「幸いです」を言い換えて使えますか? 意味・例文・類語・注意点もご紹介 | Domani

Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE働く

2021.04.04

「幸いです」を言い換えて使えますか? 意味・例文・類語・注意点もご紹介

ビジネスシーン、特にメールなどでよく使用する「幸いです」というフレーズ。皆さんはこのフレーズを言い換えて使えますか? 今回は意味・例文・類語・注意点もご紹介します。

Tags:

【目次】
「幸いです」の意味や読み方とは?
使い方を例文でチェック
類語や言い換え表現にはどのようなものがある?
英語表現とは?
最後に

「幸いです」の意味や読み方とは?

「幸いです」とは、どういう意味なのでしょうか? 意味、読み方からチェックしていきましょう。

幸いです 意味

(C)Shutterstock.com

■読み方と意味

「幸いです」は「さいわいです」と読みます。まずは、「幸い」の意味を辞書で調べてみましょう。「幸い」は「その人にとって望ましく、ありがたいこと」。そして「幸いです」と表現することで、「~していただけると、ありがたいです」という意味の表現になります。

■ビジネス等で使う時の注意点

敬語表現としては不完全

ビジネスシーンで使う言葉として、まずは正しい敬語表現かどうかを確認していきましょう。この「幸いです」は、丁寧な表現に聞こえますよね。しかし「幸いです」は、「敬語として不完全だ」という見方があるのをご存知でしょうか?

「幸いです」は「です」と断定的な表現で終わっているため、一方的な要望と受け取られてしまう可能性があります。こうしたことを踏まえると、目上の人や取引先の相手に対して「幸いです」を使う場合には、「幸いに存じます」と表現する方がいいでしょう。「思う」の謙譲語「存じる」+丁寧語の「ます」で「存じます」と表現することで、目上の人や取引先の相手に対して、相応しい表現になります。

急ぎのお願いをする際は要注意

「幸いです」は「~していただけると、ありがたいです」というような、柔らかくお願いすることができる表現ですよね。しかし、「やるか、やらないかは、相手に任せます」というような、曖昧なニュアンスで伝わる可能性があります。

「~していただけると、幸いです」と言われる用件と、「~をお願いいたします」と言われる用件とでは、どちらの方が優先順位は高く感じますか? 後者の「~をお願いいたします」の方が、優先順位が高く感じるのではないでしょうか。

このことから、早急に、または確実にお願いしたい用件がある時は、ストレートに「~していただきますよう、お願いいたします」と伝えたほうが良いでしょう。

口語表現には不向き

「幸いです」は、主にメールや文章で用いられる表現です。話し言葉で使われることは、ほとんどありません。では、口語表現はどう言うのか? 口語表現は、シンプルに「お願いいたします」や「お願い申し上げます」と表現します。

使い方を例文でチェック

それでは、上記の注意点を踏まえた上で、実際どのように「幸いです」を使うのか、例文を見ていきましょう。

幸いです 意味

(C)Shutterstock.com

1:「お忙しい中大変恐縮ですが、今週末までにお返事を頂けると幸いです」

「頂く」は「もらう」の謙譲語。「頂けると幸いです」とは「~してもらえると、ありがたいです」という意味の表現になります。「今週末までに」など、期限をつける場合は、「お忙しい中、恐縮ですが」といった相手への気遣いを付け加えた方が良いでしょう。そうすることによって、「お忙しい中、申し訳ありませんが… 」という謙虚な姿勢でお願いしていることが、伝わりますよね。

2:「先日のお返事ですが、今しばらくお時間いただけますと幸いに存じます」

こちらの表現は、「返事をするのに時間をいただけるとありがたいです」と、用件に対して返事の猶予をお願いをするときの言い回しです。「ビジネス等で使う時の注意点」でも述べたように、「幸いです」は敬語表現として不完全であるといえます。相手の捉え方にもよりますが、目上の人や取引先の相手に使う際は、「幸いです」よりも丁寧な表現、「幸いに存じます」とした方が良いでしょう。

3:「心ばかりの品ですが、お口に合えば幸いです」

「幸いです」は、お願いをする時以外に、贈り物をする際にも使うことができる表現。「お口に合えば幸いです」とは「あなたのお好みの味だと、嬉しいです」という意味で、食べ物を贈る際に添える言葉です。贈り物は、相手に喜ばれる物を念頭に選びますが、好みは人それぞれですよね。「お口に合えば幸いです」と一言添えることで、謙虚なニュアンスを表現することができます。

類語や言い換え表現にはどのようなものがある?

続いて、「幸いです」と言い換えることができる表現にはどんなものがあるのか、ご紹介していきます。

幸いです 意味

(C)Shutterstock.com

1:「幸甚です」

「幸甚です」は、あまり聞き慣れない表現だと、思われる方も多いのではないでしょうか。「幸甚」の意味は、「何よりの幸せ」「非常にありがたく、幸せに思うこと」です。「~していただき幸甚です」「~していただき幸甚に存じます」とは「~してもらい、大変ありがたく思います」という意味の表現。

また「幸甚です」は「幸いに存じます」よりも、さらに丁寧で改まった表現になり、主にメールやビジネス文書などに使われる表現です。よって目上の人や取引先の相手であっても、日頃から交流のある人に対して使うと、過剰な表現になるでしょう。

2:「ありがたく存じます」

感謝を表す言葉「ありがたく」に、「思う」の謙譲語の「存じます」とすることで、「ありがたいと思っています」という意味の表現です。例えば、「お忙しい中御足労いただき、ありがたく存じます」というように、「ありがたく存じます」は、相手に感謝を伝える言葉として、目上の人や取引先の相手に対して使うことができます。

3:「助かります」

「助かります」は、「幸いです」のくだけた表現です。例えば、「会議の資料を今日中にいただけると、助かります」など、相手に何かをお願いするシーンでよく使いますよね。「助かります」は、同僚や部下に対して使うのには問題はありません。ですが、かなりくだけた表現になる「助かります」は、目上の人に対して使うのは相応しくない、または注意が必要な表現です。

英語表現とは?

多くの人は「幸い」の英語表現でまず、思いつくのは「happy」ではないでしょうか。しかし、ビジネス等で使う時は、「感謝いたします」という意味の「appreciate」を使った方が丁寧で自然でしょう。では「appreciate」を使って「~していただけると幸いです」の英語表現を、2つご提案いたします。

幸いです 意味

(C)Shutterstock.com

1:「I would appreciate if you could もしあなたが~していただけると幸いです

(例)I would appreciate if you could reply to me. 
「お返事をいただけると幸いです」

2:「It will be greatly appreciated if ~していただけると幸いです

(例)It will be greatly appreciated if you could come to see me next Friday. 
「来週の金曜日に、お越しいただけますと幸いです」

最後に

「幸いです」は、お願いや贈り物をする際に使う、「~していただけると、ありがたいです」という意味の表現です。「使う相手によって敬語表現を完成させる」「急ぎのお願いなどには注意が必要」ということに気をつけておけば、「幸いです」は丁寧な表現として、ビジネスシーンでとても重宝するでしょう。

トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

こちらの記事もたくさん読まれています

「幸いに存じます」はどんなときに使える言葉?使い方や例文、類語を解説
上司に「ありがたく存じます」はOK?「幸いです」との違いや例文、類語や英訳を解説

Domaniオンラインサロンへのご入会はこちら

Read Moreおすすめの関連記事