微言大義
「微言大義」は「びげんだいぎ」と読みます。「微言」は、奥深い言葉や微妙な言葉という意味です。また「大義」は、根本にある深い道理の意なので、「微言大義」とは簡潔な言葉や微妙な言葉の中に、実は奥深い意味が含まれているということを指します。
意在言外
「意在言外」は「いざいげんがい」と読みます。「意在言外」とは、自分の考えを意図的に隠して、相手に推測させることです。また「言外」は文字通り、「言葉で言うことの外にあるもの」という意味なので、言葉の行間に自分の考えを込めることをいいます。
「意味深長」の対義語は?
「意味深長」の意味や類語が分かったところで、今度は逆の意味を持つ言葉についてご紹介します。意味深長の対義語としては、「単純明快」「軽率」などのように重要性が無いという意味や、裏表がなく、深く考える必要がないという意味を持つ言葉が挙げられますよ。
英語表現とは?
「意味深長」は四字熟語ですが、英語で表すと「思わせぶりな」や「意味深い」といった形容詞になります。では、どのように使えばよいのでしょうか? 例文を使ってご紹介します。
「She said that the meaning of expressive」
「彼女は意味深長なことを言った」という意味になります。「expressive」は「表現上の」や「表出的な」などを表す形容詞ですが、他にも「思わせぶりな」という意味も持ちます。「expressive words」で「意味深長な言葉」です。
「He give me a meaningful look」
これは「彼の態度は意味深長だ」という意味です。「meaningful」は「有意義な」、「意味のある」という意味の他に、「意味のある」から派生して「意味深い」という意味も持っています。
「That isn’t significant」
「significant」は「重要な」や「意味深い」、「意味深長な」という意味があります。「それは大したこと(意味深長なこと)ではない」という意味です。他の2つの例文と異なり、否定的な表現です。
最後に
いかがでしたか? 今でこそ「意味深長」は「意味深」として日常的にも使われていますが、実はとても歴史のある言葉でした。英語表現も「意味深長」は様々な単語で表現することが出来るので、興味がある方はぜひ調べてみてくださいね。
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