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2021.07.05

「エアープランツ」の育て方、おしゃれな飾り方は? 管理のポイントも紹介

「エアープランツ」とは、土がなくても育つ不思議な植物です。小まめな世話が不要なため、仕事や子育てに忙しいワーキングマザーでも気軽に育てられます。エアープランツの育て方やおしゃれな飾り方、さらには枯らせないように育てるコツを紹介します。

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【目次】
 ・エアープランツとは?
 ・エアープランツのおしゃれな飾り方
 ・上手な育て方・水やり方法
 ・エアープランツの管理ポイント
 ・エアープランツが枯れた?その原因と対処法

エアープランツとは?

インテリアとしての人気が高いエアープランツ。雑貨屋や100円ショップなどでも目にすることがあります。不思議な見た目は作り物のようにも見えますが、どのような植物なのでしょうか? エアープランツの原産地や種類について紹介します。

エアープランツ とは 特徴

(C)Shutterstock.com

中南米原産の多年草

エアープランツは「ブロメリア科チランジア属」に属する多年草です。原産地は中南米ですが、北米南部まで広く分布しています。

特徴は、土に依存しない点です。岩や樹木などに根を絡ませていることが多く、根からではなく葉から水分を吸収します。根が空気中に出ていることや空気中から水を取り込む特性から、「エアープランツ」と呼ばれるようになりました。

ちなみに、エアープランツについて「水がいらない」などといわれることがありますが、水分が不要なわけではありません。水をやらずに放置すると枯れてしまうため、適宜水を与える必要があります。

「銀」「緑」葉色で2種類に分類

エアープランツは、葉が銀色っぽく見えるものは「銀葉種」、緑色のものは「緑葉種」と呼ばれ、葉色で大別されるのが一般的です。エアープランツの葉色の違いは、葉に付いている「トリコーム」という銀色の毛の量の違いです。

根から水を吸収しないエアープランツは、葉に付いたトリコームから空気中の水分を取り込みます。トリコームの量は多い品種と少ない品種があり、多ければ葉色が銀色っぽく、少なければ葉色が緑色っぽく見えるのです。

両者を比較した場合、より乾燥に強く育てやすいのは銀葉種です。緑葉種は直射日光に弱く水を多く必要とするため、銀葉種よりは育てるのに手間が掛かります。

エアープランツのおしゃれな飾り方

自由度が高いエアープランツは、容器や見せ方にこだわることで、すてきなインテリア小物になります。エアープランツでおしゃれな空間を演出したいときに試したい、おすすめのアイデアを紹介します。

エアープランツ 飾り方 おしゃれ

(C)Shutterstock.com

王道のハンギング

天井や壁にエアープランツをつり下げるのは、最もポピュラーな飾り方の一つ。高い位置なら子どもの手も届かないので、好奇心旺盛な子どもがいる家庭でも安心して飾れます。

エアープランツは軽量な上、土が不要なため容器を用意する必要がありません。天井やカーテンレールから直接テグスやワイヤーでつり下げると、エアープランツが宙に浮いているように見えておしゃれです。

また、エアープランツのハンギングでは、鳥かごやハンギング用のドーム、籐かご・空き缶などを利用する方法も人気があります。室内の雰囲気やインテリアとの相性を見て、我が家にマッチするハンギング方法や容器を選びましょう。

流木と合わせればナチュラルに

よりナチュラルな雰囲気を楽しみたいなら、エアープランツを流木に着生させるのもおすすめです。流木の素朴さとエアープランツは相性がよく、盆栽のような和の雰囲気が醸し出されます。

和室や木製インテリアとよくなじみ、エアープランツをナチュラルな雰囲気で楽しみたい人に最適です。立てて飾ったり棚に置いたり、好きな飾り方で楽しみましょう。

なお、エアープランツは、もともと岩などに着生する植物です。流木に着生させれば根がよく出て、生育が安定するため、元気なエアープランツを育てる上でもメリットが大きいといえます。

グリーンリースで大人な雰囲気に

エアープランツはリースの土台に着生させてもおしゃれです。リースの土台やワイヤーは100円ショップで購入できるので、子どもと楽しく作ってみてはいかがでしょうか。

エアープランツで作ったリースは、グリーンカラーで落ち着いた印象になります。複数種のエアープランツを組み合わせるのもよいですが、最初は1種類に絞った方が無難です。エアープランツのレイアウトを考えながら、一つ一つワイヤーで固定していきましょう。

また、ドライフラワーとも好相性です。ナチュラルで甘い感じのリースを作りたい場合は、きれいな色のドライフラワーと組み合わせてみることをおすすめします。

上手な育て方・水やり方法

エアープランツは乾燥に強く育てやすいとはいえ、どこでも育てられるわけではありません。育成環境を適切に整え、元気なエアープランツを育てましょう。

エアープランツを育成するときのコツを紹介します。

エアープランツ 霧吹き 水やり 育て方

(C)Shutterstock.com

日当たりや置き場所

エアープランツは、日がよく当たる風通しのよい場所に置くのがおすすめです。

室内で育てても問題ありませんが、直射日光が強く当たる場所やエアコンの風が直撃する場所は避けましょう。葉が焼けたり乾燥したりして、枯れてしまう恐れがあります。

室内で育てるときにおすすめの場所は、「明るい日陰」です。レースのカーテン越しにやわらかい光が入ってくるような半日陰だと、エアープランツが元気に育ちます。

また、エアープランツを置く場所では、風の通り道も確保しておきましょう。空気が停滞していると、エアープランツは空気中の水分をうまく吸収できません。水分が不足して、エアープランツが弱ってしまいます。

水やり(ミスティング)は夕方以降

エアープランツの水やりは「ミスティング」と呼ばれ、霧吹きを使うのが一般的です。毎日水やりする必要はありませんが、2~3日に1回くらいの頻度で株全体に水を吹き付けましょう。

また、水やりの時間は、夏場は夕方以降、冬場は午前中の暖かい時間帯がベターです。いずれの場合も、水やり後に葉を乾かすことを忘れてはいけません。葉の間に水がたまったまま放置すると、芯が腐ってしまう恐れがあります。

なお、冬になるとエアープランツは休眠します。水やりの頻度は控えめにし、乾燥を感じたら都度水を与えましょう。

肥料は水やりのときに

エアープランツに肥料を与えるときは、ミスティングの水に肥料を入れて希釈し、水と一緒に葉に吹き付けます。葉に直接水分と栄養を与えることにより、エアープランツの黄色化や育成不良が防げるのです。肥料の希釈はパッケージに示されている規定に従い、週1~2回の頻度で施肥します。ただし、エアープランツの育成が止まる冬の施肥は不要です。

栄養過多にならないよう、肥料を与えるのはエアープランツの成長期に当たる春~秋期のみに留めましょう。

エアープランツの管理ポイント

エアープランツは作り物のような見た目をしていますが、ただ放置していては枯れてしまいます。エアープランツを長く楽しむためには、環境や病害虫などに気を配り、適切に管理することが必要です。

エアープランツ 育て方 管理 ポイント

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冬越しの方法

熱帯地方原産のエアープランツは、冬の寒さが苦手です。気温が10℃を下回らない場所に置き、しっかり日光を当ててあげましょう。ただし窓際は、明け方に大きく温度が下がります。窓際にエアープランツを置くのは日中に留め、日が暮れてきたら部屋の中央に移動させることが大切です。

また、いくら日当たりがよくても、空気が循環しない場所は適切ではありません。室内で風通しが確保できない場合は、サーキュレーターなどを設置して空気を動かしてあげましょう。

増やす場合は株分けがおすすめ

エアープランツを増やす方法には、「種をまく」「株分けする」の2種類があります。ただしエアープランツが種を付けるのは、花を咲かせてから4~5年後です。種の入手が難しいことから、増やすときは株分けが主流とされています。

株分けのタイミングは、エアープランツが花を咲かせたあとです。エアープランツが花を咲かせると子株ができ、徐々に成長します。子株が親株の2/3ほどの大きさになったら、株分けのベストタイミングです。

また、花を咲かせたあとの親株は1~2年ほどで枯れてしまいます。そのため、株分けのタイミングで取り除いてしまうのがおすすめです。

気を付けたい病害虫

エアープランツは害虫被害が少ないといわれますが、「カイガラムシ」「ハダニ」などには注意が必要です。

カイガラムシはカメムシの1種で、エアープランツの養分を吸い取る病害虫です。放置するとどんどん大きくなる上、排泄物は「すす病」の原因となります。見つけたらすぐに駆除するのがおすすめです。

ただし、カイガラムシの種類によっては薬剤が効きにくいこともあります。この場合は手で取り除いていくしかありません。

ハダニは、葉が乾燥していると発生しやすくなります。エアープランツの水やりを適宜行ない、長く乾燥させないよう気を配りましょう。

エアープランツが枯れた? その原因と対処法

エアープランツが枯れたときは、水やりの方法に原因があるケースが少なくありません。エアープランツが弱ってきたとき、見直したいポイントと対処方法を紹介します。

エアープランツ 枯れた 対処 原因

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水の与え過ぎには「乾燥・日光浴」

まず多いのが、エアープランツに水を与え過ぎて枯らせてしまうケースです。例えば、子どもにエアープランツのお世話を任せると、大切に育てようとするあまり頻繁に水やりしてしまう場合があります。これではエアープランツが常に湿った状態となり、腐りやすくなってしまいます。葉の色が変わっていたりブヨブヨしたりしていた場合は、エアープランツが蒸れていると考えましょう。

蒸れの状態が軽度なら水やりをやめて、乾燥させたりしっかりと日光に当てたりすることで、症状を改善できる可能性があります。ただし、エアープランツの状態によってはそのまま枯れてしまうことも少なくありません。

水分不足には「ソーキング」

水のやり過ぎと同様に、水やりが少な過ぎて枯らせてしまうこともあります。「葉がクルクルしてきた」「なんだかカサカサして元気がない」、エアープランツがこのような状態になったら、ソーキングしてエアープランツの元気を取り戻しましょう。

ソーキングとは、大きめの容器に水をため、その中にエアープランツを浸けることです。エアープランツにたっぷり水をやるにはうってつけの方法ですが、つける時間は6時間くらいまでとします。

あまりに長くつけ過ぎると、根腐れを起こして枯れてしまうことも。適当な時間で水から取り出して、しっかり乾燥させることが大切です。

アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

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