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LIFESTYLE雑学

2021.10.10

【臆病】とはちょっとしたことを恐れる様子。意味や類語、克服方法を解説

臆病とは、些細なことにも怖がることです。主にネガティブな意味で使われますが、物事を慎重に考えるなどメリットな部分もあります。本記事では臆病の意味や類語表現について説明し、臆病な人の特徴やさまざまな原因、克服する方法についてご紹介します。

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【目次】
臆病とはちょっとしたことを恐れること
臆病の類語表現
臆病な人の特徴4つ
臆病になる3つの原因
臆病を克服する3つの方法
臆病を克服するためにはまず行動してみよう

臆病とはちょっとしたことを恐れること

臆病(おくびょう)とは基本的に気が小さく、ちょっとしたことでも恐れる様子です。

臆病 意味 克服

そのような特徴がある人のことを「臆病者」と表現することもあり、ネガティブな印象で使われることが多く、人に対し「臆病」と言うときは批判のニュアンスを含んでいます。

「臆病」と言われた人は、非難されたような気分になるでしょう。しかし、臆病な性質自体が完全にネガティブというわけではありません。ここでは、臆病の意味について見ていきましょう。

■主にネガティブな意味で使う

臆病は、一般的にはなんでもないことを恐れることです。主にネガティブな意味合いで使われます。臆病な人は失敗を恐れ、一歩を踏み出すことができません。

類語としてあげられるのは「弱虫」「小心者」などで、その人を非難する調子が込められています。臆病と言われ、いい気分になる人はいないでしょう。そのような自分を否定したくなるかもしれません。

■メリットといえる部分もある

臆病と聞くとネガティブなイメージですが、臆病な性質には、メリットといえる部分も含まれています。臆病と言われる特徴は、別の言葉では「人に気を遣える」「慎重に考える」と言い換えることが可能です。

視点を変えることで、臆病はメリットにも捉えることができるでしょう。良い側面に注目し、長所として伸ばしていくことも大切です。

■山月記「臆病な自尊心」の意味

教科書にも載っている小説「山月記」には「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」という有名なセリフがあります。気が小さいことを表す「臆病」と自信がある様子を意味する「自尊心」は、一見すると合わない組み合わせです。

しかし、「臆病な自尊心」は、「失敗して恥をかきたくない」という自尊心が人を臆病にするということを表しています。この言葉からは、自尊心が高い人ほど臆病になりやすいということがわかるでしょう。

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臆病の類語表現

臆病にはさまざまな類語表現があります。臆病という言葉にはいくつかの特性が含まれており、それぞれの特性について類語表現があるのが特徴です。その特性は、大きく分けて「失敗を恐れて行動に出る勇気がない」「気が小さくて些細なことをすぐ恐れる」というイメージに分けられます。

臆病 意味 克服

前者はいろいろ考えたすぎて臆病になるタイプで、後者は反射的に物事を怖がるタイプともいえるでしょう。これら2つのタイプの類語表現をご紹介します。

■勇気がない特性を表す類語

失敗を恐れて行動に出る勇気がない特性には、次のような類語表現があります。

・小心
・細心
・意気地なし
・ノミの心臓
・優柔不断
・不甲斐ない
・怯弱(きょうじゃく)
・怯懦(きょうだ)
・小心翼々(しょうしんよくよく)

何か行動を起こす際に「失敗しそう」「自分にはできそうにない」などと考え過ぎてしまい、一歩を踏み出せなくなる状態です。

■気が小さい特性を表す類語

気が小さくてちょっとしたことをすぐに恐れる特性には、次のような類語表現があげられます。

・軟弱
・弱虫
・気弱
・内気

経験のないことや少しでも自分に危険があると感じる状況に遭遇した場合、反射的に「怖い」と感じて恐れるような特性です。自分に自信がなく、人目を気にしたり対人関係を恐れたりする様子もこちらに分類されるでしょう。

臆病な人の特徴4つ

一口に臆病と言っても、その特徴はさまざまです。まず、物事をネガティブに捉えて行動する前から失敗を想像するという性質があげられます。

臆病 意味 克服

また、人の目を気にしたり失敗を恐れたりして行動できないといった人も臆病と言われるでしょう。臆病と言われる人の多くには、感受性が鋭いという特徴も見られます。臆病な人にありがちな4つの特徴を紹介しましょう。

1.物事をマイナスに捉える

臆病な人は、何事も否定的に捉える傾向があります。同じ状況でも好奇心を持ちチャレンジする人がいるのに対し、臆病な人は「きっと失敗する」など悪い結果を想像し、なかなか行動に出ることができません。

例えば、何かの試験を受けるときでも競争率が高い場合は最初から諦めてしまい、努力する気がなくなるという例があげられます。可能性の低いギャンブルには手を出さないというメリットな面もありますが、可能性があることを最初から諦めるのはもったいないことといえるでしょう。

成功や失敗の可能性は誰にでもありますが、臆病な人は悪い方向ばかり見てしまいます。その結果、何事にも尻込みをしていまいがちです。

2.人の目が気になる

臆病な人は人の目を気にしてしまい、本当はやりたいことでも行動に移せない側面があります。「これをするとおかしいと思われる」「こんなことを言うと人から嫌われる」と考え過ぎ、行動に移せないのです。

そのような人は過去に、自分の行動や言動に対して注意を受けたり、笑われたりした経験があるかもしれません。人から嫌われることを恐れ、自ら行動に制限をかけてしまうのです。

3.失敗を恐れる

失敗を恐れるあまり、臆病になることもあります。ミスした経験があり、次も同じことを繰り返すのではないかと考え臆病になることもあるでしょう。失敗を学びと考えて次への挑戦に活かす人もいますが、臆病な人は悪いことだとしか考えられません。

また、「山月記」の項目でも触れたように、プライドが高い人は失敗を恐れがちです。仕事であれば、給与や人事評価に影響が及ぶかもしれないと思い、守りの姿勢になることもあるでしょう。 このような特徴は視点を変えて「慎重」と捉えることもできますが、それも度を超えると臆病と言われることにもなりかねません。

4.感受性が鋭い

臆病な人は、共通して感受性が鋭い傾向があります。些細なことを恐れるのも、感受性が豊かだからともいえるでしょう。想像力がたくましく、行動する前にいろいろと考えてしまいます。

考え過ぎると、悪い想像も浮かんでくるでしょう。一度悪いイメージが大きくなると、行動に出るのは難しくなります。対人関係でも相手の表情や仕草に敏感になり、行動や言動を躊躇するという場面があるかもしれません。

臆病になる3つの原因

臆病になってしまうのは、もともと感受性が鋭いなど性格が原因の場合もあるでしょう。

臆病 意味 克服

しかし、過去に大きな失敗の経験がある、失敗すると怒られる環境で育ったなど、後天的な理由がある場合も少なくありません。自分に自信がない場合にも、臆病になりがちです。

ここでは、臆病になる原因の代表的なものを3つご紹介しましょう。

1.大きな失敗の経験がある

過去に自分の行動が原因でいじめられた、人から嫌われたなどの経験があると、同じような経験はしたくないと思い、行動が慎重になる場合があります。

仕事でミスをして降格になったなどの経験も、新しい業務への挑戦を阻む原因になるでしょう。過去にあった何らかの出来事が、臆病の原因になっていることは少なくありません。

2.失敗すると怒られる環境にあった

子どもの頃の家庭環境が原因の場合もあります。「厳しく躾けられて自由な発言や行動が制限されていた」「失敗すると激しく怒られた」などの環境で育った場合、大人になっても失敗を恐れる性格になりやすいでしょう。

何か行動を起こすにも、自分に制限をかけやすくなります。そのため、新しい環境に馴染んだり、積極的に人間関係を作ったりすることも苦手になりがちです。

3.自分にコンプレックスがある

コンプレックスがあるために臆病になることもあります。自分に自信がないため、人間関係にも消極的になってしまうのです。自分は何をやってもできないと決めつけ、行動に出ることを恐れることもあるでしょう。

成功体験が少ないことも、臆病になる原因といえます。成功するイメージがつかめず、失敗ばかりを考えてしまうのです。成功体験の不足は、自分に自信が持てない原因にもなります。

臆病を克服する3つの方法

臆病のままでいると挑戦の機会が少なく、成功のチャンスを逃すことにもなるでしょう。人間関係も広がらず、誤解を受けてしまうこともあります。

臆病 意味 克服

しかし、臆病は努力することで克服も可能です。臆病な自分を受け入れる、新しいことに挑戦してみるなど、いくつもの方法があります。性格だからと諦めず、チャレンジしてみましょう。臆病を克服する3つの方法をご紹介します。

1.臆病な自分を受け入れる

臆病な自分を克服したいと思ったら、否定せずに受け入れましょう。臆病な自分を嫌い、目を背けていてはいつまでもそのままの状態です。自覚して受け入れることで、克服方法も見えてくるでしょう。

自分の臆病な面を認めると、臆病なことはそれほど悪いことではないと気づくかもしれません。慎重に行動しているために、危ない目に合わずに済んできたかもしれないのです。受け入れることで、心に余裕も出てきます。

臆病なことに悩まなくなればストレスもなくなり、気持ちもポジティブな方向に変わるでしょう。いつの間にか臆病ではなくなってくるかもしれません。

2.自分の長所を書き出す

臆病な人は物事をマイナスに考え、自分の欠点ばかりに目を向けがちです。そのような習慣をなくすには、自分の長所について考えてみるとよいでしょう。ノートとペンを用意し、思いつく限り自分の長所を書き出します。

これまで欠点ばかり見てきたために、長所を思いつかない人もいるかもしれません。1日のうちで、できていることを思い出してみましょう。朝早く起きられるのも、長所のひとつです。仕事を手伝って感謝されたことがあれば「親切なこと」も長所といえるでしょう。

そのように考えていくと、長所はたくさん思いつくはずです。子供の頃までさかのぼって、褒められたことなども思い出してみてください。思いついたものを書き出していくと、長所がたくさんあることに驚くに違いありません。「自分には長所がたくさんある」というポジティブな感情が生まれるでしょう。

3.新しいことに挑戦してみる

臆病な人は失敗を恐れ、なかなか行動に出ることができません。そのような状況を克服するには、あえて新しいことに挑戦してみることが大切です。習い事を始める、ジムに通うなど、興味のあることから始めてみましょう。

「環境を変えるのは勇気がいる」という場合、1人で手軽に始められるウォーキングなどもおすすめです。体を動かすことはストレスの発散にもなり、気分も良い方向に変えてくれます。1日に歩く距離など目標を決めて、達成できたら次は違うことに挑戦するなど、小さなことに数多く挑戦していくとよいでしょう。

目標の達成は成功体験になり、チャレンジする楽しさに気づくことにもなります。新しいことへの挑戦は、自分磨きにもつながるものです。習い事でスキルを高める、資格を取得するなど自分を高めることで自信がつき、いつのまにか臆病な性質を克服しているかもしれません。

臆病を克服するためにはまず行動してみよう

臆病 意味 克服

臆病という言葉には、どうしてもネガティブな印象があります。実際に、物事をマイナスに考える、人の目を気にして行動できないなど、好ましくない特徴があるでしょう。失敗経験があるなど原因はさまざまですが、克服することは可能です。

まずは臆病である自分を受け入れ、それも自分の個性のひとつと認めてあげましょう。そのうえで、自分にはたくさんの長所があることに気づくことが大切です。臆病を克服して新しいことにチャレンジし、世界を広げていきましょう。

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