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LIFESTYLE 挨拶・マナー

2021.10.20

「結びの挨拶」をビジネスメールや手紙に活用!シーン別・季節別の例文をご紹介

「結びの挨拶」とは、ビジネスメールや手紙の最後を締めくくる言葉のことです。今回は、3つのシーンと季節に応じた、12ヶ月ごとの結びの挨拶をご紹介します。ビジネスメールに欠かせない時候の挨拶も登場するので、ぜひていねいなメールや手紙の作成に役立ててください。

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ビジネスメールや手紙で活用!3つのシーン別結びの挨拶

結びの挨拶とは、手紙の最後を締めくくる言葉のことです。まずは、以下のような3つのシーンに応じた結びの挨拶をご紹介します。

結びの挨拶

1.一般的な結びの挨拶
2.健康や繁栄を祈る結びの挨拶
3.依頼をするときの結びの挨拶

それぞれのシーンに応じた挨拶を使用することで、相手へていねいな気持ちを送ることができます。プライベートな手紙やビジネスメールの作成などに、ぜひ活用してみてください。

1.一般的な結びの挨拶

一般的な結びの挨拶は、季節を問わず、手紙の最後をていねいな印象で締めくくれます。言葉の意味を強める「何卒」は、多用しないように気を付けましょう。

・何卒よろしくお願いいたします
・お手紙にてお礼のご挨拶とさせていただきます
・まずは用件のみにて失礼いたします

2.健康や繁栄を祈る結びの挨拶

相手の健康や繁栄を祈る結びの挨拶は、プライベートな手紙のほか、ビジネスメールでの活用に適しています。

・ご自愛のほどお祈りいたしております
・ご多幸をお祈り申し上げます
・皆様のご健勝をお祈り申し上げます
・貴社のさらなるご発展を心よりお祈り申し上げます

3.依頼をするときの結びの挨拶

「伝言を頼みたい」「返信をお願いしたい」など、相手への依頼があるときには以下のような結びの挨拶を用います。

・恐れ入りますが、〇〇様にもよろしくお伝え願います
・ご多用中恐縮ではございますが、ご返事いただけますと幸いです
・何卒ご検討くださいますようお願い申し上げます

季節に応じた時候の挨拶と結びの挨拶一覧

結びの挨拶には、季節に応じたフレーズがあります。また、結びの挨拶と対になるかたちで、冒頭には「時候の挨拶」を添えるのが一般的です。

結びの挨拶

時候の挨拶とは、季節や天候に応じた挨拶文のことです。「季語」と呼ばれる季節を表す言葉に「~の候」「~のみぎり」などを付け加えて使用します。ここからは、季節ごとの時候の挨拶と結びの挨拶を一覧で確認していきましょう。

■「冬~春」1月・2月・3月

1月 
<時候の挨拶>
・新春の候、大寒の候(その他、初春・仲冬・厳寒・極寒)
<結びの挨拶>
・本年も変わらぬご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます
・寒さ厳しき折、ご自愛のほどお祈り申し上げます

2月
<時候の挨拶>
・晩冬の候、立春の候(その他、残寒・余寒・寒明け・晩寒)
<結びの挨拶>
・寒気冴えかえる時節ゆえ、何卒ご自愛ください
・梅の便りが聞かれる昨今、どうぞお健やかにお過ごしください

3月
<時候の挨拶>
・早春の候・春分の候(その他、春寒・春陽・春暖)
<結びの挨拶>
・桜花爛漫の折り、一層のご健勝を心よりお祈り申し上げます
・思いがけぬ春風にお風邪など召されませぬようご自愛ください

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