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2021.10.15

【傲岸不遜】ってどんな意味?〝傲慢不遜〟とはどう違う?

〝傲岸不遜〟は、「ごうがんふそん」と読み、いばりかえって人を見下し、へりくだる気持ちがないことという意味で使われます。難しい言葉ですが、果たしてどんな時に使用するのでしょうか?今回は「傲岸不遜」の意味や使い方、〝傲慢不遜〟との違いも併せてご紹介します。

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【目次】
「傲岸不遜」の意味や読み⽅とは?
「傲岸不遜」と「傲慢不遜」はどう違う?
使い⽅を例⽂でチェック
類語や⾔い換え表現にはどのようなものがある?
対義語にはどのようなものがある?
英語表現とは?
最後に

「傲岸不遜」の意味や読み⽅とは?

日常生活で、「傲岸不遜」という言葉を使うことはあまりないように思われます。まずは、「傲岸不遜」の意味や読み方など、基本的なことから確認していきましょう。

読み⽅と意味

「傲岸不遜」は「ごうがんふそん」と読み、「いばりかえって人を見下し、へりくだる気持ちがないこと」という意味で使われます。

由来

傲岸不遜
「傲岸不遜」は、特に故事などの由来はありません。「傲岸不遜」は、「傲岸」と「不遜」という2つの言葉からなる四字熟語です。

「傲岸不遜」の「傲岸」と「不遜」は、同じような意味を持ちます。「傲岸」は「おごり高ぶっていること」、「不遜」は「へりくだる気持ちがないこと」、「思いあがっていること」を意味します。

細かく見ていくと、「傲岸」の「傲」の字には、「おごり高ぶること」、「人をあなどること」という意味があります。また、「不遜」の「遜」の字には、「へりくだる」という意味があり、この「遜」に否定の意味を持つ「不」が加わることによって、「へりくだる気持ちがない」様子を表しています。

「傲岸不遜」は、「独立独歩(どくりつどっぽ)」や「千言万語(せんげんばんご)」、「唯一無二(ゆいいつむに)」のように、同じような意味を持つ言葉を重ねて、その言葉の持つ意味を強調した四字熟語です。

「傲岸不遜」と「傲慢不遜」はどう違う?

「傲岸不遜」と「傲慢不遜」についても解説しておきましょう。「傲岸」よりも「傲慢」という言葉のほうが馴染みがあるのではないでしょうか。「傲慢」は「ごうまん」と読み、「おごり高ぶって人を見下すこと」という意味で、「傲岸」とほぼ同じ意味になります。

つまり、「傲岸不遜」と「傲慢不遜」には大きな違いはなく、同じ意味を持つ四字熟語と言えます。

使い⽅を例⽂でチェック

「傲岸不遜」の使い方を、例文で確認していきましょう。

傲岸不遜

1:今度着任する支店長は、傲岸不遜な人物らしい

新しく着任する上司の人間性は、会社勤めの人間にとっては気になるものです。そんな時に、「今度着任する支店長は、傲岸不遜な人物らしい」という事前情報が流れてきたら要注意。新しい支店長は、いばりかえって人を見下すということです。このような人が新しい上司だとわかると、少し気が重くなりますよね。

2:彼は仕事はできるが傲岸不遜なので、誰もついてこない

仕事はできるのに、部下からの信頼を得られない人っていますよね。もしかしたら「仕事はできるが傲岸不遜なので、誰もついてこない」タイプの人かもしれません。いくら仕事ができても、いばった態度や人を見下した態度、謙虚さが感じられない態度では、周りからの信頼は得られません。特に、チームで行う仕事に携わっているなら、「傲岸不遜」だと思われるような態度は意識して慎みましょう。

3:傲岸不遜な態度は、損をするだけだ

人を見下したり、謙虚さが感じられない「傲慢不遜」な人には、誰も近寄りたがりません。円滑な人間関係を築けず、仕事でも孤立してしまい、得になることはひとつもありません。

類語や⾔い換え表現にはどのようなものがある?

類語や言い換え表現についてもリストアップしました。また、似通っているけれど少し異なる意味を持つ四字熟語も紹介しておきましょう。

傲岸不遜

1:傲慢不遜

傲岸不遜」との違いの説明で登場した「傲慢不遜」は、解説したとおり、「傲岸不遜」と同じ意味を持つ類語です。

2:傲岸無礼

「傲岸無礼」は、「傲岸不遜」の「不遜」が「無礼」に置き換わった四字熟語です。「不遜」は「へりくだる気持ちがない」という意味でしたね。「無礼」は「礼儀にはずれること」、「失礼」という、「不遜」と似た意味を持ちます。「傲岸無礼」も、「傲岸不遜」の類語として使うことができます。

3:傲慢無礼

「傲慢無礼」は、「傲岸不遜」と同じ意味を持つ「傲慢不遜」の「傲慢」と、先ほど解説した「無礼」で成り立つ四字熟語です。この「傲慢無礼」も、「傲岸不遜」の類語と言えます。

4:唯我独尊

「唯我独尊」は、「ゆいがどくそん」と読みます。一般的には「唯我独尊」で通っていますが、「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」という、仏教に由来する故事を略したものです。

「唯我独尊」は、「自分が特別優れているとうぬぼれる」という意味です。「おごり高ぶる」態度は、「傲岸不遜」と共通しています。

5:傍若無人

「傍若無人」は「ぼうじゃくぶじん」と読みます。「傍若無人」の意味は、「人のことなど気にせず、自分勝手に振る舞うこと」です。

他人を尊重しない無礼な態度には、「傲岸不遜」と共通するものがありますが、「傍若無人」には、「傲岸不遜」が持つ「いばりかえる」、「人を見下す」という意味がありません。「傍若無人」は、「傲岸不遜」と少し似ていますが、類語とは言えないでしょう。

6:おごり高ぶる

四字熟語ではありませんが、「傲岸不遜」の一番簡単と思われる類語が「おごり高ぶる」です。先ほど例にも挙げたような、「傲岸不遜な態度は、損をするだけだ」という文章の「傲岸不遜」を「おごり高ぶった」に変えてみるとわかりやすいでしょう。「おごり高ぶった態度は、損をするだけだ」となり、「傲岸不遜」と同じように使えることがわかります。

対義語にはどのようなものがある?

「傲岸不遜」の対義語もチェックしておきましょう。一番シンプルな対義語は「謙虚」です。四字熟語なら、「遠慮会釈(えんりょえしゃく)」や、「温厚篤実(おんこうとくじつ)」などが挙げられます。

英語表現とは?

英語で「傲岸不遜」を表現するには、「insolent」が使えます。「insolent」は、「傲慢な」、「無礼な」という意味です。

傲慢な態度なら、「insolent」に、「振る舞い」を意味する「behavior」を加えて、「insolent behavior」とするといいでしょう。

最後に

普段あまり聞きなれない「傲慢不遜」ですが、類語を使って学ぶことによって、理解が深まったのではないでしょうか。人付き合いでは、「傲慢不遜」の対義語である「謙虚」さを心がけたいものですね。

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