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漢字の読み方

2022.01.14

【今さら聞けない】〝復習う〟の正しい読み方とは?

「復習う」は熟語の「復習」とは異なり、「さらう(さらふ)」と読みます。その意味は教えられたことを繰り返し学ぶことです。学生時代に耳にした言葉かもしれませんが、意外と使いこなすのが難しい言葉の1つです。今回は「復習う」の語源や言い換え表現・対義語、正しい使い方をご紹介します。

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「復習う」の読み方と語源

「ふくしゅう」と読む「復習」は、さまざまな場面でよく見聞きする言葉です。しかし「復習う」はどのように読むかご存じでしょうか?「ふくしゅう・う」とは読まないので、注意が必要です!「復習う」の言葉の意味を知ると、どんな読み方をするのか予想しやすくなります。まずは復習うの意味を確認してみましょう。

教えられたことを繰り返して練習する。復習する。さらえる。

ヒントとして、学校で聞き馴染みのある先生のこんな一言を挙げてみましょう。「今日習った事を家でお〇〇いしてください!」

「復習う」の読みは…「さらう」でした!

復習う読み方語源言い換え表現反対語使い方例文

「復習う」の語源は「浚う(さらう)」

「復習う」の元となった言葉は、「川や井戸の底に溜まったゴミや土砂を取り除く」という意味の「浚う(さらう)」です。ゴミや土砂を繰り返し取り除くことで、最終的に水が綺麗になります。繰り返し同じ作業を行うことで少しずつ成果が出る浚うから意味が派生し、繰り返し練習して習得する復習うという言葉が誕生したといわれています。

方言の「さらう」は「ご飯をたいらげること」

また、「浚う(さらう)」は地域によっては「食事をすっかり平らげること」の意味でも使われています。「浚える(さらえる)」も同じ意味です。

例えば次のように使われます。
・昨日の残り物さらっちゃってね。
・このサラダ全部さらってもいい?

浚うという方言は主に西日本で用いられますが、実際の使用頻度についてはエリアや年代によっても異なります。

「復習う」の言い換え表現と反対語

復習うと同じ意味で、より頻繁に使われている言葉が「おさらいする」と「復習する」です。どちらも実際に耳にしたことが多いのではないでしょうか。一方で復習うの反対語は「予習する」です。予習・復習とセットで使われることも多いので、復習うの反対語の予想がついた方もいらっしゃるかもしれません。復習うの言い換え表現と反対語を詳しく解説します。

復習う読み方語源言い換え表現反対語使い方例文

「復習う」の言い換えは「おさらいする」「復習する」

「繰り返し練習する」という意味の復習うの言い換え表現は、「おさらいする」と「復習する」です。先の章でも触れましたが、おさらいという言葉の「さら」の部分も、復習うの復習(さら)から来ています。学校や塾で、先生や講師が口にすることが多い言葉です。「復習する」という言葉は主に勉強に関して利用する事が多く、習った内容を繰り返し学習することを意味します。

「復習う」の反対語は「予習する」

復習うの反対語として挙げられるのは、「習う前に前もって学習すること」を指す「予習する」です。予習するもよく耳にする言葉で、復習うの類義語の復習すると同じように主に勉学の面で用いられます。学校などでは予習と復習はセットで使われる場合が多く、「勉強の基本は予習と復習です」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

「復習う」の使い方と例文

復習うの使い方としては、日常の中で学んだことを繰り返し練習する様子を表す場合と、学習において、習ったことを繰り返し勉強するおさらいという言葉で使われる場合があります。復習うを使った例文は次の通りです。

【例文】
・小唄(短い俗曲・民謡)を復習う。
・今日習った新しい漢字をおさらいする。

1つ目の例文の、繰り返し練習するという使用方法より、2つ目のおさらいという形で使われるケースが、使用頻度が高い傾向です。

復習う読み方語源言い換え表現反対語使い方例文

「復習う」と同じように熟語と読みが異なる言葉3つ

復習うのように、送り仮名を伴って動詞として使われるときと、送り仮名なしの熟語で使われるときの読み方が異なる言葉を3つご紹介します。

1.「復る」:熟語「復習」読み方「ふく(しゅう)」
2.「私語く」:熟語「私語」読み方「しご」
3.「若気る」:熟語「若気」読み方「わかげ」

それぞれの読み方は予想出来ましたか?ひとつずつ詳しく解説していきます。

復習う読み方語源言い換え表現反対語使い方例文

1.もと来た道を戻っていく 「復る」

「復る」の意味は、行った道を再度戻っていくことです。熟語で使われる際には、復習や復路のように「復」は「ふく」と読みます。ヒントとして例を挙げると、復るは「理性と意思で欲望に打ち勝って、社会の秩序に従うこと」を意味する中国の孔子の言葉「己に克ちて礼に復る」にも使われています。

「復る」の読み方は…「かえる」でした!

2.小さい声で話す「私語く」

「私語く」という言葉は、「小さい声で話すこと」を意味します。実は私語くは、一般的にもよく使われている言葉です。

私語くを使った例文をあげてみましょう。

【例文】
・図書館はシーンと静まり返っていたので、私は友人の耳元で私語いた。
・私語くような歌声が聞こえて思わず振り返った。

勘のいい方は読み方が分かったのではないでしょうか?
「私語く」の読み方は…「ささやく」でした!

3.男性の色っぽい姿をいう「若気る」

「若気る」は「男性が艶めかしい様子をしていること、またはそんな様子の男性」を表します。しかし、そこから意味が転じて、現在では「意味ありげな薄笑いを浮かべているさま」という意味でよく使われています。

若気るを使った例文は下記の通りです。

【例文】
・あの人は色気を漂わせて若気た男性だ。
・明日のデートの事を考えると、つい若気てしまう。

「若気る」の読み方は予想出来ましたか?答えは…「にやける」です。

「復習う」は実は耳馴染みのある言葉

普段何気なく使っている言葉でも、いざ漢字を目にすると、意外と読めなかったりする言葉があるものです。復習う(さらう)も学校や塾などの場面で、何度となく耳にしたことのある言葉だったのではないでしょうか。

復習うは教えられたことを繰り返し練習することを意味する言葉です。一般的には「お」を付けておさらいという言葉で、学習の場面で広く用いられています。忙しい日々の中でも、たまには今回の復習うのように、知っているとちょっとタメになる大人の教養について、知識をおさらいしてみるのもオススメです。

復習う読み方語源言い換え表現反対語使い方例文

(引用全て<小学舘 デジタル大辞泉>より)

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