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【目次】
家庭でもシュレッダーは必要?
仕事で使う機会が多いシュレッダーですが、家庭で利用するメリットはあるのでしょうか。シュレッダーの主な役割を解説します。
郵便物や書類は個人情報の宝庫
シュレッダーは、会社などで書類を処分する際に使われるアイテムです。紙を細かく切り刻み、機密情報が読み取れない状態にしてから捨てることができます。
家に届くダイレクトメールや配達物の伝票には、名前や住所、電話番号などが書かれていることが珍しくありません。
たとえ重要な書類でなくても、郵便物をゴミとして捨てた際に、個人情報を人に見られる危険性があります。特に女性の場合、個人情報の流出が気になる人も多いのではないでしょうか。
思わぬ被害に遭わないためにも、個人情報の漏洩(ろうえい)を防ぐ工夫が必要です。文字が読めないようにペンで塗りつぶしたり、細かくちぎったりと方法はさまざまですが、シュレッダーを使えば簡単に対処できます。
家庭用のゴミを安全に捨てたいなら、シュレッダーを試してみてはいかがでしょうか。
シュレッダーは電動がいい?手動がいい?
シュレッダーには「電動タイプ」と「手動タイプ」があります。それぞれの特徴をチェックしていきましょう。
電動のメリットとデメリット
電動タイプのシュレッダーは手で操作する必要がなく、紙を入れると自動で裁断が始まります。一度に処理できる枚数は機種によって異なりますが、複数の紙類をまとめて裁断できるのがメリットです。
ただし、手動タイプと比べると静音性は劣ります。紙を裁断する際の機械的な動作音が気になる人もいるかもしれません。
また、電源がないところでは使用できない点も電動タイプのデメリットといえます。乾電池式の機種もありますが、途中で裁断が止まってしまうこともあるので、連続使用時間に注意して使いましょう。
中には、厚みのあるカードやCDなど、紙以外のものに対応しているモデルも存在します。裁断に手間をかけたくない人や処理能力の高さを求める人は、電動タイプのシュレッダーがおすすめです。
手動のメリットとデメリット
手動タイプのシュレッダーは、本体のハンドルを手で回して紙を裁断します。電源を必要としないため好きな場所で使えて、ランニングコストがかからず経済的に利用できることもポイントです。
内部に機械が搭載されていない分、コンパクトで軽いものが多く、簡単に持ち運びができます。機能がシンプルなものなら、リーズナブルな価格で購入できるのも大きなメリットです。
ただし、ハンドルを手で回して動かすため、大量の紙を裁断するには時間と労力がかかる点がデメリット。電動タイプと比べるとパワーに欠け、一度に複数枚の紙を処理するには適していません。
使用頻度が低い人や少量の紙をこまめに裁断したい人は、手動タイプがおすすめです。
電動or手動シュレッダーを選ぶポイント
家庭で使うシュレッダーを選ぶ際に、押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
細断方式で選ぶ
裁断の形状は、シュレッダーの機種によって異なります。紙片のサイズが小さいほど復元しにくくなるため、セキュリティ面を重視したいなら、裁断方式を意識しましょう。
紙を細い帯状に裁断する「ストレートカット」は、比較的手動タイプによく見られます。散らばりにくく簡単に片付けられますが、復元が容易なため注意が必要です。
「クロスカット」は、縦に切った紙を横方向にも裁断します。ストレートカットよりセキュリティ性が高いことから、幅広い機種で採用され、現在の主流といえる方式です。
高機能なシュレッダーの中には、クロスカットよりもさらに細かい「マイクロカット」や、2種類のカッターを搭載した「スパイラルカット」などの方式もあります。
裁断後の用紙がかさばらないため、ゴミ捨ての回数は少なくなりますが、価格が高額になる点がデメリットです。
搭載されている機能で選ぶ
最近では、CDやDVDなどに個人情報を記録することも珍しくありません。
シュレッダーの中には、紙だけでなくCDやDVD、プラスチック製のカードまで裁断可能な機種もあります。個人的な映像や使わなくなったクレジットカードを処分したい場合に、シュレッダーを利用するのも便利です。
また、家で書類を裁断する際に、ホチキスの針を外すのが面倒に感じる人も多いのではないでしょうか。ホチキスの針が故障の原因になる機種もありますが、「ホチキスカット機能」が搭載されているものなら、そのまま裁断が可能です。
裁断の手間を省きたい人は、付加機能もチェックしてみましょう。
ダストボックスの容量で選ぶ
シュレッダーを使用するとき、裁断された紙は本体のダストボックス部分にたまります。ダストボックスの容量が小さい場合は、すぐに中身がいっぱいになってしまい、使うたびにゴミを捨てなくてはいけません。
頻繁にゴミを捨てるのが面倒に感じる人は、ダストボックスの容量にもこだわってシュレッダーを選びましょう。
本体のサイズも大きくなりますが、その分大量の用紙をまとめて裁断できます。ゴミを処理する回数を減らしたいなら、大容量のものがおすすめです。
ただし、大きなサイズのシュレッダーを設置するにはある程度のスペースが必要になります。家のどの場所に置くのか、事前に確認しておきましょう。
卓上で使える!おすすめ電動シュレッダー
卓上タイプなら、デスクワークの際にも便利に使えるでしょう。コンパクトな電動シュレッダーのおすすめを4点紹介します。
オーム電機「卓上スリムシュレッダー」
スリムな薄型ながら、A6コピー用紙を一度に6枚まで裁断可能なシュレッダーです。マイクロカット方式を採用しており、元の文字が復元しにくくセキュリティ性に優れています。
ダストボックスには中身を確認しやすい窓があり、ゴミ満杯検知機能が搭載されているのもポイントです。また、モーターに強い負荷がかかったときも、自動停止機能でオーバーヒートを防止します。
ペールオレンジやグリーンなど、パステルカラーがかわいらしい全3種類のカラーバリエーションも魅力的です。
商品名:オーム電機 卓上スリムシュレッダー
サンワダイレクト「小型シュレッダー(電動・マイクロカット・2枚細断・連続8分使用)」
サンワダイレクトの小型シュレッダーは、約8分間連続で運転できる使用時間の長さが特徴です。A4コピー用紙を2枚同時に裁断でき、マイクロクロスカット方式で、家族のプライバシーもしっかり守ります。
本体の底面にはスポンジが付いており、デスクに跡が残りにくい上、滑り止めや振動吸収としても役立つでしょう。
投入口の幅は2mmと狭く、子どもの指も入らないので安全に使用できます。また、オートスタート・ストップ機能を搭載しているため、作業の間は目を離していても問題ありません。
引き出し式のダストボックスは、A4コピー用紙約25枚分が入る大容量です。
商品名:サンワダイレクト 小型シュレッダー(電動・マイクロカット・2枚細断・連続8分使用)
アスカ「クロスカットシュレッダー B03」
スタイリッシュなだ円形のフォルムが特徴的な、薄型のシュレッダーです。使わないときは隙間にも収納可能で、ある程度の重さがあるため、ブックエンドとしても活用できます。
最大使用時間が従来の機種より大幅に向上しており、10分間の連続使用が可能な高品質なモデルです。
A4コピー用紙を最大3枚まで重ねてカットでき、一度に大量の郵便物を裁断したい場面でも役立ちます。ダストボックスには透明な窓が付いており、中身が確認しやすいのも便利です。
部屋になじみやすいホワイトとグリーンの2色から選べ、インテリア感覚で使えるデザイン性の高さもポイントです。
商品名:アスカ クロスカットシュレッダー B03
アイリスオーヤマ「卓上ペーパーシュレッダー P2HT」
CD・DVDやカード類にも対応した高機能なシュレッダーです。
A4コピー用紙を2枚同時に裁断できるほか、CDを3分割にカットして情報が復元できない状態にすることで、情報漏洩の心配をせずに捨てられます。プラスチック製のカードなど、紙以外のものは専用のポケットに入る仕様のため、分別の手間もかかりません。
裁断後もかさばりにくいクロスカット方式で、卓上でも使えるコンパクトタイプですが、ダストボックスは約3.55lと容量をしっかり確保しています。
ダストボックスを外すと自動的に電源が切れるので、子どもが使っても安全です。
商品名:アイリスオーヤマ 卓上ペーパーシュレッダー P2HT
量が多い場合に!おすすめ電動シュレッダー
一度にたくさんの紙を裁断したい人は、機能性に優れたシュレッダーがおすすめです。スペースを取らないスリムなデザインで、パワフルな電動シュレッダーを4点紹介します。
アイリスオーヤマ「超静音パーソナルシュレッダー P6HCS」
スクエア形のシンプルなデザインがかわいい、電動タイプのシュレッダーです。
A4コピー用紙を6枚まとめて裁断できるパワフルな機種ですが、静音性に優れているので時間を気にせず利用できます。最大10分間の連続運転が可能で、大量の書類や郵便物、CD・DVDをスムーズに処理できることもポイントです。
引き出し式のダストボックスは、裁断量が見やすい確認窓が付いており、正しくセットされないとシュレッダーが作動しません。
A4コピー用紙約60枚分に相当する7.5lの大容量で、ゴミ捨ての回数を抑えられます。本体カラーはスタンダードなブラックとホワイトの2色です。
商品名:アイリスオーヤマ 超静音パーソナルシュレッダー P6HCS
ナカバヤシ「パーソナルシュレッダ ワインレッド」
シックなカラーリングが印象的なシュレッダーです。セキュリティ性の高いマイクロカット方式を採用しており、投入した紙を細かく切り刻んでくれます。
A4コピー用紙を一度に5枚まで裁断でき、紙を入れると自動的に裁断が始まる使い勝手のよさも魅力的です。
また、CD・DVDの裁断も可能で、カットされたCDは専用のスペースに入るため、捨てるときに分別する必要がありません。
すっきりとした細身のフォルムながら、10lの大容量ダストボックスを搭載しています。モーターの過熱を検知するオートカット機能で、安全面に配慮されていることもポイントです。
商品名:ナカバヤシ パーソナルシュレッダ ワインレッド
フェローズ「デスクサイドシュレッダー コンパクト」
シルバーとブラックを基調とした、スタイリッシュなシュレッダーです。狭いスペースにも設置できる薄型デザインながら、A4コピー用紙を8枚重ねて裁断できるパワフルさがあり、ホチキスカット機能も搭載しています。
元の文面が復元しづらいマイクロカット方式は、安全性が高いことはもちろん、裁断後のゴミがかさばりにくいこともメリットです。
16lの大容量ダストボックスは、コピー用紙300枚分を収容可能なため、ゴミ捨ての手間も減らせるでしょう。
本体の幅が20cmとコンパクトなので、大容量でも場所を取らないシュレッダーを探している人におすすめです。
商品名:フェローズ デスクサイドシュレッダー コンパクト
オーム電機「静音マルチシュレッダー」
名前の通り、静音性の高さにこだわったシュレッダーです。動作音を気にせず使えるのがメリットで、CD・DVDはもちろん、カードにも対応しており、A4コピー用紙を6枚まとめて裁断できます。紙はクロスカットに、CDは5分割にでき、セキュリティ面も安心です。
60分の休止時間を挟んで、最大10分間の連続使用が可能なため、裁断したいものの量が多くても効率よく処理できるでしょう。
清潔感のあるオールホワイトのデザインで、引き出し式のダストボックスには分別ボックスが設けられています。本体の幅が約16cmとスリムなので、家具の隙間に収納できるのも魅力です。
商品名:オーム電機 静音マルチシュレッダー
動作音が静か!おすすめ手動シュレッダー
手動タイプのシュレッダーは、コンパクトなものが多く、持ち運びにも便利です。卓上で使うことができ、静音性に優れた手動シュレッダーを4点紹介します。
ナカバヤシ「ハンドシュレッダS01 ホワイト」
手回しタイプで、卓上でも利用できるシュレッダーです。底面に滑り止めが付いているため、ハンドルを回しても本体がぐらつきません。
投入口はA6サイズに対応しており、はがきはそのまま、A4サイズの用紙は2つ折りにして裁断します。用紙を細い帯状に裁断するストレートカット方式で、セキュリティ性は高くないものの、耐久性に優れているのが特徴です。
本体下部のダストボックスは透明なので中身が見やすく、ゴミがどの程度たまっているかを常に確認できます。
高さは約15cmとコンパクトで、使わないときは引き出しの中に収納しておけるのもうれしいポイントです。
商品名:ナカバヤシ ハンドシュレッダS01 ホワイト
アイリスオーヤマ「ハンドシュレッダー H62ST」
本体重量が400gと軽量で、爽やかなデザインのシュレッダーです。投入口はA6サイズ対応で、ダイレクトメッセージやはがきを処分する際に役立ちます。
電源を必要としない手回し式のため、家のどこでも使えるのがメリットです。もちろん動作音も発生しないので、使いたいときにいつでもシュレッダーを利用できます。
水色のダストボックスには、1,5lでA4コピー用紙5枚程度が収容可能です。ゴミがたまってきたら、ダストボックスを取り外してこまめに捨てましょう。
商品名:アイリスオーヤマ ハンドシュレッダー H62ST
アスカ「ハンドシュレッダー HS50」
幅169×奥行100×高さ147mmのコンパクトサイズで、中身が確認しやすい透明のダストボックスがポイントのシュレッダーです。はがきサイズに対応しており、A4用紙は縦に二つ折りして裁断が可能。
ヘッドガイド付きで、裁断したい用紙を投入口に入れやすい仕様になっています。本体は約400gと軽量で、使用する際は気軽に移動させられるのも便利です。
本体の底には滑り止めが付いているため、ハンドルを回しても安定感があるのも特徴です。
商品名:アスカ ハンドシュレッダー HS50
サンワダイレクト「手動シュレッダー 400-PSD010」
手動タイプながら、CD・DVDやカード類のカットにも対応しています。投入口が広いため、A4用紙を折らずに裁断できる使い勝手のよさが魅力です。
マイクロカット方式でセキュリティ性に優れていることはもちろん、裁断後もかさばらず、ゴミ捨ての手間がかからないでしょう。
手動タイプのシュレッダーはパワーに欠けるイメージがあるかもしれませんが、この機種はA4コピー用紙を同時に2枚裁断可能なので、効率よく処理できます。
ダストボックスは3.5lと大容量ながら、卓上に置いて使えるコンパクトサイズです。
商品名:サンワダイレクト 手動シュレッダー 400-PSD010
超コンパクト!おすすめ手動シュレッダー
手動タイプのシュレッダーには、ボックス以外の形状もあります。場所を問わずに使える、超コンパクトな手動シュレッダーを見ていきましょう。
無印良品「ハンドシュレッダー」
無印良品のハンドシュレッダーは、ペンケースにも入れられる細身のシルエットが特徴です。本体を手で固定しながら、片側部分のハンドルを回して使用します。
ダストボックスは付属しておらず、裁断した用紙は下から出てくるため、そのままゴミ箱に捨てられるシンプルな作りです。
縦方向のカッターのみが搭載されたストレートカット方式で、耐久性にも優れています。
一見、シュレッダーとは思えないコンパクトサイズで、場所を選ばず収納できることもポイントです。
商品名:無印良品 ハンドシュレッダー
サンスター文具「シュレッダーはさみ」
ギザギザの付いた3枚刃で、用紙を細かくカットできるアイディアグッズです。
使い方は通常のはさみと同様で、住所や電話番号などの個人情報が記載された部分だけを切り刻むことができます。郵便物全体を裁断する必要がないため、ゴミの量が少なく済むのがメリットです。
刃の上部には「メディア破壊ツメ」が付いており、CDなどの固い材質にも対応しています。破片が飛び散る危険性があるので、CDをカットする際は袋に入れて作業しましょう。
握りやすいソフトグリップで、力を入れても手が痛くなりにくいこともうれしいポイントです。
商品名:サンスター文具 シュレッダーはさみ
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