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LIFESTYLE 挨拶・マナー

2023.11.17

あなたのテーブルマナーは大丈夫!? 最低限覚えたい〝テーブルマナー〟まとめ

 

テーブルマナーが身に付いている人は振る舞いが美しく、堂々として見えますよね。あらたまった席はもちろん、普段の食事を楽しむためにも、しっかりとテーブルマナーを覚えておきましょう。和食・洋食それぞれのマナーや服装、子どもへの教え方を解説します。

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あなたのテーブルマナーは大丈夫?

同僚や友人のテーブルでの振る舞いの美しさを見て自分を振り返り、もっとマナーを身につけたいと思う人もいるのではないでしょうか。

テーブルマナーには、特定の儀式で用いられるものと、食事の作法として身につけるもの、2種類の考え方があります。儀式のマナーはともかく、食事の作法は日常生活を豊かにするためにもぜひ押さえておきたいもの。

テーブルマナーを身につけることの重要性と学び方を見ていきましょう。

テーブル マナー

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テーブルマナーの意義

洋食・和食・中華料理など料理のスタイルが違っても、必ずテーブルマナーは存在します。レストランへ行くたびにテーブルマナーを気にしなければならないことを、わずらわしく思う人もいるかもしれません。

しかしテーブルマナーは店の雰囲気や料理の味を損なわず、最高の状態で楽しむために考え出されたものです。ひとつひとつのルール全てに理由があり、それを守ることで店内の人が皆、快適に過ごせるように工夫されているのです。

正しいテーブルマナーを身につけていれば、同席する人はもちろん、周りの客や料理を運んでくれる人に不快な思いをさせることなく、自分も料理をおいしく味わえるのです。

テーブル マナー

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テーブルマナーをさらに磨くには

テーブルマナーは、学校の授業や研修などでひととおり学んだという人も少なくないでしょう。ただし、学んでから何年も経つと記憶が薄れ、自分のテーブルマナーに自信が持てなくなることもあるのではないでしょうか。

正しいテーブルマナーを身につける方法としては、「本やネットの記事を読む」「動画を見る」「講座や教室に通う」などがあります。読書やネット記事は通勤時間や家事のすき間時間を利用できるので、忙しい人にもおすすめです。また、動画を見ると文字や写真だけでは分かりにくい部分も補完できます。

まとまった時間が取れるなら、ホテル主催のテーブルマナー教室やカルチャースクールの講座を受講してみては。学んだ内容は、忘れないうちに繰り返し練習することが大切です。練習によって記憶が定着し、意識せずに行動できるようになります。

カトラリーの持ち方や食器の置き方などのルールは、全て食事を楽しむために考えられたものです。なぜこのようなルールができたのか、理由を意識するとテーブルマナーに対する理解が深まり、より覚えやすくなります。

最低限覚えたい和食のテーブルマナー

日本人ならぜひ身に付けておきたいのが、和食のマナーです。箸の使い方や食べる順番など、押さえておきたいテーブルマナーを紹介します。

テーブル マナー

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箸のNGマナーを確認しておこう

相手の目に付きやすい箸は、和食のテーブルマナーの中で最も重要なポイントです。箸を正しく使うと食べている姿が美しく見え、食事の相手やお店の人の印象もよくなります。

ただし箸にはNGマナーがたくさんあり、知らずにやっているケースも見られます。最低でも、下記の3項目は覚えておきましょう。

・刺し箸:料理に箸を突き刺す
・迷い箸:どの料理を食べようかと迷いながら箸を動かす
・ねぶり箸:箸の先をなめる

他にも器の上に箸を置く「渡し箸」や、器を箸で自分の方に引き寄せる「寄せ箸」なども、ついやってしまいがちです。自宅でも箸は箸置きに置くなど、日頃から気を付けるようにしましょう。

テーブル マナー

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汁物、ごはん、おかずの順に食べる

和食は汁物・ごはん・おかずの順に食べるのがマナーです。汁物を先に食べると箸の先が湿るので、米粒が付きにくくきれいに食べられます。また、先に温かい汁物を飲むことで、胃や腸の働きを促すことも期待できるとされています。

汁物の次にごはんを食べるのは、おかずをしっかりと味わうためです。味の薄いごはんを先に食べることによって、おかずの風味がより引き立ちます。おかずが数種類あるときも、味の薄い順に食べるようにしましょう。

テーブル マナー

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魚はひっくり返さずに食べる

焼き魚や煮魚は、表側の身に骨に沿って箸で切り込みを入れ、左から右へ食べていきます。表側を食べ終えたらひっくり返さず、骨を外してそのまま裏側の身を左から右に食べます。

骨を外すときは、骨と身の間に箸を入れて骨だけを引き上げるようにするのが基本です。ただしうまく取れない場合は手を添えても構いません。食べ終えたら、残った頭や骨を皿の上にまとめておきます。

口に運ぶときに手を添えてはいけない?

食べ物を口に運ぶときに落ちないようにと、手を添えるのが上品な所作であると勘違いしていませんか?実は、箸を持っていない方の手を添えてはいけないとされています。食器を手に持って食べるのが基本の和食では、食材の下に手を添える「手皿」はマナー違反なのです。

手で持てないような大皿に乗っている料理は「箸先五分(約1.5cm)」で取ることを意識すると、手を添えなくてもきれいに口に運べます。もし気になる場合は手ではなく、小皿や懐紙を添えるようにしましょう。

大人の女性なら身につけたい洋食のマナー

洋食のテーブルマナーは、結婚式などのあらたまった席や夫との記念日デート、クライアントとの食事など幅広く活用できます。

大人の女性として、ぜひ身につけておきたい洋食のマナーを見ていきましょう。

テーブル マナー

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カトラリーは人差し指で押さえて持つ

ナイフやフォークは柄の部分を人差し指で押さえ、先端を下に向けて「ハの字」に持ちます。脇を締めるイメージで持つと、美しい姿勢をキープできます。

スプーンやフィッシュナイフは、ペンと同じ持ち方で大丈夫です。会話中にカトラリーを持ったまま振り回したり、先端を相手に向けたりしないように注意しましょう。

床に落としたときは、お店の人を呼んで取ってもらいます。大声を出さずに軽く手を上げて呼びましょう。

手は常にテーブルの上に置く

食事中は、両手をテーブルの上に出しておきます。両手を相手に見せるのは「武器を持っていない」つまり「攻撃する意思がない」ことを証明する、昔の騎士道の名残と言われています。

また、手をテーブルの下に置くと背筋が曲がり、だらしない姿勢になりがちです。スープを飲むなど片手が空くときや、次の料理が運ばれてくるまでの間も、手を下ろさないように注意しましょう。

飲み物の位置を勝手に変えない

コース料理では、飲み物が出てくる順番が決まっており、順番通りに注げるようにあらかじめグラスが並べられています。このためグラスの位置を勝手に変えてしまうと、注ぐ飲み物を間違えたり、倒して周りに迷惑をかけたりしてしまうかもしれません。飲み物を飲んだら、グラスは必ず元の位置に戻しておきましょう

また、席の間隔が狭い場合、隣の人のグラスを間違えて使ってしまうことがあります。グラスは基本的に右手で持つことを想定して置かれています。右側にあるグラスが自分用ということを覚えておきましょう。

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