誕生日や母の日を祝う
自分の母親と同じように、義母の誕生日や母の日を祝うことも大切です。いくつになっても、お祝いされるのはうれしく感じるものです。義実家が遠方で直接お祝いできない場合は、電話をかけたりプレゼントを贈ったりしましょう。
なかなか会えなくても要所要所を押さえておけば、「息子の妻」としての評価は下がりにくいです。義母が「いい人」と思ってくれていれば、よい関係が構築しやすくなるでしょう。
義母や夫を立てる言動を心掛ける
人は無意識的に、自分のことを褒めてくれたり認めてくれたりする人には好意を抱くものです。義母とよい関係を築きたいのであれば、義母に対して尊敬している部分や、感謝していることを直接伝えるのもおすすめです。
息子である夫を立てる言動も効果的です。子どもを褒められて、うれしくない親はいません。
また、義母が話をしているときは、たとえ知っていることであってもそのまま聞きましょう。話の腰を折らずに、遮らず話してもらうことで相手を立てるのです。きちんと聞いている様子が伝われば、義母も気分をよくするでしょう。
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どうしても会う必要がある場合の対処法
義母と会うのをなるべく避けていても、どうしても会わなければならないときが突如として訪れます。そういった場合は、どのように対処すれば嫌な思いを減らせるのでしょうか?
会話を長引かせない
苦手な人と一緒にいる時間が長いほど、嫌な思いは大きくなることも。そのため会話を長引かせないようにして、早めに切り上げるのもひとつの手段。ただし、そっけない態度はNGです。今後の嫁姑関係が悪化する原因になるため、義母に納得してもらえる早く切り上げなければならない理由を用意しておくことがポイントです。
義母と会う前に「〇時から仕事に行かなければならない」「この後、子どもの学校の用事がある」など、あらかじめ理由を伝え、終了時間を決めてしまいましょう。なるべく会うことが決まってからすぐに伝えたほうが、角が立ちにくいです。
また、少し高度なテクニックですが、あえて義実家に自ら出向いた上で用事があることを前置きし、早々においとまするのも有効な手段です。
嫌なことを言われてもスルーする
嫌なことを一つひとつ受け止めていると、それだけ心に傷を負います。慣れないと難しいかもしれませんが、受け流すスキルを身に付けましょう。「人によって価値観が違う」と理解しておけば、ネガティブなことを言われても、感情的にならずやり過ごせます。
聞き流してしまえば何を言われたかも記憶に刻まれにくく、後になって嫌な気持ちを繰り返し思い出さずに済むはずです。嫌なことを言われても耳を貸す必要はありません。
聞いていないのがバレてしまうとさらに攻撃されかねないため、視線は義母へ向け、ときどき相づちを打つなどしましょう。
ストレスをためないためにできること
義母と会うのをなるべく避けていても、どうしても会わなければならないときが突如として訪れます。そういった場合は、どのように対処すれば嫌な思いを減らせるのでしょうか?
自分が変わろうと頑張りすぎない
義母と良好な関係を築きたいという思いから、気に入ってもらえるように無理をしているかもしれません。しかし自分を押しつぶしながら義母に接していると、やがて心が疲れてしまいます。
明らかに自分に非があって機嫌を損ねてしまったのならば、挽回が必要でしょう。しかし原因が分からず義母の一方的な感情から拒絶される場合は、最低限のやり取りだけにして、適度な距離を置くことも必要です。
身近な人に話を聞いてもらう
根本的に解決しなくとも、悩みを誰かに打ち明けるだけで心が少し軽くなるものです。嫌な気持ちを言葉にして吐き出すことで負の感情が外へ出て、悩みを聞いてもらえる安心感も得られます。
話した相手によっては、解決につながるアドバイスをしてくれるかもしれません。自分1人で抱え込んでいては客観的に考えられず、マイナス思考になってしまうものです。身近な人に気持ちを話して聞いてもらうことは、ストレスをため込まないためにも大切です。
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