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2021.06.13

「不甲斐ない」とはどういう意味?|使い方や類義語をわかりやすく解説

■「情けない」との言い換えで気を付ける点

「情けない」との言い換えの際は、「情けない」のみじめで哀れであるという意味合いが「不甲斐ない」には含まれないことに注意しましょう。

「情けない」には「思った通りにできない」「期待と違っていて嘆かわしい」「みじめである」「見るにしのびない」などの意味があります。このうち「思った通りにできない」「期待と違っていて嘆かわしい」は「不甲斐ない」と似ている一方、「みじめである」「見るにしのびない」といった哀れだという意味は、「不甲斐ない」の言葉が持っているニュアンスと異なるのです。

■対義語は「甲斐甲斐しい」

「不甲斐ない」の対義語は「甲斐甲斐しい」です。なお、対義語とは「意味が反対となる語や、意味が対照的になっている語」のことを指します。

「甲斐甲斐しい」とは、「手際がよくてきびきびとしているさま」または「力を尽くして物事に打ち込むさま」を意味する言葉です。「不甲斐ない」に含まれる「情けない様子」という意味の反対にあたります。

自分を不甲斐ないと思ったときの対処法

なにかをやろうとしてもうまくいかず、ついついネガティブな思考に陥ってしまうときもあるでしょう。「自分が不甲斐ない」という思考になってしまった場合、どうすればもっとポジティブな思考になれるのかを知っておくことで、ぐるぐると悪い思考ばかりにとらわれてしまうことを防げます。どうすればいいのか、3つの解決策をチェックしましょう。

不甲斐ない 意味

(C)Shutterstock.com

■過去にとらわれ過ぎずに次回に活かす

なにかうまくできないことがあったときに、「ああしていればよかったのに……」と考えすぎてしまうパターンはよくあるものです。もちろん反省は大事ですが、過去に起こったことばかりをくよくよと考えすぎても意味がありません。

今度もし似たようなことが起こったらどうすればいいのかという視点を持って、今回の反省を次回に活かせるように考え方を変えましょう。また、改善点が思い浮かばない場合には、なにが不甲斐なく感じたのかから改善点を探してみることをおすすめします。

■前向きになれるような体験をする

自分が不甲斐ないと思ったときには、前向きになれるような体験をするのもよいでしょう。例えば「週に1回ジョギングをする」「毎日5分読書をする」など、少しだけやる気になれば達成できるような簡単な目標を立てることがおすすめです。まずは達成しやすい内容で、自分にもできると思えるような小さな成功体験を積み重ねていって自信をつけていきましょう。

■リフレッシュする

不甲斐なさを感じてしまっているときには、そのまま考え事をしていてもなかなかマイナス思考から逃れられないものです。そんなときには無理してポジティブになろう、笑顔を作ろうとしても疲れてしまいます。ゆっくり休憩を取り、なにも考えずに済む時間を作りましょう。

映画鑑賞をする、好きな音楽を聴く、漫画を読むなど、自分の好きなことをして気持ちをリフレッシュさせることがおすすめです。友達に話を聞いてもらうのもよいでしょう。

「不甲斐ない」の意味を理解して正しく使おう

今回は「不甲斐ない」の意味や類義語などを解説しました。「情けない」や「意気地がない」と似た意味を持ち、これらに言い換えることも可能ですが、まったく同じ意味ではないため使い分けに注意が必要です。

「不甲斐ない」には「だらしない」の意味も含まれていること、「情けない」には「みじめで見るにしのびない」という意味もあることなど、それぞれの言葉の意味をしっかりと把握して、伝えたい内容が正しく伝わるようにしましょう。

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