「益々」の意味はさらに、いっそう!正しい使い方や類義語、例文も併せてご紹介 | Domani

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2021.07.29

「益々」の正しい使い方とは? 類義語、例文、英語表現も併せてご紹介

「益々」とは、さらに、いっそうという意味です。日常の会話やビジネス文書を書く時によく使用される言葉で、「ますます」と読みます。今回は、益々の持つ意味、英語での表現や類義語、正しく使うためのポイントなどを例文も併せて解説します。

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【目次】
 ・「益々」の意味はさらに、いっそう
 ・「益々」の正しい使い方と使う時のポイント
 ・「益々」を使った例文や類義語をご紹介
 ・「益々」の3つの英語表現
 ・「益々」はさらに、よりいっそう良くという意味のポジティブな言葉

「益々」の意味はさらに、いっそう

「益々」には、「以前より程度が甚だしくなる様」「なおいっそう」という意味があります。よりいっそう良い状態になる、よりいっそう発展するといったポジティブな内容に使用する言葉です。

益々

今後の状態や状況を表す言葉でもあり、「このプロジェクトが成功すれば益々重要な案件になるでしょう」のように「益々」の後に続く文を強調する働きがあります。また、もっと良くなるように、もっと発展しますようにという願いを込めることができる言葉です。

「増々」という漢字表記でも間違いではなく、意味合いも「益々」と同じです。しかし「益々」の慣用的表現が「増々」のため、「増々」を使うことはほとんどありません。ひらがなで表す「ますます」も意味合いや、使い方は同じです。

日常の会話では漢字表記の「益々」を使うと、堅苦しい印象になってしまうため、「お子さんの成長がますます楽しみですね」というようにひらがな表記の「ますます」を使う場合が多く、一方、ビジネスの場では漢字表記の「益々」を使います。

「益々」の後に続く言葉や、使い方を間違えると、相手や先方に失礼な表現になってしまうことがあるので注意が必要な言葉です。

「益々」の正しい使い方と使う時のポイント

「益々」の後には相手を敬う言葉を使います。そのため、利益増大、繁盛などポジティブな内容に使うのが正しい使い方です。「益々」を正しく使う際は、次のポイントを押さえておきましょう。

益々

■「益々」を使う時はポジティブな内容に使う

「益々」の益という字には、利益や儲けといった意味合いがあります。また「益々」は、程度や数字が大きくなることを表現する「益す」を重ねた言葉です。

そのため「益々」は基本的には、今より良い状態になることや、今より発展していくなど今後プラスになる内容に使う言葉といえます。利益や儲け以外にも、健康や家庭の繁栄に対してポジティブな内容で使います。

■「益々」の後には相手を敬う言葉を使う

「益々」は後に続く言葉を強調する言葉でもあります。そのため、「益々」の後に続く言葉は相手を敬う言葉になっていることが重要です。

例えば、「益々のご活躍を楽しみにしております」という表現だと、敬語としては間違った使い方になります。「益々のご活躍をお祈り申し上げます」という表現が正しい使い方です。

「益々」を使った例文や類義語をご紹介

「益々」は、日常での会話やビジネスでも幅広く使われている言葉です。「益々」の例文には「更なる」「以前にも増して」「いっそう」があります。例文も併せてご紹介します。

益々

■「益々」の日常会話での例文

日常の会話では、漢字で「益々」と表すと堅苦しい印象になってしまうことがあります。そのような場合はひらがなで「ますます」と表すと良いでしょう。

・テレビでうちの店が紹介され、益々お客さんが増えた
・息子がひとり歩きをするようになり、今後の成長が益々楽しみだ
・今日の午後は益々暑くなりそうです

天気や体調などを「益々」を使って表す際、「益々暑くなる」のように以前より良いとも悪いともとれる表現になる場合があります。その際は、より良くなるという意味の「益々」ではなく、ひらがなで「ますます」と表記すると良いでしょう。

また、「雪が降ると、ますます寒くなる」「風邪をひいてますます具合が悪くなる」など、以前より状態が悪くなる表現に使う時にも「(相手にとって)今よりも良くなりますように」と願いを込めて「ますます」と書くこともあります。

■「益々」のビジネスシーンでの例文

ビジネスでは、手紙や文書のあいさつ文に「益々」を使います。取引先企業の成績がさらに伸び広がることを願う、相手が第一線でさらに活躍することを願う、といった意味合いで使います。

・益々ご隆盛のこととお喜び申し上げます
・益々のご発展をお祈り申し上げます
・益々のご活躍、ご多幸をお祈り申し上げます

「益々」という言葉自体には、相手に対する敬意は含まれていません。「益々」の後に続く言葉は、ご活躍、ご隆盛といった言葉を使い、相手に敬意を表すことができる文章を作りましょう。ビジネスで「益々」を使う際は、縁起の良いことを表す際に使います。

■「益々」の類義語として使える3つの言葉

「益々」と意味合いが似ている類義語はいくつかありますが、意味合いや使い方が少し異なります。「益々」と併せて覚えておくと便利な「更なる」「以前にも増して」「いっそう」の3つの類義語をご紹介します。

1. 更なる

更なるとは「ますますの、いっそうの」という意味合いです。益々と同じように使うことができます。更なるは、話し言葉で多く使われる言葉です。

2. 以前にも増して

以前にも増しては、「以前と比べて、いっそう程度が増す様」という意味です。「益々」は、ポジティブな内容に使いますが、以前にも増しては、ネガティブやマイナスな表現を表すときにも使います。

3. いっそう

いっそう、よりいっそうは、「ますます、ひときわ」という意味合いです。スピーチなどで自分の決意を表明する時や、あいさつ言葉に多く使われる言葉です。

「益々」の3つの英語表現

「益々」の英語表現は、「increasingly」「still more」「progressively」の3つです。それぞれを例文も併せて詳しくご紹介します。表現ごとに意味合いが少々異なるので、注意しましょう。

益々

1. increasingly

increasinglyは、だんだんと、ますます、いよいよという意味を表す時に使用可能です。I am increasingly energetic.(ますます元気です)といった表現ができます。

2. still more

still moreは、さらにいっそう、まして、なおさらという意味を表す時に使用します。still lessも同様の使い方ができ、think still more deeply(さらに深く考える)といった表現ができます。

3. progressively

progressivelyは、次第に、進歩的にという意味を表す時に用います。increase progressively(次第に増える)といった表現が可能です。

「益々」はさらに、よりいっそう良くという意味のポジティブな言葉

「益々」とはさらに、よりいっそう良くという意味があります。「益」という漢字には、利益や儲け、役に立つといった意味合いがあり、「益々」はポジティブな表現をする時や、さらに良くなる、よりいっそう(以前より)良くなるといった場合に使う言葉です。

益々

ビジネスシーンでは手紙やあいさつ文に使われることが多くあります。また、「益々」の後に続く文を強調する意味も持つので、「益々」の後に続く文が重要になるのです。目上の方に敬語として「益々」を使う場合は、「益々」の後には相手を敬う言葉を使うことが大切です。

日常の会話では、天気や体調など、今後の状態や状況が悪くなる場合にも用いることがあります。その際は、ひらがな表記の「ますます」を使うと良いでしょう。

漢字で表しても、ひらがなで表しても意味合いや、使い方は同じですが、今後の状況や状態が悪くなる場合は、漢字で表す「益々」は避けた方が無難です。状況によって「益々」と「ますます」を使い分けましょう。

「益々」という言葉を用いることで、相手に「今よりさらに幸せになってほしい」「今よりさらに活躍してほしい」といった願いをこめることができます。相手のことを気遣う気持ちを込めて「益々」を正しく使いましょう。

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