人を頼るのが苦手
人を頼ったり、甘えたりするのが苦手な人も少なくありません。自己肯定感が低くネガティブ思考の傾向があるので、頼りたくても「自分に頼られたら困るよね」「どうせ断られるだろう」と思ってしまうのです。
根拠のない思い込みもあるので、「人に頼るのは私らしくない」「人に甘えるべきじゃない」と思っている人もいます。
また、自信が持てなくても、プライドが高い人が多いのも特徴です。本当は頼りたいのに、「どうして私が頼らなくちゃいけないの?」と、プライドが邪魔してしまうことも少なくありません。
こじらせ女子ってめんどくさい?
こじらせ女子には、どのようなデメリットがあるのでしょうか? 周囲だけでなく、自分自身に対する影響についても解説します。
周囲から敬遠される
中には頭でっかちで偏った思考をしている人もいるため、会話を楽しめず、煙たがられることも少なくありません。集団での会話において、サラッと聞き流すところで、否定的な意見を言って場を白けさせてしまうこともあります。
物事をネガティブに捉える傾向にあるので、言い訳が多くなりがちです。仕事でも自信のなさから何かと「でも」「だって」と言い訳してしまい、周囲から敬遠されてしまうことも。
自分を守るための自虐キャラも、実は「この人の話は自虐ばかり…」と思われていることも。傷つけないように気を遣って接しなければならないため、面倒だと思われてしまうこともあるかもしれません。
生きづらさを感じる
自分に自信が持てず、ネガティブに物事を捉えてしまう傾向にあるため、生きづらさを感じている人も多いです。また、「女性は男性を立てるべき」「女性は仕事よりも家庭を守るべき」といった、「〜すべき」という観念に縛られていたり、世間が理想とする女性像と現実の自分とのギャップに悩む人もいます。
周囲に理解者がいれば救われますが、一番の理解者ともいえる家族にも理解してもらえないこともあります。「仕事なんてしていないで、早く結婚相手を見つけるべき」「もっと女性らしくすべき」と一方的に理想を押し付けられ、生きづらくなってしまう人も少なくありません。
こじらせ女子から卒業するには?
「こじらせ女子でいたくない」という人は、自分を変える努力をしましょう。性格を急に変えるのは難しいかもしれませんが、意識して少しずつでも自分を変えようとすることが大切です。
客観視する癖をつける
自分を客観的に見るのは難しいものですが、意識して自分を客観的に見つめ直し、こじらせ女子の傾向があることを自覚するのが第一歩です。少しでも自覚できれば、改善への対策が取れます。
まず、自自分自身を落ち着いて評価してみましょう。誰にでも長所がありますから、プラス面に目を向けることが大切です。
例えば、「自分は仕事が遅いからだめだ」と自分を過小評価していた人が、実は「仕事が丁寧できっちりしている」と評価されていることも大いに考えられます。
また、物事をネガティブに捉えるのが癖になっているので、ネガティブな考えが浮かんだときは、思考を切り替えるよう心掛けて、客観的に見るようにすることも大切です。
素直になろう
こじらせ女子は強いこだわりを持ち、周囲の意見を否定的に取ってしまう傾向にあります。言い訳をしてしまうのも特徴です。まずは、周囲の意見やアドバイスを素直に受け入れてみましょう。
例えば、「こんなファッションが似合うと思うよ」と言われたら、「似合うはずがない」と頭から否定せず試してみることで、自分の違う一面を発見できることもあります。
また、誰かに褒められたときも、「お世辞はやめてよ」「そんなわけがないでしょ」と否定的な言葉を返してしまいがちです。褒められてうれしくない人は、まずいないでしょう。自分の心に素直になり、「ありがとう」と言えるようになることも大切です。
自分に自信を持って
自己肯定感が低い場合、自分に自信を持てるようになることが重要です。外見でも内面でもよいので、自信のなさにつながっていることを改善していきましょう。
例えば、スタイルが悪いことが自信を持てない原因なら、ジムに通ってみたり健康的な食事法を試してみたりするのです。仕事が原因なら、仕事に関係した資格試験にチャレンジしてみるのもよいでしょう。
原因が漠然としている人は、趣味を楽しむのがおすすめです。自分に似合うメイク・ヘアスタイル・ファッションを研究してみるのも、自分磨きにつながります。
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