
「結晶」
「結晶」はある事柄が積み重なった結果、他の形となって現れることを指します。これは、必ずしも有形物とは限らず、「賜物」と同様に「努力の結晶」などの表現が可能です。しかし、基本的に本人が積み重ねた物事を表すニュアンスであるため、「ご指導の結晶」といった使い方はあまりしません。
「産物」
「産物」は、ある物事の結果として生み出されるものを指します。「賜物」のように良い結果についてだけでなく、良くない結果についても使うことができる表現です。こちらも「結晶」と同様、人からしてもらったことについてはあまり使用しないので注意しましょう。
「恩恵」
「恩恵」は恵みという意味を持ち、目上の人から得た良いことに用いることができます。「上司が出世した恩恵にあずかり、昇進できた」のように使い、「賜物」よりも無償で得た恵みという意味合いが強い表現です。
「賜物」の対義語は?
「賜物(たまもの)」の対義語としては、その言葉の持つニュアンスによって、いくつかの候補が考えられます。
「返上」
「贈り物・授けられたもの」という意味での対義語としては、恩恵や賜ったものを返すことという意味の「返上」や「没収」が挙げられます。
「徒労」
「努力の結果・成果」という意味での対義語としては、骨を折っただけで効果や報いがないことという意味の「徒労」や「無駄」「無益」が挙げられます。
「賜物」の英語表現は?
「賜物」の英語表現をご紹介します。日本語と同様に相手への感謝や尊敬を示し、丁寧な印象を与える表現ですので、ぜひマスターしておきましょう。

「result」
例文
・It is the result of your efforts.
(あなたの努力の賜物です)
“result” は「結果」「成果」という意味を持つ英単語です。「努力の賜物」は英語で“the result of one’s efforts” と表現することができ、相手の努力を尊敬する気持ちを伝えることができます。
「fruit」
例文
・Her success is the fruit of her efforts.
(彼女の成功は努力の賜物です)
“result” と合わせて覚えたいのが“fruit” 。「果物」という意味のほかに、「苦労の結果として得られる良いこと」という意味を持ちます。例文の“the fruit of one’s efforts” は「努力の賜物」を示す表現です。
「gift」や「present」
例文
・It is a gift made possible by everyone’s support.
(これも皆様のご支援の賜物です)
・Good health is a precious present.
(健康は貴重な賜物です)
「賜物」の英語表現の1つとして“gift” や“present” などがあります。これらは、「目上の人から得た良いことやもの」を意味する表現です。敬語表現ではないものの、相手への感謝の気持ちを丁寧に表すことができますよ。
よくある質問
「賜物」に関して、よくある質問とその回答を紹介していきます。
Q. 「賜物」と「成果」の違いは?
「賜物」は努力や苦労、または恵みによってもたらされた、尊い結果や贈り物という意味合いが強いです。一方、「成果」は活動や努力を行った結果として現れた、具体的な結果や効果そのものを指します。
Q. 「努力の賜物」はどういう意味ですか?
「努力の賜物(どりょくのたまもの)」とは、長い間、一生懸命に力を尽くした結果として得られた、すばらしい成果や結果を指す言葉です。単に「成功した」という事実だけでなく、その成功の裏には並々ならぬ苦労やひたむきな頑張りがあったことを強調し、その結果を高く評価し、讃えるニュアンスが込められています。
Q. 「努力の賜物」は英語でどう言いますか?
努力の結果・成果を強調する場合は「The fruit of one’s efforts(努力の果実)」、報いや報酬を強調する場合は「The reward of hard work(熱心な仕事の報い)」に言い換えられます。
Q. 「賜物」は悪い意味でも使いますか?
「賜物(たまもの)」という言葉は、基本的に悪い意味では使いません。この言葉は、努力や苦労、あるいは恵みによってもたらされた「良い成果」や「尊い結果」「贈り物」という意味合いで使われる、非常に肯定的で称賛のニュアンスを持つ言葉です。
最後に
- 「賜物」は努力や苦労、恵みによってもたらされた、尊い結果や贈り物という意味を持つ
- 「賜物」の対義語として「徒労」「無駄」「無益」「返上」などが挙げられる
- 「努力の賜物」は一生懸命に力を尽くした結果として得られた成果や結果を指す言葉
「賜物」は、相手を尊敬し褒め称える気持ちや目上の人からの恩恵に対して感謝する気持ちを示すことができる表現です。「努力の賜物」という言い回しでよく使われますが、ただ「成功した」という事実だけでなく、その成功の裏に並々ならぬ苦労やひたむきな頑張りがあったことを讃えるニュアンスが込められています。
日々の積み重ねを周りから認められると、とてもうれしいですよね。ぜひ、マスターして活用していきましょう。
Domani編集部
Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。https://domani.shogakukan.co.jp/
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