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LIFESTYLE 雑学

2021.05.15

【中国語クイズ】星巴克はスタバ、全家はファミマ、では「優衣庫」は…!?

台湾の街中を散策していると「あ、あれってもしかして?」という「連鎖店」に多々遭遇します。台湾の航空会社でCAとして乗務経験のあるライター 有田千幸が、よく見かける「連鎖店」BEST 7を中国語名と共に独自目線でご紹介します。

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有田 千幸
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中国語で「連鎖店 (Lián suǒ diàn)」はチェーン店の意味

台湾の街中を歩いていると日本でもお馴染みの店をたくさん目にします。カフェ、ファーストフード、レストン、衣料品店。店の名前は中国語に変換されているけれど、看板を見ると「あ、あれはあのお店では?」とピンとくるもの多数。そんなお店のことを中国語では「連鎖店 (Lián suǒ diàn)」といいます。連鎖する店、つまりチェーン店のこと。

今回はそんな台湾の街中でよく見かける「連鎖店」の中国語名をご紹介いたします。あなたはいくつピンときましたか?

1.【星巴克 (Xīng bā kè)】

最初に「星」とくればやはりあのお店でしょう。アメリカはシアトル発のコーヒー屋さんといえば! そう、スターバックスです。発音は、シン バー カ/ケー。ただし、スターバックスの看板自体はそのまま英語表記や英中併記になっているところが多く、どちらかというと会話の中で「シン バー カ/ケー」とか「スターバ」とかいうことが多い気がします。

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2.【麥當勞 (Mài dāng láo)】

どの漢字を見てもパッとこないこちらのお店。日本でよく使われる新字に置き換えてみると、麥→麦、當→当、勞→労 =麦当労。ん〜、それでもよくわからない。そうなれば発音をチェック! マイ ダン ラオ。世界でも認知率ナンバーワンのハンバーガー屋さんであろう、あのブランドといえば! そう、マクドナルドです。ちなみに、「ドライブスルー」は中国語で「得來速 (Dé lái sù)」、“速く来て得をする、ダー ライ スー”、なんと見事な漢字の選択!

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3.【全家 (Quán jiā)】

発音のチュエン ジャーからは想像がつかないけれど、字を見てみると「全部の家、家族の何か」っていうことですよね。日本発祥で家族を思わせるコンビニといえば…? そう、答えは、ファミリーマートです! ちなみに、人口比で見ると台湾は世界で最もコンビニが多い地域といわれています。ファミリーマートのすぐ隣に7-11があったり、台湾ではメジャーなコンビニ OK-MARTの向かいにHi-Lifeがあったり。とにかくコンビニ (=中国語で便利商店) がひしめき合っています。

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4.【摩斯漢堡 (Mó sī hàn bǎo)】

こちらも漢字だけでは見当がつきませんが、発音を聞けばわかりやすい! モースーハンバオ、答えはそう、モスバーカー。漢堡 (hàn bǎo) は中国語で「ハンバーガー」の意味。モスバーガーは台湾でも大人気のファーストフード店で、日本では見たこともないような台湾限定のご当地メニューも多数展開しています。私のおすすめは、バリエーション豊かなライスバーガー。シーフードのかき揚げ、焼肉やレッドカレーソースを使ったカツなど、ひとつのバーガーを「ご飯+おかず」的感覚で楽しめます。

5.【肯德基 (Kěn dé jī)】

こちらは発音の、カン ダ ジーがビッグヒント! 白いスーツのおじいさんが店先で出迎えてくれるファーストフード店といえば、そう、ケンタッキーです。台湾のケンタッキーもとにかくメニューが豊富。日本では見たことないようなものがたくさんあり、こんなものもあるの?! と驚くことも。ちなみに、モーニングセットにお粥があったときには、さすがにびっくりしました。

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6.【優衣庫 (Yōu yī kù)】

優れた衣料の倉庫。発音は、ヨウ イー クー。日本語名と似ているような似ていないような。日本発で質のよい衣服が売りの大型ブランドといえば? そう、ユニクロです。ユニクロは台湾人も大きな信頼を寄せているブランドで、2010年に台湾に上陸する以前は、日本に行ったらまずユニクロで買い物を、というのが台湾人の定番コースでした。特に、薄くて暖かいインナーやきゅっと小さくして袋に入れられるダウンジャケットは、できるだけ荷物を少なくしたいCAにとっては欠かせないアイテムです。

7.【勝博殿 (Shèng bó diàn)】

「かつひろどの」、ど、どちらさまでしょうか、といってしまいそうな名称ですが、こちらは発音を見たらわかるかもしれません。サン ボー ディエン。いかがでしょう! 答えは、日本人も台湾人も大好きな揚げ物屋さん、さぼてんです。台湾人と食べに行くときは「さぼてんに行こう〜」というよりも「日式豬排 (日本スタイルのとんかつ) 食べに行こう〜」という方が一般的なくらい、台湾人の生活に浸透しているお店です。

街中を歩きながらいろいろなところに目をやるだけで、意外と中国語の勉強になるものなのです。

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ライター

有田 千幸

外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経て美容ライターに。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガル。環境を意識したシンプルな暮らしを心がけている。プライベートでは一児の母。ワインエキスパート。薬膳コーディネーター。@chiyuki_arita_official

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