Contents
自然消滅とは連絡が途絶え別れてしまうこと
自然消滅とは、それまで交際していた2人の間の連絡が途絶え、いつしか別れへと繋がってしまうことを意味します。遠距離恋愛をしていたり、お互いの仕事が忙しかったりすると、疎遠になることに不安を抱えることもあるのではないでしょうか。
「もしかしたらこれは自然消滅?」と思いながら、どのくらいの期間が自然消滅にあたるのか疑問に思うこともあるかもしれません。まずは、自然消滅といえる期間や、自然消滅のメリットとデメリットを確認していきましょう。
自然消滅までの期間は人それぞれ
結論から言うと、自然消滅にあたる期間は人それぞれです。「これだけの間連絡を取らなかったから、2人の関係は自然消滅した」という定義はありません。連絡を取らないことも気にならず、お互いが別れを意識したときに自然消滅が成り立つといえます。
また、一般的には2週間から1ヶ月で自然消滅が成立するともいわれています。相手と頻繁に連絡をとっていれば、1週間から2週間連絡がなければ不安になるものではないでしょうか。
「このまま関係を終わらせたくない」と思うのであれば、勇気を出して相手の気持ちを確認するのもひとつの方法です。
自然消滅のメリットとデメリット
自然消滅という別れ方には、メリットとデメリットがあると考えられます。メリットとしてあげられるのは、以下の2点です。
・復縁の可能性が残る
・お互いにダメージが少ない
はっきりと別れを口にしないということは、復縁の可能性が残っているということです。特に、忙しさが原因の自然消滅は、お互いを嫌いになって別れたわけではありません。ケンカ別れしたカップルよりも復縁の可能性は高くなります。
また、自然消滅は話し合いで別れを決めないぶん、時間や体力を使う必要がありません。お互いがふったりふられたりといった役割を負わず、心のダメージが少ないこともメリットのひとつといえるでしょう。
一方で気を付けたいデメリットが、別れたあとも気持ちがすっきりとしないことです。はっきりと別れを告げないため、片方が付き合ったままだと思い込む可能性もあります。区切りがつかず、新たな恋に進みにくいというデメリットも考えられるでしょう。
自然消滅するカップルの3つの特徴
自然消滅するカップルには、以下の3つの特徴があると考えられます。
1.お互い恋愛に消極的
2.仕事で忙しくすれ違いが多い
3.遠距離恋愛で会える時間が少ない
相手のことを想っていれば、自然消滅は避けたいものですよね。頻繁に会えないと、不安になることも多いかもしれません。好きな相手との自然消滅を避けるためにも、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
お互い恋愛に消極的
男女ともに恋愛に消極的なカップルは、自然消滅してしまう可能性が高いと考えられます。そもそも、お互いにマメに連絡をとろうという考え方がないからです。
付き合い始めはそれが自然だと思っていても、いざ連絡をとろうという段階になると相手に遠慮してしまうこともあります。「こんなことで連絡したら迷惑かも」と、余計に連絡を控えてしまうのです。
結果としてお互いの関係性がどんどん希薄になり、自然消滅へとつながってしまいます。
仕事で忙しくすれ違いが多い
仕事で忙しくすれ違いが多いことも、自然消滅しやすいカップルの特徴です。帰宅時間が遅くすぐにベッドに倒れ込むような生活では、こまめに連絡をとるのも難しくなるでしょう。相手に会いたいと思いながら、休みの日は一日中家で寝てしまうケースもあるかもしれません。
「きっと疲れているから……」と相手のことを気遣うあまり、デートを控えてしまうこともあるでしょう。例え相手への愛情があったとしても、このようにすれ違いの期間が続くと、いつの間にか疎遠になってしまいます。
遠距離恋愛で会える時間が少ない
遠距離恋愛のカップルは、なかなか会えないことが自然消滅の原因とつながります。お互いの生活リズムが違い、連絡頻度が少なくなるとさらに可能性は高くなるでしょう。
物理的な距離があると、相手の様子が分からないぶん不安も大きくなります。気軽に電話をしたり、会いたいと言いづらい雰囲気ができたりしてしまうのです。遠距離恋愛のカップルが自然消滅しないためには、通常のカップルよりも努力が必要だと考えられます。
自然消滅してしまう男女の3つの心理
自然消滅してしまう男女には、次のような3つの心理が働いていると考えられます。
1.相手に傷つけられた
2.ほかに好きな人ができた
3.はっきりと別れを切り出すのが気まずい
忙しさによるすれ違いや物理的な距離だけでなく、心理的な問題も自然消滅の原因となるのです。大切な人とは、たとえ離れていたとしても長く関係を続けたいものですよね。それぞれの心理状態を知れば、自然消滅にならないように対処できますよ。
相手に傷つけられた
相手に傷つけられるようなことをすると、連絡する気も起きず結果的に自然消滅へとつながってしまいます。けんかの後のわだかまりが残り、お互いに連絡を避けてしまうケースもあるでしょう。相手を許せずにいると、よりお互いの溝が深まってしまいます。
ここまでくると、相手が誠意をもって謝らない限りは関係の修復は難しい考えられます。メッセージのやり取りだけでなく、電話で話したり直接会ったりすることで、お互いの気持ちを確かめ合う必要があるでしょう。
ほかに好きな人ができた
ほかに好きな人ができると、彼氏や彼女への連絡は自然とおそろかになってしまいます。好きな人ができたことを打ち明けられず、後ろめたさを感じるからです。できれば波風を立てず、このまま静かに終わりたいと考えることもあるでしょう。
また、新しい人と関係が進み、連絡どころではないケースもあります。彼氏や彼女からのメッセージにもわざと返信をせず、フェードアウトへ持っていこうしているのです。
はっきりと別れを切り出すのが気まずい
自然消滅を選ぶ男女は、はっきりと別れを切り出すことに気まずさを感じています。「別れを切り出しても、相手が素直に応じてくれないだろうな」と薄々気付いているときも同様です。別れ話を切り出すことに面倒くささを感じてしまいます。
また、ほかに好きな相手ができたときも、別れ話を切り出しにくくなります。別れの原因が自分にあることが分かっているからです。別れの話し合いが修羅場になることが予想され、自然消滅の道を選ぶ傾向が高くなるでしょう。
自然消滅したくないときの4つの対処法
自然消滅したくないときには、以下の4つの対処法がおすすめです。
1.自然消滅しそうな理由を考える
2.2人で会う時間を大切にする
3.連絡の頻度を考え直す
4.はっきりと別れを切り出す
恋人から連絡がない日々が続くと「もしやこのまま終わってしまうの……?」と不安になってしまいますよね。そこから復活するためにも、ぜひ4つの対処法を参考にしてみてください。