あなたは知ってる!?「かねてより」の正しい意味と使い方についてご紹介! | Domani

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2021.10.03

誤用に注意!「かねてより」の正しい意味とは?

かねてよりには「以前から」という意味があります。ビジネスシーンでの使い方や注意点などもあり、正しい知識を得ていないと使いこなせない言葉です。そこでこの記事では、かねてよりの使い方と注意点はもちろん、類語についてもご紹介します。

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【目次】
かねてよりには「以前から」という意味がある
かねてよりのビジネスシーンでの使い方と例文
かねてよりを使うときは誤用に注意!
かねてよりの類語4つ
以前からという意味があるかねてよりを正しく使おう!

かねてよりには「以前から」という意味がある

冒頭でもご紹介したとおり、かねてよりには「以前から」という意味があります。漢字表記をすることもありますが、一般的にはひらがなで表記する傾向があります。

かねてより

かねてよりの「かねて」には、「前に」や「以前」など過去のことを表す意味があり、そこに「〜から」という起点を表す「より」をプラスすることで意味が成り立っているのです。

かねてよりのビジネスシーンでの使い方と例文

ここからは、かねてよりのビジネスシーンでの使い方と例文をご紹介します。かねてよりは、以下のシチュエーションで使うことが多いです。

かねてより

・業務の進捗状況を報告するとき
・以前から準備していたプロジェクトを発表するとき
・自己PRで過去から現在まで一貫しておこなっていることを伝えるとき

用いるときには、動詞と組み合わせてください。「かねてより◯◯だった△△は、〜」というように使います。上司や取引先の方の前で使うと丁寧な印象を与えられるためおすすめです。例文を参考に使ってみましょう。

【例文】
・かねてよりお願いしておりましたプロジェクトの進捗はいかがでしょうか。
・かねてより進めておりました新規プロジェクトについて発表いたします。
・かねてよりセールス部門に興味があり、必要な資格を取得しておりました。

かねてよりを使うときは誤用に注意!

かねてよりを使うときには、誤用に注意してください。以下の2点について解説します。

かねてより

・かねてよりは誤用とされていることもある
・「兼ねてより」ではなく「予てより」と表記する

これらを踏まえて用いることで、間違った使い方をする可能性を減少できます。以下で詳しくご紹介するので、頭に入れながら使っていきましょう。

■かねてよりは誤用とされていることもある

かねてよりは、人によっては誤用と認識されていることもあります。なぜなら、重複表現と認識されているからです。「かねて」と「より」にはどちらも以前という意味合いが入っているため、重複だといわれることがあります。

それに対して、かねてよりは平安時代(794〜1185年)から使われている言葉のため、重複していたとしても問題ないとしている人も。使っていて注意されたときには、使用を控えるのがいいでしょう。

■「兼ねてより」ではなく「予てより」と表記する

かねてよりを漢字表記する場合には、「予てより」と表記するようにしてください。それぞれ漢字には以下の意味があります。

・兼ねて:2つ以上のものを組み合わせる、前もって
・予て:前もって

兼ねてには、別の意味もあるため紛らわしい印象を与えてしまいます。1回で意味が通じるように、予てよりを使ったほうが親切です。

かねてよりの類語4つ

かねてよりの類語は、以下の4つです。

かねてより

1.かねてよりと同じ意味がある「かねてから」
2.言い換えには使えない「あらかじめ」
3.これまでのことを指す「従来」
4.事前にやっておくこと「前もって」

かねてよりは、ビジネスシーンで頻繁に使う言葉のため、連発していると不自然になります。意味が通じるように4つの類語を使って会話をしてみてください。

1.かねてよりと同じ意味がある「かねてから」

1つ目の類語は、かねてよりと同じ意味がある「かねてから」です。「以前から」や「前もって」の意味があり、言い換え表現として使うこともできます。

かねてからは鎌倉時代(1185〜1333年)・室町時代(1336〜1573年)から使われた言葉のため、かねてよりと比較すると新しい言葉です。以下のように使ってみてください。

【例文】
かねてからご提案しておりましたプランの詳細をご説明いたします。

2.言い換えには使えない「あらかじめ」

2つ目の類語は、言い換え表現には使えない「あらかじめ」です。意味は「将来を見据えて前もって物事をおこなっておく」です。かねてよりと似ていますが、未来のことを考えて行動を起こす言葉なので、言い換え表現としては使えません。

以下のように使ってみましょう。

【例文】
お時間を頂く場合がございますこと、あらかじめご了承くださいませ。

3.これまでのことを指す「従来」

3つ目の類語は、これまでのことを指す「従来」です。「以前から今まで」や「今までと変わらず」のような意味があります。かねてよりは過去から現時点の話で用いますが、従来は過去・現在・未来まで続くことを述べる意味合いが強いです。

以下のように使ってみましょう。

【例文】
こちらの製品の従来の価格を変更いたします。

4.事前にやっておくこと「前もって」

4つ目の類語は、事前にやっておくことを意味する「前もって」です。「事前に物事を済ませておく」意味があるので、あらかじめとほとんど同じです。そのため、言い換え表現に使うのは避けておくのが無難でしょう。

以下のように使ってみましょう。

【例文】
定例会議に遅刻してしまう場合は、前もって連絡をお願いいたします。

以前からという意味があるかねてよりを正しく使おう!

かねてより

かねてよりには「以前から」という意味があります。使うときのシチュエーションや注意点をご紹介したので、使う際には頭に入れながら正しく用いましょう。特に目上の人や取引先に使うと丁寧な印象を与えられます。

かねてよりには「かねてから」や「あらかじめ」などの類語もありますが、言い換えできない言葉もあるため、用いるときには注意してください。

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