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【目次】
コーヒーカップの魅力
おいしいコーヒーを飲みたいなら、コーヒーカップにもこだわりを持って選びましょう。何で飲んでも味は一緒と考える人もいるかもしれませんが、そうとは限りません。コーヒーカップには、どんな魅力があるのでしょう。
味を左右するコーヒーカップ
「どんな容器でコーヒーを飲んでも同じ」と考えることは間違いです。中身は同じですが、カップによってコーヒーの味わいは変わります。
コーヒーカップにはさまざまな素材があり、ステンレス製のカップと磁器製のカップに口をつけたときの感触は同じではありません。カップの厚みや唇や舌から伝わってくる微妙な触感の違いも、味わいや口当たりに関係しているのです。
コーヒーカップは、しっかりとコーヒーの香りを引き出せるように作られています。飲料の微妙な香りや風味を味わいたいと思うなら、器にこだわって選ぶのがおすすめです。
デザインで気分を演出
お気に入りの食器があると、楽しい気分で食事ができます。その日の気分やコーヒーの種類に合わせて、コーヒーカップを替えてみると楽しみが広がるでしょう。コーヒーカップにはさまざまなデザインのものがあり、色や模様などが豊富です。同じ陶器製であっても、鮮やかな色や装飾が施されたものもあれば、あえて釉薬を使わず「自然な風合い」を生かしたものもあります。
コーヒーが「おいしく見える色」にこだわって選ぶ方法もおすすめです。白や透明なガラス製なら本来の色が楽しめますし、赤や黄色などの暖色系ならぬくもりを演出できます。
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コーヒーカップの主な種類
食器売り場へ行くと、店頭に並んでいるカップ類の大きさやデザインなどが違うことに気付く人は多いはずです。コーヒーをおいしく飲むために知っておきたい、カップの種類について理解を深めましょう。
レギュラーカップ
「レギュラーカップ」は、レギュラーコーヒーを飲むために作られたカップのことです。ソーサーが付いていることが特徴で、一般的に砂糖・ミルク・スプーンなどを添えて出します。
喫茶店やカフェでコーヒーを飲むときに出てくるだけでなく、どの家庭にも一つはある「一般的なコーヒーカップ」として、認識している人が多いでしょう。
容量は120~180ml程度で、飲み切りやすくなっています。カプチーノに利用されることもあり、厚みはさまざまです。シンプルなものから装飾性が高いものまで、デザインも豊富で選びやすいカップです。
デミタスカップ
「デミタスカップ」は、レギュラーカップのほぼ半分の容量の60〜90mlのコーヒーカップです。フランス語で「半分のカップ」という意味があり、レギュラーカップと同じくソーサーが付いているタイプも見つかります。
少量のコーヒーを飲みたいときに重宝する大きさで、コース料理の後に出てくることも。コーヒー豆の使用を控えたいときや、寝起きなどであまり多くの量を飲めないときなどにも使えます。
エスプレッソを飲むときに使用されることもありますが、エスプレッソ専用というわけではなく、濃いめのトルココーヒーやレギュラーコーヒーを少量飲むときにも使われることがポイントです。
マグカップ
「マグカップ」はレギュラーカップよりも容量が大きく、ソーサーが付いていないものを指します。寸胴で縦長の形をしており、コーヒーが冷めにくいところが魅力です。
コーヒーをたっぷりと飲みたい人にとって使い勝手がよく、さまざまなデザインのものが見つかります。ロゴやメッセージが入ったタイプや、デザイン性が高い取っ手が使われているタイプも少なくありません。
コーヒーに限らず、紅茶やお茶、スープなどの飲料にも使用できます。より中身を冷めにくくしたい場合は、できるだけ厚みがあるものを選びましょう。
カフェオレボウル
「カフェオレボウル」は他のコーヒーカップとは違い、取っ手が付いていません。両手で包み込むようにして持ち上げて飲みましょう。名前の通りカップではなくボウルになっていることから、幅広い用途に対応します。
カフェオレを飲むために作られてはいるものの、スープ・コーンフレーク・ヨーグルトなどを入れる容器としても使えるところが魅力です。パンやフルーツを入れておく容器として利用する人もいます。さまざまな食品に使いやすい大きさで、一つあると重宝するでしょう。
エスプレッソカップ
エスプレッソ専用に作られたカップのことを「エスプレッソカップ」といい、少ない量でも冷めにくいように分厚く作られていることが特徴です。小さくても、コーヒー豆の味わいがダイレクトに伝わるような作りになっています。
1杯あたり30ml程度のものもあれば60~90mlとやや大きめのものもあり、デミタスカップと混同しがちですが、60ml以下のサイズをエスプレッソカップとして扱うことが一般的です。
さまざまな素材やデザインがあり、小さくても装飾性が高いものが豊富に見つかります。小さいカップなので取っ手に指が入らないことがありますが、小さな取っ手をつまむようにして飲みましょう。
コーヒーカップの豆知識
他のカップとの違いや置き方なども知っておくと、より深くコーヒーを楽しめるようになるはずです。コーヒーカップにまつわる、豆知識を紹介します。
ティーカップとの違いとは
「ティーカップ」は紅茶専用に作られたカップのことで、コーヒーカップに比べて口が広くなっています。紅茶はコーヒーよりも「高い温度」で抽出するので、飲むときに丁度良い温度になるように作られているのです。紅茶を透かして柄を見られるように、カップの内側に模様が入っているものが少なくありません。
コーヒーカップかティーカップなのか分からなくなったら、形状を見れば分かります。広口で横長なものがティーカップ、縦長のものがコーヒーカップと覚えておきましょう。兼用で使えるタイプもありますが、できればカップの種類を変えた方がおいしく感じられるでしょう。
受け皿の本来の使い道
「コーヒーカップ」と「ソーサー(受け皿)」がセットになっていることを、不思議に感じる人もいるでしょう。コーヒーを飲むことだけが目的なら、皿は不要にも捉えられます。
受け皿の由来は、コーヒーを飲み始めた頃のヨーロッパまで遡ります。その頃のコーヒーは、受け皿にコーヒーを移して冷ましてから飲んでいました。当時は平たい皿ではなく「やや深さのある皿」を使い、コーヒーをすすっていたのです。
この飲み方では飲みにくく無作法に見えるため、やがて廃れていきました。本来の用途としては使われなくなったものの、砂糖やスプーンなどをのせるのに都合が良いことから、現代でも受け皿とセットで使われています。
取っ手の向きは右?左?
コーヒーを出すとき、取っ手の向きを右と左のどちらに向けて出したらいいのか悩むことがあります。国によって違いがあり、イギリスでは左、アメリカでは右で出すといわれていますが、明確な決まりはありません。
ブラックで飲む場合は、飲む人の「利き手」に合わせて右向きで出すことが一般的です。砂糖やミルクを添えて出すときは、左手で取っ手をつかみながら右手でかきまぜるので、左向きで出すことがあります。
カップの側面に柄やロゴが入っているのであれば、絵柄が飲む人の正面を向くように出しましょう。左利きよりも右利きの人の方が多いため、右に取っ手が来るようにデザインされていることが大半です。
コーヒーカップの人気の定番ブランド
コーヒーカップは安価なものでは数百円で手に入りますが、少々お金をかけてもお気に入りのものを探したいという人もいることでしょう。
良い品物を大事に使用したい人におすすめな、人気ブランドを紹介します。
イギリス王室にも愛される「ウェッジウッド」
ウェッジウッドは、イギリスで誕生した陶磁器の高級ブランドです。250年以上の歴史を持ち、イギリスの女王陛下をはじめとした各国の王侯貴族たちに愛されてきました。
創立者は「イギリス陶工の父」として名高い、陶芸家のジョサイア・ウェッジウッドです。コーヒーカップだけでなく、花瓶・小物入れ・装飾品など、さまざまな陶磁器を手掛けました。
ウェッジウッドのコーヒーカップの魅力は、華やかさと上品さを併せ持っていることです。かわいらしく繊細な「ワイルドストロベリー」や、ギリシャ神話のグリフィンをモチーフにした「フロレンティーン ターコイズ」などのコレクションを展開しています。
WEDGWOOD/ROYAL ALBERT/WATERFORD公式オンラインショップ
美しいブルーがシンボル「ロイヤルコペンハーゲン」
ロイヤルコペンハーゲンは、デンマークの陶磁器ブランドです。フレデリック5世の妻、ジュリアン マリーによって設立された「デンマーク王立磁器工場」で生産され、世界中で愛される陶磁器ブランドへと発展しました。
ロイヤルコペンハーゲンの代表作は、白磁に手作業で「青花文様」を描いた陶磁器です。はっきりとした発色のブルーは、ブランドのシンボルとして知られます。
白磁に青の組み合わせは清潔感があり、男女を問わずに使えるところも魅力です。白を基調としているので、コーヒーの色がよく分かり、華やかなコーヒータイムを楽しめます。
創業から変わらぬこだわり「ノリタケ」
ノリタケは明治時代に愛知県で創業された、日本の食器メーカーです。牛の骨灰を使用した「ボーンチャイナ」と呼ばれる磁器の生産に取り組み、1913年に日本初の洋食器のディナーセットを完成させます。翌1914年、洋食器のコレクションをアメリカへ輸出したことで、世界で知られるブランドへと成長していきました。和食器が持つわびさびと、洋食器が持つ均一性の両方を取り入れたデザインが特徴です。
オリエンタル調の花と、明るい色調の「ヨシノ」はブランドを代表するシリーズの一つで、歴代のデザイナーたちに大切に受け継がれてきました。
ノリタケのコーヒーカップは、優雅で気品がある雰囲気が魅力です。口径を小さくし、コーヒーが冷めにくく味の変化を抑えたデザインとなっています。
ノリタケ食器公式オンラインショップ | NORITAKE ONLINE SHOP
コーヒーカップを選ぶポイント
コーヒーカップにはさまざまな大きさやデザインのものがあり、目移りしてしまいます。どれが自分に合うのか分からないと感じるかもしれません。購入後に後悔しないために、選び方のポイントを紹介します。
容量やサイズで選ぶ
どれくらいの量を飲みたいかによって、容量やサイズを決めることが基本です。食事と一緒に飲みたい場合は、レギュラーカップやデミタスカップなどをおすすめします。たっぷりと飲みたい場合は、より多くの量が入るマグカップを使いましょう。
「飲みたいもの」にサイズを合わせる方法もおすすめです。アメリカンのようにコクが少なめのコーヒーは容量が多くても飲みやすいですが、エスプレッソのように濃い味わいのものは、一度にたくさんは飲めません。
また、お客様に出す目的で使うときは、相手がどれくらいの量を飲むかが分からないので、最初から大容量で出すと飲み切れないことが懸念されます。一般的なレギュラーカップや、デミタスカップなどを利用しましょう。
素材で選ぶ
コーヒーカップにはさまざまな素材があります。磁器や陶器製のものだけでなく、耐熱ガラス・ステンレス・木製でできているものも見つかるはずです。
見た目の印象に目を奪われがちですが、素材によって「口当たり」が違うことも押さえたいポイントです。磁器やガラスは口をつけたときの感触が滑らかで、陶器や木製はぬくもりのある口当たりを味わえます。ステンレスはキャンプ用の食器や、タンブラーなどによく使用されている素材です。頑丈で割れる心配が少なく、持ち運びに適しています。
素材によって、お手入れのしやすさにも違いがあります。磁器はきめが細かいのでコーヒーの色が染みつきにくく、喫茶店やレストランなどでも多く使用されている素材です。
飲み口の厚みで選ぶ
コーヒーカップは通常、コーヒーの味わいを損ねないような厚みになっていますが、好みやコーヒーの種類に応じて微妙な厚みを変えると、よりおいしく味わえます。
口をつける部分が厚めなら濃厚な味わいに感じられ、薄めなら酸味や風味を感じやすい特徴があります。よく飲んでいる「コーヒーの味わいに合わせた厚み」のものを用意すれば、より豊かな味わいを感じられるはずです。
厚みのあるものほど冷めにくいですが、大きなサイズになると重量も増すので注意しましょう。薄いほど冷めやすく衝撃にも弱いので、扱いに注意が必要です。
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繊細で上品な磁器製コーヒーカップ
磁器製のコーヒーカップは、幅広いデザインの中から選べます。装飾性にこだわったものが多く、自分らしさを演出できるものがきっと見つかるでしょう。繊細さと上品さが魅力の商品を紹介します。
ノリタケ「オマージュ コレクション デミタスカップ&ソーサー」
明治から戦前にかけて欧米に輸出された「オールドノリタケ」をオマージュしたコレクションです。金彩を使用し、バラの模様が蒔絵のように描かれています。
漆器や屏風などをイメージさせる上品なデザインで、芸術性の高さを楽しめるところが魅力です。日常で使用するだけでなく、特別な日や大切なお客様へのおもてなしにもおすすめします。
容量は約86mlで、目覚めの一杯や食後に利用しやすいサイズです。口径を約5.7cmとコンパクトにすることで、コーヒーのアロマを引き立たせています。
商品名:ノリタケ オマージュ コレクション デミタスカップ&ソーサー
マイセン「剣マーク コーヒーカップ&ソーサー」
ドイツの名窯として有名な、マイセンのコーヒーカップ&ソーサーです。マイセンを象徴する2本の剣は、一つずつフリーハンドで描かれています。カップとソーサーの両方に、剣のマークがあしらわれているところがポイントです。透明感のある白磁とブルーのコントラストが美しく、シンプルさの中にも存在感が光ります。
容量は約180mlと、飲み切りやすいサイズです。取っ手のデザインにもこだわって作られ、持ちやすく優美な形をしています。
商品名:マイセン 剣マーク コーヒーカップ&ソーサー
リチャード ジノリ「オリエンテイタリアーノ ヴェルミリオ ティーカップ&ソーサー」
「オリエンテイタリアーノ」は、イタリア出身のアレッサンドロ・ミケーレが、ジノリのデザインアーカイブから着想を得て生み出したシリーズです。「ヴェルミリオ」は朱色という意味で、パステルオレンジに赤で絵付けをしてあります。赤い絵の具の濃淡を利用してカーネーションが描かれ、異国情緒が感じられるデザインです。
カップを持ち上げたときの、ソーサーの柄とあわせて楽しみたい一品となっています。容量は約240mlで、リラックスタイムにコーヒーや紅茶を楽しみたいときにおすすめです。
商品名:リチャード ジノリ オリエンテイタリアーノ ヴェルミリオ ティーカップ&ソーサー
ダンスク「コーヒーカップ&ソーサー セージソング」
ダンスクは1954年にデンマークで誕生したブランドで、「スカンジナビアモダンアート」をコンセプトに、現代のライフスタイルにマッチするテーブルウエアを提案しています。
セージソングシリーズは、北欧の小さな島の海辺に咲く花にインスピレーションを得て生み出されました。インパクトのある大きな花と、ブルーのラインがワンポイントです。
おおらかさや温かみも感じられるデザインで、さまざまなシーンに映えます。電子レンジや食洗器に対応した、機能性の高さも魅力です。
商品名:ダンスク コーヒーカップ&ソーサー セージソング
ウエッジウッド「コーヌコピア コーヒーカップ&ソーサー」
「コーヌコピア」と呼ばれる、ギリシャ神話に登場する豊かさのシンボルをデザインしたエレガントなカップです。デザインをよく見ると、ユニコーンなどの動物たちが隠れています。
ダークブルーにクリームイエローや金縁が映える高貴なデザインは、来客用としても重宝することでしょう。容量は170mlあるので、ゆっくりとコーヒータイムが過ごせます。
商品名:ウエッジウッド「コーヌコピア コーヒーカップ&ソーサー」
ロイヤルコペンハーゲン「プリンセス カップ&ソーサー 200ml」
白に映えるコペンハーゲンブルーが美しい、シンプルなコーヒーカップ。ティアラを思わせる縁取りのみに施されたブルーデザインが特徴です。
白磁部分には凹凸の縦縞が入り、より繊細で上品な印象を与えます。白青の2色のみの使用と鱗状のデザインは、和食器とも相性がよく年齢を超えて愛されるデザインになっています。
電子レンジ・食洗器にも対応しているので、使いやすいでしょう。
商品名:ロイヤルコペンハーゲン「プリンセス カップ&ソーサー 200ml」
味わいのある陶器製コーヒーカップ
コーヒーカップは、素材の良さを生かしてデザインされたものが豊富です。味わい深さのあるものが好きなら、陶器製がおすすめです。見た目や手触りを楽しめる、陶器製の商品を紹介します。
Kakuni「かじゅあるらいふ カップ&ソーサー W30131」
Kakuni(カクニ)は美濃焼を中心に、伝統的な製法と使いやすさを併せ持つ製品を展開しています。色によって「なまこ」「うぐいす」「均窯」「粉引」と呼ばれる釉薬を使用し、独特の質感や色味を表現していることが特徴です。
温かみのある陶器はじっくりと眺めてみたくなるような、味わい深さが感じられます。手触りがしっとりとしているところや、シンプルで飽きのこないデザインになっているところもポイントです。容量は約200mlと、普段使いにぴったりな大きさとなっています。
商品名:Kakuni かじゅあるらいふ カップ&ソーサー W30131
まるいち本店「信楽焼コーヒーカップ 樹氷コーヒー碗皿」
信楽焼は、滋賀県の信楽町周辺で作られている陶磁器のことです。焼くとピンクや肌色のような美しい色が出る粘土を使用しています。信楽でとれる粘土は長石の含有量が多く、焼くと「粒状の模様」が出てくることも特徴です。
土から作られたコーヒーカップらしい、味わい深さが感じられます。ソーサーは粗く縞模様が刻まれ、手作りならではのぬくもりを演出してくれるでしょう。
カップの大きさは幅約12×奥行9.5×高さ7.5cmで、ソーサーの直径は約15.5cmと、大きすぎず小さすぎないサイズです。落ち着いた風合いがあり、来客用にも向いています。
商品名:まるいち本店 信楽焼コーヒーカップ 樹氷コーヒー碗皿
透明感が魅力のガラス製コーヒーカップ
ガラス製のコーヒーカップは、中身が透けて見えます。コーヒーの微妙な色合いの違いを楽しみたいなら、ガラス製もおすすめです。透明感が魅力のガラス製コーヒーカップの中から、おすすめの商品を紹介します。
KINTO「CAST コーヒーカップ&ソーサー」
耐熱ガラスのコーヒーカップと、磁器製のソーサーのセットです。カップを手にしたときに優雅に見えるように、こだわってデザインされています。ハンドルが持ちやすく設計されているところもポイントです。
シンプルなので、デザートカップとしても利用できます。電子レンジや食洗器にも対応している機能性の高さも見逃せません。
容量は約220mlで、ソーサーの大きさは直径13.5×高さ2cmと、取り皿としても使いやすいサイズです。ステンレスや木製のソーサーとコーディネートしても、おしゃれな雰囲気になります。
商品名:KINTO CAST コーヒーカップ&ソーサー
ICHENDORF「ピューマ コーヒーカップ&ソーサー」
ICHENDORF(イッケンドルフ)は、ドイツで誕生したガラスメーカーです。熟練の技術とモダンなエッセンスを融合した、さまざまなグラスウエアを展開しています。
「ピューマ コーヒーカップ&ソーサー」は、透明度の高さと繊細なデザインが魅力です。丸みのある持ち手が、優しい雰囲気を添えています。ソーサーもガラス製で、テーブルクロスやランチョンマットのデザインを邪魔しません。
耐熱性の高い特殊ガラスを使用しており、耐熱温度は-18℃~99℃です。通常の耐熱ガラスよりも繊細に作られているので、取り扱いに注意が必要になります。
商品名:ICHENDORF ピューマ コーヒーカップ&ソーサー
HARIO「耐熱ティーカップ&ソーサー」
HARIO(ハリオ)は1921年に創業したメーカーで、茨城県古河市に日本唯一の耐熱ガラス量産工場を有しています。国産の製品にこだわりを持つ人におすすめなメーカーです。
「耐熱ティーカップ&ソーサー」はシンプルな形状で、コーヒー・紅茶・ハーブティーなど、さまざまな飲み物に使えるので一つあると重宝するでしょう。
口径が広く設計され、香りを楽しみたい飲料に向いています。容量は約230mlと、食事にもティータイムにも活躍してくれる大きさです。
商品名:HARIO 耐熱ティーカップ&ソーサー
シンプルなデザインのコーヒーカップ
毎日、使用することを考えるなら、シンプルで使いやすいコーヒーカップが便利です。どんなテーブルウエアにも合わせやすく、飽きのこない商品を紹介します。
nuova point「カプチーノカップ アマルフィ」
nuova point(ヌォーバポイント)は、バーやカフェなどで使うシンプルで耐久性の高い軟陶器製のコーヒーカップを生産しています。軟陶器には独特の柔らかさがあり、1点ごとに“えくぼ”や“でっぱり”などの個性が感じられることが特徴です。
コーヒーが冷めにくいように肉厚に作られており、自宅でも手軽に専門店のような雰囲気を感じられる本格的なデザインとなっています。丸みのある優しいフォルムや飽きのこないシンプルなデザインが好きなら、持っていて損はありません。容量は約145mlとなっていて、飲み切りやすいサイズです。
商品名:nuova point カプチーノカップ アマルフィ
リンドスタイメスト「エボニー 黒いカップ&ソーサー」
シックな雰囲気が好きな人におすすめな、黒いカップ&ソーサーです。ツヤを抑えたセミマットな質感が、スタイリッシュな雰囲気を引き立てます。シンプルで使いやすいだけでなく、安全性や使いやすさにもこだわって作られています。
飲料に含まれる酸性の成分や、食器用洗剤のアルカリ性などに影響されない耐久性があり、有害な物質は使用されていません。約280mlと、飲みごたえが感じられる容量です。
商品名:リンドスタイメスト エボニー 黒いカップ&ソーサー
おしゃれな北欧ブランドのコーヒーカップ
北欧ブランドのコーヒーカップは、デザインにこだわったものが豊富に見つかります。個性的なアイテムが好きな人や、お気に入りの一品を見つけたい人におすすめな商品を見ていきましょう。
ARABIA「パラティッシ コーヒーカップ&ソーサー ブラック」
ARABIA(アラビア)を代表するデザインの一つである、パラティッシのコーヒーカップ&ソーサーです。パラティッシはフィンランド語で「楽園」という意味があり、繊細なタッチで花や果実が描かれています。
華やかさや明るさが感じられるデザインは、リラックスタイムや大切なお客様のおもてなしにぴったりです。ブラックパラティッシは一度は廃盤となってしまったものの、人気の高さから再生産されました。
モノトーンが落ち着いた雰囲気を醸し出してくれるので、使用するシーンや使う人の年齢を問わずに愛用できます。容量は約180mlで、朝食やティータイムに丁度良いサイズです。
商品名:ARABIA パラティッシ コーヒーカップ&ソーサー ブラック
Iittala「タイカ コーヒーカップ&ソーサー ブルー」
タイカはフィンランド語で「魔法」という意味を持つ言葉です。シンプルなコーヒーカップに、幻想的で華やかなイラストが描かれています。コーヒーを飲むときだけでなく、カップボードのアクセントとしても存在感を放ってくれるアイテムです。
Iittala(イッタラ)の「ティーマ」や「カルティオ」などのシンプルなシリーズと組み合わせて使用しても、違和感がないように考えられています。容量は約200mlと、レギュラーコーヒーに使いやすいサイズです。
商品名:Iittala タイカ コーヒーカップ&ソーサー ブルー
エスプレッソ用の小ぶりなコーヒーカップ
濃厚な味わいのエスプレッソを飲むなら、専用のカップがあった方がより充実した時間を過ごせます。エスプレッソを楽しみたい人におすすめなコーヒーカップを、チェックしましょう。
BIALETTI「カップ&ソーサー」
コミカルなビアレッティおじさんのイラストが印象的な、エスプレッソカップとソーサーのセットです。
BIALETTI(ビアレッティ)はイタリアの小さなまちで生まれたブランドで、約100年にわたり家庭用の調理器具を作ってきました。カップにも描かれているビアレッティおじさんは、2代目のレナト・ビアレッティをモチーフにした、ブランドのアイコン的存在です。
容量は約50mlと、エスプレッソの濃厚な味わいを十分に堪能できるサイズです。
商品名:BIALETTI カップ&ソーサー
BLOND「エスプレッソ カップ&ソーサー」
シンプルなデザインのエスプレッソカップ&ソーサーです。ストックホルム美術大学の教授によって作られたデザインチームが手掛けています。
ボーンチャイナ製でツヤがありツルっとした表面をしていますが、盛り上がりのある「ストライプ模様」を加えることで、見た目がおしゃれなだけでなく手になじむように作られています。
シンプルさの中にも個性的なアクセントがあり、飽きずに長く使えるでしょう。容量は100mlと飲みごたえのあるサイズで、デミタスカップとしても使いやすくなっています。
商品名:BLOND エスプレッソ カップ&ソーサー
デイリーに活用したいマグカップ
コーヒーは特別な瞬間だけでなく、日常的に楽しめる飲み物です。お気に入りのマグカップで飲めば、日々の生活に彩りを加えられます。毎日、使用したくなる魅力を持ったマグカップを紹介します。
Fire-King「スタッキングマグ ジェダイ」
Fire-King(ファイヤーキング)はアメリカ生まれのブランドで、ミルクガラス製のテーブルウエアを手掛けてきました。半透明なので、コーヒーの色が薄っすらと透けて見えることが特徴です。1940年代から生産を開始し1986年には生産を終了しましたが、Fire-King Japangが古き良きアメリカンな雰囲気を感じられるアイテムとして復活させました。
ヒスイ色の「ジェダイ」は人気があるカラーの一つで、1940~50年代に製造されており、人気の高さから日本でスタッキングマグとして再販されました。テーブルの上にあるだけで、日常におしゃれな雰囲気を加えてくれます。
商品名:Fire-King スタッキングマグ ジェダイ
FALCON「ホーロー マグカップ」
素朴な雰囲気が感じられる、ホーロー製のマグカップです。ホーローは、スチールの本体にガラスの釉薬を焼き付けて作られ、独特のツヤと滑らかな質感を持っています。
FALCON(ファルコン)はイギリスで長い歴史を持つ、ホーロー食器ブランドとして有名です。表面が厚めに加工され、耐久性や耐熱性に優れているので日常的に使用できます。
丈夫さを見込まれて、アウトドアシーンに使用されることも少なくありません。口をつける部分の滑らかさにもこだわって作られ、優しい口当たりを楽しめます。
商品名:FALCON ホーロー マグカップ
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アウトドアにおすすめの保温性の高いタンブラー
アウトドアシーンでコーヒーを飲みたい人は、携帯性や保温性が考えられたタンブラータイプの容器がおすすめです。家やオフィス、アウトドアにも便利なタンブラーを紹介します。
STANLEY「真空マグ」
容量約230mlと、1人分のコーヒーを持ち運べるように作られたタンブラーです。さびにくい18/8ステンレス素材を使用し、化学物質のBPAを極力使用せずに作られています。
ふたは上下に二つのパッキンを備え、移動中も中身がこぼれません。ふた・飲み口・本体を分離させられるので、隅々まで洗えて衛生的です。
保温効果だけでなく保冷性にも優れ、アイスコーヒーもおいしく飲めます。本体の直径が約7.9cmと広口で、スープなどを持ち運ぶ際にも便利です。
商品名:STANLEY 真空マグ
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THERMOS「真空断熱タンブラー」
ふたが「スライド式」となっていて、飲みたいときに簡単に開閉できる仕組みです。洗いやすさにもこだわり、ふた・パッキン・スライド部分を分離できます。
パーツと本体は食洗器に対応しているので、お手入れを簡単に済ませたい人にもおすすめです。二重構造で外側が熱くなりにくく、持ちやすさも考えられています。ただしふたが密閉されるものではないので、持ち運びには注意が必要です。
冷たい飲料を入れたときは結露しにくく、テーブルの上やバッグの中がビショビショになりません。約400mlと大容量で、たくさんの飲料を飲みたい人を満足させてくれます。
商品名:THERMOS 真空断熱タンブラー