「ごめんなさい」は敬語ではない!ビジネスの場で謝る方法やメールでの表現をご紹介 | Domani

Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLEワーママ

2021.07.10

「ごめんなさい」正しく使えてる? ビジネスの場で謝る方法やメールでの表現をご紹介

もっともシンプルな謝罪の言葉である「ごめんなさい」は敬語表現ではないため、目上の人に謝るときやビジネスシーンでは不適切なこともあります。敬語を使って謝罪の意味を示すにはどうすれば良いのか、また、メールや手紙で謝るときはどうすべきか見ていきましょう。

Tags:

【目次】
 ・「ごめんなさい」は敬語表現ではない
 ・「ごめんなさい」の類語表現5つ
 ・「ごめんなさい」はメールや手紙で使わない
 ・時と場合に応じて「ごめんなさい」を使おう

「ごめんなさい」は敬語表現ではない

頻繁に用いられる謝罪の言葉「ごめんなさい」は、敬語表現ではありません。「ごめん」という言葉に丁寧語をつくるときに用いる「ご」が含まれているため、「ごめんなさい」は丁寧な表現だと勘違いしてしまいがちです。しかし実際の所は「ごめん」は元々漢字で「御免」と書ける一般名詞。「免」に「ご」をつけたものではないため、丁寧語ではありません。

ごめんなさい 敬語

ただし、「御免」の「御」は「免」を丁寧に表現するためにつけた接頭語という解釈もあります。この場合は「ごめんなさい」は明確な敬語ではないものの丁寧語として考えることができます。とはいえ、現在では「免」という言葉だけでは意味が伝わりにくく「御免」が一般名詞として認識されていますので、やはり敬語が必要な場面にふさわしいとはいえないでしょう。

また、「なさい」という言葉は「しなさい」という表現からも分かるように動詞の命令形です。「御免」は「許す」という意味があるため、「ごめんなさい」は「許しなさい」をやや柔らかく表現したと解釈することができます。目上の人や公共の場などではふさわしい謝罪の言葉ではないことが分かるでしょう。

■「ごめんなさい」は親しい人に使う謝罪の言葉

「ごめんなさい」は幾分丁寧なニュアンスはあるとはいえ、「許しなさい」という命令表現です。家族や親しい友人などの気心のしれた人に対してのみ、使うほうがよいでしょう。例えば次のようなシーンでは「ごめんなさい」という言葉が適切です。

・早く起こすようにって頼まれていたわね。寝坊したの。ごめんなさい
・ランチバッグにお箸を入れるを忘れていたわ。ごめんなさい

さらに親しい間柄では「ごめんね」という謝罪表現も可能です。しかし、親しいとしても重大な被害をかけているときには、「ごめんね」ではなく「ごめんなさい」を使うようにしましょう。

・仕事が長引いて約束より5分も遅れちゃったわ。ごめんね
・約束を忘れていて、一度家に帰ってしまったの。1時間も待たせてしまって、本当にごめんなさい

■ 敬語で謝るときは「申し訳ありません」

目上の人や取引先の人などに謝罪をするときは、「ごめんなさい」のように丁寧ではない可能性がある言葉ではなく、丁寧語であることが明確な「申し訳ありません」を使うようにしましょう。「申し訳ありません」はプライベートだけでなくビジネスシーンでも使える丁寧な謝罪の表現のため、謝罪する必要があるときは、いつでも使用できます。

・遅れまして申し訳ありません
・ご希望の色とは違いましたか?申し訳ありません

「申し訳ございません」という表現であれば、さらに丁寧な気持ちを伝えることができます。目上の人や取引先の人、また、顧客などに丁寧な態度を示しつつ謝罪の意を表現する際に使いましょう。

・この度は本当に申し訳ございませんでした。以後はこのようなことがないように注意いたします
・申し訳ございませんでした。社員一同、心よりも謝罪の意を表します

なお、「申し訳ありません」や「申し訳ございません」などは、謝罪の言葉としてだけでなく、少し表現を柔らかくするためのクッション言葉としても使えます。何かを依頼するときや注意を喚起する前に使うことで、相手に不躾な印象を与えない効果も期待できるでしょう。

・大変申し訳ございませんが、お客さまの席はもう一列後ろのようです。ご移動いただけますか?
・申し訳ありませんが、明日は定休日です。明後日以降にお越しくださいませ

「ごめんなさい」の類語表現5つ

「ごめんなさい」と同様、謝罪の意味がある言葉を5つ紹介いたします。いずれも日常生活やビジネスシーンで使えるので、ぜひ普段の会話に入れていきましょう。

ごめんなさい 敬語

1. すみません

軽い謝罪の言葉として「すみません」があります。深刻なシーンには向きませんが、そこまで責任が求められていない場面であれば使えるでしょう。

・忘れていました。すみません

2. 失礼いたしました

相手に対して礼を欠く行為をしたという意味で「失礼いたしました」と表現することもできます。悪いことをしたというケースよりは、礼儀として正しくなかったというケースで用いることが多いでしょう。

・こちらにいらっしゃるとは知らず、失礼いたしました

3. ご迷惑をおかけしました

こちらの行為により相手に被害を与えたときは、「ご迷惑をおかけしました」と表現することができるでしょう。「申し訳ありませんでした」と伝えるよりは、「相手への迷惑行為」に対して謝っていることが明らかなので、謝罪の対象が分かりやすいです。

・間違った書類を送付し、ご迷惑をおかけしました

4. 心より謝罪いたします

謝罪の気持ちが強いことをストレートに表現したいときは「心より謝罪いたします」と伝えられます。「いたします」は「します」の謙譲語表現なので、相手にへりくだりつつ謝ることが可能です。

・入荷が遅れてしまい、入学式までに体操服をお届けすることができません。心より謝罪いたします

5. 謹んでお詫び申し上げます

相手に対するへりくだった気持ちを「謹んで」と「申し上げます」で表現できる「謹んでお詫び申し上げます」であれば、ビジネスシーンで大きなミスをしたときなどにも使用できます。この言葉を発する状況をつくらないように注意しつつも、万が一、必要なときは使用してください。

・資料をお渡ししておらず、ご迷惑をおかけしました。謹んでお詫び申し上げます

「ごめんなさい」はメールや手紙で使わない

「ごめんなさい」は文語表現ではないわけではありませんが、言葉で書くと少し幼稚な印象を与えることがあります。メールや手紙を書くときは、「ごめんなさい」以外の言葉で表現するほうが望ましいでしょう。

ごめんなさい 敬語

■「大変申し訳ございませんでした」が基本

謝るときは「大変申し訳ございませんでした」が基本です。相手に対して失礼なことをしたときや迷惑をかけたとき、素直に「大変申し訳ございませんでした」と表現しましょう。

■「誠に申し訳ございませんでした」も使う

強意表現を変えることでも、強い謝罪の気持ちを表現できます。「大変」の代わりに「誠に」を用いて、「誠に申し訳ございませんでした」と非礼を詫びることもできるでしょう。

■「メールにてお詫びを申し上げます」も可

本来ならば謝罪は面と向かって伝えるほうがよいと考えられます。「メールや手紙で伝えるのは、かえって失礼に当たる」と考える方もいるでしょう。「メールにてお詫びを申し上げます」と記載すれば「メールで謝るのはあまりよいことではないと分かっています」と相手に伝えることもでき、失礼に当たりにくくなるかもしれません。

時と場合に応じて「ごめんなさい」を使おう

「ごめんなさい」は間違った表現ではありませんが、敬語表現と判断できない可能性もあるため、目上の人や取引先の人に対して使うのは控えましょう。しかし、家族や友人などの親しい関係においては、使用することに何ら問題はありません。時と場合を考え、「ごめんなさい」や「申し訳ありません」などの謝罪表現を使い分けるようにしましょう。

こちらの記事もたくさん読まれています

【できかねません】ってどういう意味!? できるの?できないの?
【重ね重ね申し訳ありません】を使うときの4つの注意点

Domaniオンラインサロンへのご入会はこちら

Read Moreおすすめの関連記事