「またの機会がございましたら、どうぞよろしくお願いいたします」
これは、何かを断る時に使う「結びの言葉」です。「今回は見送りますが、また声をかけてくださいね」というニュアンスがあります。
ただ単に相手の提案などを断るだけではなく、最後の締めくくりにこのような「結びの言葉」を使うと、次のビジネスへと繋がる可能性を残すことができます。
「何かと不自由な状態ではありますが、どうかお気をつけてお過ごしください」
感染症や災害などで相手を気遣う「結びの言葉」です。コロナ禍においても使うことができるでしょう。
英語表現とは?
英語表現での「結びの言葉」の文例をいくつかご紹介します。
「If you have any questions, please free to email us.」
(質問がございましたら、遠慮なくメールしてください)
「Please check it.」
(確認のほどお願いいたします)
「Thank you for your attention.」
(以上よろしくお願いいたします)
また、英文の最後によく見られる「Sincerely yours」や「Sincerely」は、日本語の「敬具」のように使われる単語です。言葉の後ろにカンマ(,)を付けて、自分の名前を加えるのが一般的です。
最後に
手紙の冒頭には「時候の挨拶」を述べることが一般的ですが、あわせて「結びの言葉」も必要です。また、ビジネスメールでは、メールの内容にあわせて「結びの言葉」を選ぶようにしましょう。状況に応じた「結びの言葉」を自然に使いこなせると、ビジネスマナーの基本ができている人という評価が得られることと思いますよ。
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