3:まじめすぎる
仕事で完璧を求めすぎるためため、睡眠不足やオンオフが混同。結果的にストレスに弱い状態に陥ってしまいがち。物事を楽観視できず鬱に繋がってしまう場合もあるので、注意が必要です。下記でも触れていきましょう。
「精神的に弱い」人の仕事ぶりは?
仕事の出来に個人差はつきものですが「精神的に弱い」人が全く仕事ができないという事ではありません。失敗を恐れ、完璧さを求めるがゆえに仕事のクオリティに関しては、楽観的な「精神的に強い」人よりも優れている場合も。
ただしストイックであるがゆえ、さまざまな面で負担がかかってしまい、結果的に、精神的に弱くなってしまう…という悪循環に陥る人も。また、プレゼンや主張が必要な場合には、自信に溢れた言動アピールができないこともあります。
「精神的に弱い」人の恋愛・結婚はどうなる?
恋愛や夫婦生活の中で、どちらかが「精神的に弱い」という場合、メンタルのフォローが必要な時もあります。度重なる仕事のストレスで、彼氏や夫が鬱状態になってしまう恐れもあるので、心身のコンディションをしっかりと見守ることが大切です。
精神的にダメージを与えるストレスを跳ね返すのに有効な原動力の一つが、愛着やユーモア。母子関係に見られるような絶対的な愛情や、物事を俯瞰して見る視点がパートナーの力となる場合もあります。
精神的に強くなるためには?
ネガティブと思われる出来事に遭遇しても、精神的ダメージを受けすぎず、心を安定させる回復能力「レジリエンス」を高めることが重要。どのように鍛えると良いのか具体的にご紹介します。
1:しっかり睡眠をとる
適度な睡眠が、精神力の強弱を左右する要因の一つといっても過言ではありません。睡眠不足や睡眠障害は、精神を不安定にすることがわかっています。気持ちの安定を保つためには、質の良い眠りをとる事を心がけましょう。
睡眠が充分に足りている場合、頭がスッキリクリアに。問題に直面しても悲観的に捉えすぎず、適切な行動ができることが増えるはずです。ストレスを跳ね返すエネルギーが湧き出してくることも。
2:オンとオフを切り替える
四六時中同じ事を考えていると思考が狭まります。またオンというのは、緊張状態が続くということ。仕事でも育児でもほんの少しの息抜きを挟んだり、切り替えの時間を持つ事を意識してみましょう。何事も根を詰めてやりすぎないよう、自分の心身を第一に考えてあげてください。
3:適度な運動、能動的な趣味をもつ
あえてオフの時間を作って、適度な運動を取り入れてみましょう。凝り固まった体をほぐすことで、自ずと思考が柔軟になり「精神的に弱い」に繋がるネガティブ思考も緩和されることもあります。本格的なスポーツでなくても、数十分のウォーキング程度でもOK。
運動がどうしても苦手という場合は、自分主体で物事を考えたり行動できる趣味をもつことも一つ。ガーデニングやカメラ撮影、山歩きなど、自分の心が喜ぶことをみつけてみましょう。ただしテレビやSNSなど受動的なものは避けて、できれば能動的な行動をセレクトするのがポイントです。
4:他人と比べず自分を肯定
他人の行動や思考が目に入りやすい世の中。つい誰かと比べてしまい、自分を卑下してしてしまうことがありますが、比較する必要はありません。無理して他人の人生に「イイネ」を押さなくてイイのです。それよりも、今まで頑張って生きてきた自分自身を肯定できると良いですね。その積み重ねが「精神的に弱い」を払拭してくれるステップに。
最後に
「精神的に弱い」ということは、ネガティブに思われがちですが、心身が整って物事の捉え方を少し変える事ができたなら、改善されることもあります。思い当たる方は、障壁をのりこえる力である「レジリエンス」を高める方法を一度試してみてください。 自分の精神的な弱さを自覚しつつ前に進もうとする行動が、「精神的な強さ」を手に入れるための糧となる場合もありますよ。
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