【目次】
・そもそもアロエとはどんな植物?
・アロエに期待できる健康や美容の効果って?
・さまざまなアロエの使い方
・手軽に使えるアロエジェルもおすすめ
そもそもアロエとはどんな植物?
アロエとは多肉植物
(C)Shutterstock.com
ヨーグルトなどにも使用されるアロエは、鋭く細長い葉が重なり合いながら上へ向かうフォルムがスタイリッシュな多肉植物。観賞用だけでなく、食用や薬用としても活用されています。
葉の表面は固いですが、内側はゼリー状。品種によっては葉の部分が食用として使われるようです。
アロエは「アロエベラ」「キダチアロエ」などがある
アロエはさまざまな種類がありますが、食用や薬用で主に使用されるアロエは「アロエベラ」と「キダチアロエ」だと言われています。この2つは観賞用としても人気が高いそう。
アロエベラはゼリー状の歯肉がヨーグルトに使われるなど、食用としての栽培も多く、それほど大きく育ちませんが黄色い花を咲かせる人気の品種。
キダチアロエは茎が木質化しながら1m以上にまで成長し、冬には赤い花を咲かせるようです。多肉植物の中ではとくにポピュラーな種なのだとか。
アロエに期待できる健康や美容の効果って?
火傷などの炎症鎮静効果
アロエの効果として一般的によく知られるのは、火傷や擦り傷などの炎症を鎮静するというもの。
アロエには「サルチル酸」という成分が含まれているようで、これが傷の炎症を抑えてくれる効果があるのだとか。また、キダチアロエには「アロエウルシン」という成分も含まれているそうで、これは細胞の形成を促してくれると言われているのだそうです。
アロエを直接傷に塗布することで、回復を早める効果が期待されています。
日焼けやシミ対策効果
アロエには「アロエジン」という成分が含まれているそうで、これがメラニン色素を作る働きを抑えてくれると言われているそう。
また、ターンオーバーを整え、肌の生まれ変わりを助けてくれる働きも期待されているのだとか。
整腸便秘対策効果
アロエは一般的に、整腸作用や便秘対策にも効果を発揮すると言われているそう。
腸内の水分を増やすことで排便を促す効果が期待できるそうで、直接食べて摂取するのが一般的なようです。
さまざまなアロエの使い方
食べる
アロエは食用のものを直接食べるという人も多いよう。
トゲがあるので調理には十分注意が必要と言われていますが、食べやすい大きさにカットしてそのまま食べたり、ドリンクなどにして飲んだりする人もいるようです。
塗る
アロエは患部に直接塗ったり貼ったりすることも多いようです。
ただし、一般的には炎症を抑える効果が期待されていますが、人によっては肌に合わない可能性もあるそうなので、使用には十分注意が必要だと言われているそうです。
手軽に使えるアロエジェルもおすすめ
アロエジェルは使いやすい上美容に人気!
アロエジェルならアロエを直接使うよりも手軽なので、ひとつ持っておくと便利だと人気があります。
日焼け後のケアだけでなく、コットンに含ませてパックしたり、トリートメントとミックスしてヘアケアしたりと、その使い方はさまざま。
韓国で人気のコスメブランド「NATURE REPUBLIC」のアロエジェルは、公式サイトで以下のような使い方アレンジを提案しているそうです。
1. 目元・唇パック
アロエジェルをコットンに含ませ、疲れやむくみを感じた目元や唇などにのせます。冷たく冷やしておけば、より鎮静してくれる感覚に。
2. シェービング後のケア
シェービング後、赤くなってしまった肌のスキンケアとして。スーッとしたうるおいを与えてくれる全身用なので、顔だけでなく足や腕の処理後にも。
3. ネイルケア
爪先の乾燥が気になるときにも、アロエジェルは効果的だそう。ネイル前にベースコートのようになじませれば、爪にうるおいを与え発色も良くしてくれるのだそう。
4. 顔にジェルパック
日焼け後や火照りを感じたときに、直接顔に塗布。ひんやりとしたスージングジェルが肌を沈静してくれるのだそうです。
5. ヘアケア
トリートメントなどをアロエジェルにミックスさせれば、ヘアケアにも使用可能。しっとりとした質感で、毛先などのダメージが強い部分を中心になじませるのがGOOD。ただしつけ過ぎには注意が必要だそうです。