職先からも「仕事がつまらないと感じたら、退職するのでは?」と考えられてしまうのです。