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【目次】
まつ毛が短い人が試すべき「メイク手順」
ビューラーでしっかりカールさせる
(C)Shutterstock.com
1. まずはまつ毛の根元を挟んでカールさせる。
2. 次に中央を挟んでカール。
3. 最後は毛先にビューラーを当ててカールさせる。
根元をしっかり目に立ち上げることで、くるんとしたまつ毛が長持ちします。ただし力を入れすぎると立ち上がりの角度が不自然になったり、まつ毛が傷んだり抜けたりする原因にもなってしまいます。一度でカールをつけようとせずに、何回かに分けながら軽い力で行うのがコツです。
繊維入りマスカラを使う
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まつ毛が短い、または少ないことにお悩みの人は、繊維入りのマスカラがおすすめ。
さらに、一般的にマスカラのタイプには「ロング」「カール」「ボリューム」の3種類がありますが、まつ毛が短い人は「ロングタイプ」を使うことで、長く綺麗な見た目に仕上がります。
塗る手順は以下の通りです。
1. ブラシの毛先についた余分なマスカラはティッシュオフしておく。
2. まつ毛の根元を押し上げるようにつけ、3秒キープする。
3. 毛先までスーッと一度塗りする。
4. まつ毛の中間にもう一度マスカラをつけ、毛先にかけて重ね塗りする。
5. 目尻のまつ毛の上からマスカラを入れ、斜め下方向に一度滑らせて完成!
ダマができてしまったときはまつ毛をコームでとかし、しっかりセパレートさせましょう。
マスカラ後もう一度ビューラーを使う
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「ビューラー」→「繊維入りマスカラ」と使ったら、最後もう一度ビューラーを使ってまつ毛をカールさせることで、まつ毛が短い人や少ない人でも、しっかりと上向きのまつ毛を作ることができます。
ただし、最後のビューラーはマスカラが乾いてから使うこと。湿っている状態ではカールがきちんとつかないだけでなく、ビューラーにマスカラがついてしまい衛生的にも良くありません。マスカラを塗布後、少し時間をおいてもう一度ビューラーを軽く当てましょう。
まつ毛が短い人がおさえておきたい「重要なポイント」
ビューラーは自分の目に合ったものを選ぶ
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もし、「まつ毛がうまく上がらない」「使いにくい」と感じるのなら、それはもしかしたらビューラーが合っていないのかもしれません。
基本的にビューラーは、自分の目の幅に合わせて購入するのが推奨されています。日本人の目幅の平均はおよそ3cm。そのため日本人向けに作られたビューラーは3〜3.5cm幅のものが多いようですが、海外ブランドでは3.5〜4cmとやや大きめのものが一般的。
なんとなく良さそう、という理由で購入するのではなく、自分の目のサイズをきちんと測定し、そのサイズにマッチしたビューラーを使うようにしてみましょう。
また、一重さんや奥二重さんは、カーブが浅いビューラーが推奨されています。
一重さんや奥二重さんは、まつ毛の生え際にまぶたがかぶさっている状態です。カーブが深いビューラーではまぶたを挟んでしまいがちなので、目のサイズと一緒にカーブの深さも考慮してビューラーを選んでみてください。
逆に二重さんはカーブの浅いものを使うと、目尻や目頭までまつ毛をしっかりキャッチできない可能性があるので、アイホールの凸凹に合う深めのものを選ぶと良さそう。日本人向けのもので合うものがなければ、海外製のブランドから探してみてもいいかもしれません。
ビューラーを使い分けるのもおすすめ
もっとしっかりとまつ毛を上げて長く見せたい、という人は、レギュラータイプのビューラーの他に「ホットビューラー」を併用するのがおすすめ!
力で圧をかけてまつ毛を上げるよりも、熱の力で上げたほうがカーブは長持ちすると言われています。
まずレギュラータイプのビューラーである程度まつ毛を上げたら、ホットビューラーを使ってダメ押ししてみてください。ダブル使いで一層まつ毛が上がり、持ちも良くなるはずです。
まつ毛が短いor少ない人におすすめの「マスカラ・下地」
【プチプラ編】
デジャヴュ|ラッシュアップマスカラ ダークブラウン
▲1,320円(税込)
「塗るつけまつげ」シリーズの中でもコンパクトで、一見下まつげ用のミニマスカラかなと思うほど。ブラシは超極細で、見た目は頼りない感じもしますが全くそんなことはありません。このブラシがうぶ毛レベルの細くて短いまつ毛までしっかりキャッチしてくれ、生え際から毛先まで塗り残しなく染め上げてくれます。
ダークブラウンは、ブラックと比べて優しい目元を演出してくれます。優しいカラーですが、まつ毛1本1本をしっかりと際立たせてくれる実力派。
実際に使ってみると…
マスカラ下地なしで、ここまで自然なセパレートまつ毛が完成。ブラシが細いので、下まつ毛もこれ一本で塗ることが可能です。一般的なマスカラより、生え際からきっちり塗ることができるので、カラーマスカラにありがちな塗りむらが出来にくいのもポイント。
しっかり塗っているつもりなのになんだかまつ毛がスカスカ…といったお悩みをお持ちの方、この“自まつ毛際たてタイプ”を使えば今まで塗れていなかった脇役まつ毛も一気に主役級になり、ふさふさまつ毛に早変わりしますよ。
セザンヌ|セパレートロングマスカラ
▲638円(税込)
自まつ毛が伸びたかのように自然にまつ毛を際立たせるマスカラ。まつ毛を根元からコーティングし、一本一本繊細にセパレート。水や汗、涙や皮脂に強いマルチプルーフタイプながら、お湯で簡単にオフできる。保湿成分でまつ毛をケアしてくれるのも嬉しいポイント。
【デパコス編】
RMK|ハイボリュームマスカラ 01
▲3,850円(税込)
粘着性のある柔らかなボリュームワックスを配合で、まつげへの密着度を高めて太く濃いまつげを実現。360°ボリュームブラシがまつげの根元にグッと入り込み、1本1本の毛を全方向からキャッチしてカールアップ!
産後薄くなってしまったまつ毛も、これひと塗りでボリュームアップ!大きめのブラシですが短く細いまつ毛をキャッチしてくれて、あっという間に密度を上げてくれます。(ヘア&メイクアップアーティスト 陶山恵実さん)
ランコム|グランディオーズ ウォータープルーフ
▲4,620円(税込)
目の形にフィットしやすい25°カーブのブラシ。長さだけでなく、カール、ボリュームもアップ!
SUQQU|アイラッシュ ベース
▲3,850円(税込)
マスカラのノリをアップしてハリ感のあるまつ毛を演出する下地。半透明色のワックスで、自然に長いセパレートまつ毛に!美容成分もたっぷり入っているので、まつ毛の負担が少なくなるのも嬉しいポイント。
根本から見直したいなら「まつ育」でまつ毛を伸ばす!
規則正しい生活習慣がベース
まつ毛も体の一部。正しい生活習慣が、まつ毛をはじめとする体毛の生え方や質に影響を与えます。
体内に栄養素を運ぶ役割は血液。血の流れが阻害されないよう、体を冷やさない生活習慣が大切です。そのためにはしっかり朝食をとり、運動を習慣づけましょう。さらに入浴はシャワーで済ませず、湯船に浸かることも意識してみてください。
また、ストレスは自律神経に悪影響を与え、体温の調整や血流が乱れる原因になると言われています。ストレスを溜めないようにすることも、健康で美しいまつ毛を育てるために大切なことと言えるでしょう。
まつ毛美容液で毎日ケア
まつ毛にも栄養を与えるため、まつ毛用の美容液で毎日ケアしてあげるのも有効だと言われています。
スカルプD ボーテ ピュアフリーアイラッシュセラム
▲1,762円(税込)
頭髪用発毛剤でも知られる「スカルプD」の技術をまつ育のために集結!独自の開発成分をナノ化したカプセルに閉じ込め、まつ毛の根元にしっかり浸透。今あるまつ毛をケアしながら、より長く美しいまつ毛へ導いてくれる。
病院で相談・治療という手も
あまり知られていませんが、まつ毛が通常より短い、少ない、細いなどといった状態は「まつ毛貧毛症」という病気の症状に該当する場合があるそう。
医療機関を受診したとき、まつ毛貧毛症と診断されれば処方薬の処方が受けられます。この治療は保険適用外ではありますが、より効果的にまつ毛の育毛を実現するために一度医療機関を受診してみても良いかもしれません。